ご近所散歩 ちょいと浅草《羽子板市》
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意外に?おいしいものがある沖縄。
昼食は「タコライス」。別にタコは入っていない。挽肉、トマト、レタス、チーズなどメキシコ料理「タコス」の中身が、ごはんの上にのる。辛目のソースをかけて食べる。1,050円
これも昼食だが、ソーキそば。豚肉の角煮がのる。そばではなく、うどんだ。カツオだしが決め手だ。1,050円。
夜は、町の《しろま食堂》でオリオンビールや泡盛(菊の露)で乾杯である。ゴーヤチャンプルやティビチ(豚足)、メジマグロの刺身もうまい。なんだか、ここは酒のつまみになるものが、たくさんある国だ。
■お食事処 しろま(城間:しろま食堂)
■ 沖縄県那覇市西2-20-24
■TEL:098(868)3433
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一年の平均気温が20℃を超える沖縄では、清涼飲料水は欠かせない。自動販売機では、「おーいお茶」の日本茶やウーロン茶よりも「さんぴん茶(ジャスミン茶)」がポピューラだ。沖縄から近い台湾で、「ジャスミン」は、シャンピン(香片)という。これが転じて「さんぴん」になったそうだ。
ハワイに駐在していた頃、よく飲んだのが伊藤園(現地法人)が生産しているお茶やアイス・ティー、ジュースだった。《ALOHA MAID(アロハ・メイド)》ブランドで、1986年(昭和61年)頃から発売しているそうだ。この《ALOHA MAID》ブランドが、沖縄でも自動販売機に登場。なんとなくなつかしくて、さっそく飲んだ。120円。
《ALOHA MAID》は三種類。沖縄限定販売。英文表示は、(OKINAWA ITOEN)ALOHA MAID fruit drink.(アロハ・メイド フルーツ・ドリンク)
Guava(グァバ)は、すっきりうまい。Fruit Punch(フルーツパンチ)は、マンゴー、ライチ、パイン、オレンジ、シークワァーサーのミックスジュース。Pink Lemonade(ピンクレモネード)は、レモン・ジュースだ。いずれも果汁は1%だが、しっかり果物の味がする。
夏場にしか売れないだろうけれど、東京でも発売したらいいのに、と勝手に思う。
知らない寿司屋に入ると、なぜがドキドキする。まず入口をあけると、「いらっしゃいませ」の声と同時に、板前さんにこちらの頭の先から靴先までじろりと見られてしまう。そんな恐怖を取り除くために、浅草の小さな居酒屋風寿司屋《いさりび》での値段と握りの種類の違いを公開していただいた。
「ランチ握り」。握り7貫。旬のものが出るのでうまい。野菜サラダ、お吸い物、これにデザートが付いて1,380円。
「上握り」。握り7貫、巻物1巻。やはりランチより、上ランクのものだ。1,890円。
「季節のおまかせ握り」。握り10貫、巻物1巻、お好み1貫。食べ応えあり。3,150円。
本当は、カウンターで塩辛をサカナにちびちびやっていたら、たまたまオーダーが重なったので、勉強のために許可を得て撮影したもの。
■ 寿司 いさりび
■ 東京都台東区浅草2-1-5
■ TEL:03(3841)5140
■ 営業時間/11:30~14:30 17:00~21:00
■ 火曜日は昼のみ。水曜定休。
日本が高度成長を続けていた頃、旅行業界は「団体旅行」をおもな収入源としていた。首都圏から近い温泉地には、多くの大型温泉旅館が建ち並んだ。週末ともなると、観光バスが何台も列をなしてたくさんの職場旅行(慰安旅行)や招待旅行のお客様を運んでいた。
夕方、宿へ入ると団体のお客たちは、我先にと大浴場へ行く。大風呂の入口にはスリッパが無造作に脱ぎ捨てられ、脱衣所や洗い場は行列になった。ひと風呂浴びると、ぞろぞろと宴会場へ集合し、銘々がお膳にすわる。団体旅行のメインである大宴会が始まる。きちんと序列のある団体であれば、幹事があらかじめ席順を決め、上座には誰々が、入口近くには幹事が・・・などど、大忙しである。
しばらくのざわざわの後、宴会が始まる。あいさつと乾杯の音頭。それでは酔わないうちにと、幹事が明日の朝食の時間と場所を案内し、出発時間を告げる。気のきいた団体なら、二次会の案内を入れる。さらに、部屋の冷蔵庫は個人会計になるので、明日出発前に必ず部屋ごとに清算を済ませるよう説明する。その後は趣向があれば、様々な出し物や隠し芸、ゲームなどに興ずることになるが、昨今の宴会は退屈なカラオケ大会へと変貌していく。無礼講とか、酒の上での話といいながら、人々は失敗することを恐れて、とりあえずは上役や上位の先生方の上座に、お酌の行列をつくる・・・。
先日、鬼怒川温泉での会議で、『現代観光とホスピタチティ』や『現代観光総論』の著者であり、日本観光研究学会の会長も務めた、立教大学名誉教授の前田勇先生とご一緒した。先生はツーリズムも専門だが、長い間日本の観光産業の現場を見ながらサービスや問題点などを指摘し、多くの提言をおこなっている。
前田先生のお話によれば、旅館に来て、温泉に入り、ゆったりした気持で宴会になれば、日本人ならやはりすわって食事をしたい。しかし宴会の畳に座布団を敷き、あぐらをかいてすわる形式だと何種類もの料理を配膳するのには、大変な労力が必要で、まさに農村の田植えと同等の疲れだそうだ。したがって宿の仲居さんたちは、高齢化すると腰や膝を痛めるのが常である。宴席前の準備から、温かいものを次から次へ提供する彼女たちの努力によって支えられているため、「日本式宴会」は続けられているのかもしれない。なるほど、うだうだしないで、さっと宴会は2時間で締めよう。片付けも田植えと同じ重労働なのだから。(写真:鬼怒川グランドホテル)
日光の老舗《油源(あぶらげん)》調整の《味めぐり弁当(冬づくし)》を食べた。東武日光駅や鬼怒川温泉駅で売られている「駅弁」なのだが、なかなか侮(あなど)れないほど、おいしい。
《味めぐり弁当》の冬バージョン。日光舞茸と湯波(ゆば)ごはん、白飯に山椒の2種類の栃木コシヒカリ米に、こんにゃく、牛蒡(ごぼう)、鶏肉、海老、ホタテ、里芋などの副菜もうまい。羊羹、栗、イチゴなどのデザートもつく。1,000円。
ベースにあるコンセプトは、その土地で採れた食材を多く使った「地産地消」である。やはり旅行先では、その場所ならではの名産・名物を食べてみたいものだ。湯波の味もよい。こういった地道なこだわりは、必ず市民権を得るものだ。
■ 油源
■ 栃木県日光市鉢石町1028-1
■ TEL:0288(54)1627
浅草を歩いていると、なんだかおもしろい品物を売っている店もある。
人力車の「時代屋」さんの店先で発見。「足袋型シューズ リキシャマン・スニーカー」。4,500円。お祭りのときなどに履くものだ。それなら地下足袋(じかたび)でもいいと思うだが、たぶん動きやすいのだろう。4,500円が高いのか安いのかわからない。
■時代屋
■ 東京都台東区雷門2-3-4
浅草寺、宝蔵門近く弁天山の「中屋」さんで発見。お祭り用品の販売店だ。獅子舞でつかう「獅子頭(ししがしら)」で、一尺の大きさ、35,000円。日常生活では置物にしかならないが、お神楽など郷土芸能には必要なものかもしれない。これもまた、高いのか安いのかわかならない。
■中屋
■ 東京都台東区浅草2-2-12
お祭りに縁のある浅草には、歴史と伝統を誇る《宮本卯之助(みやもと・うのすけ)商店》がある。御輿(みこし)、太鼓(たいこ)などを製造・販売するお店である。こちらにも獅子頭があるそうだ。機会があれば紹介したい。
ご存知、浅草・弁天山の小さなお寿司屋さん《いさりび》のランチである。毎週火曜日のお昼限定で、「光物尽し丼」(980円)がある。新鮮な野菜サラダ、お吸い物、和風デザートがつく。とにかく光物(サバ、コハダ。アジ)が好きなので、火曜(カヨウ)の昼はいつも通う(カヨウ)。
サバ(鯖)、コハダ(小肌)、アジ(鯵)のほか、夏から秋にかけてはサンマ(秋刀魚)が、どんぶりに、のることもある光物丼。アジはタタキにしてある。もちろんコハダも夏場は、小ぶりなシンコ(新子)になる。季節に応じて提供される素材は、《いさりび》の大将が毎日、築地で旬の、その日一番のものを仕入れてくるので、海がしけていたり、大将の気に入ったものがないと、サバさえない日もあり、この「光物尽し丼」が、ない日もある。とくに「サバ」は、大将の絶妙な酢締め加減で、いつもおいしくいただく。「サバ」をよむことなない。
「サバ」は関東近郊では、松輪産がおいしい。もちろん広い意味の江戸前、東京湾で獲れる富津産や横須賀産も《いさりび》で使われる。3月には佐渡産、4月は長崎産そして5月には石川産も食べた。「マサバ」の旬は秋、10月だそうだ。
「コハダ」は一年を通じて見かけるものの、寒くなる11月から1月頃がおいしい。《いさりび》では、熊本産、佐賀産、天草産など九州のものも入る。
「シンコ」は一般的には8月後半がよいとされるが、《いさりび》では7月23日に熊本産のものが初入荷、小さいので5尾付けで握ってもらった。シンコも大きくなると、その独特の軽いうまみがなくなってくるので8月中が旬だろうか。
「アジ」は夏場がおいしい。7月8月が旬とされるが、《いさりび》では、4月14日千葉産、5月15日富津産、6月11日房総産のほか、6月下旬鳥取・境港産や石川産、氷見産も出た。夏場の7月には沼津産であった。
「サンマ」は、今年7月10日の新サンマの初入荷(北海道根室産)ものを大将が用意してくれた。肝醤油でいただいた。その後、釧路や厚岸産のものが生で供されたが、10月半ばには終了。やはり、脂ののり具合は「秋」の魚で9月10月が旬といったところだろう。
・・・要するに世間の「旬」にこだわらず、その時期に一番おいしく新鮮な魚を仕入れることができる大将の「目利き」に感謝。
このブログでも何度も取り上げた安政七年(1860)、つまり「万延元年の遣米使節団」がハワイ・ホノルルに寄港した際、宿泊したのが《フレンチホテル》である。
新見豊前守(しんみぶぜんのかみ)の従者、玉虫左太夫(たまむしさだゆう:仙台藩史)の記録には、ホテルの様子が描写されている。このホテルは、ホノルルのフォートストリートとホテルストリートの交差するあたりにあった。
海岸からおよそ2km弱、レンガ造りで白壁のホテルは、平屋建てで一部2階建てであった。全部で8棟の建物があり、4棟は酒場(レストラン)、浴場、厨房に主人の居住スペースだ。残りの4棟に上陸した使節団一行が宿泊した。2棟は大きな2階建てでメンバー上位の奉行から調役が泊まった。部屋は2間から3間の広さというから6畳から8畳程度の広さだろう。ガラス窓がつく。日本家屋のような障子窓はない。花もようのカーペットが敷かれ、靴のまま出入りをする。タテ1間(1.8m)ヨコ半間(90cm)ほどの寝台(ベッド)が置かれ、床からは高さ3,4尺(1m)ほどだ。上から蚊帳のような白い木綿の布をつるしてある。布団は羽毛か木屑を詰めてある。
一行の従者や身分の低い者たち36名は、ほかの2棟をあてがわれた。
「大勢で大混雑であり、寝る場所もない。部屋の四隅には塵(ちり)が積もっていて決してきれいではない。それまで狭苦しい船の上で寝泊まりをしていたので、期待していたが、これなら船上の方がましだ。」(玉虫左太夫、「航米日録」日本思想大系『西洋見聞集』岩波書店より、現代語訳)
写真(スケッチ)をみると、国民宿舎のような建物がならぶ。《フレンチホテル》が150年前のホノルルの最高級ホテルであったようだ。ちなみに玉虫は「仏蘭西旅館」と記している。
(イラストは、小田基著「玉虫左太夫『航米日録』を読むー日本最初の世界一周日記―」東北大学出版会および宮永孝著「万延元年のアメリカ報告」新潮選書から引用した)
浅草弁天山の小さなお寿司屋さん《いさりび》で、好みの握りをいただく。まさに旬のうまさを味わう。
煮はま(煮蛤:はまぐり)。鹿島灘産。冬から春にかけておいしい。もちろん下拵えは、さっと茹でて、甘辛の煮ツメをつけて。やわらかい。
大西洋の中トロ。寿司(鮨)の王道かな。
メジトロ(山口産)。やわらかいメジマグロのトロ。なかなかいける。
大好きな三陸産の牡蠣(カキ)を昆布で締めてある。塩でいただく。旨みが生きる。
ホタテ。職人の細工包丁の技で、繊維を残したものと繊維を切ったもの。歯ごたえ抜群。
アイナメ(銚子産)。晩秋から冬のうまさである。しっとりやわらかい白身、それでいて脂(あぶら)を感じる。塩で食す。これが真打。
浅草は伝法院通りにある、無添加手作り甘納豆の《浅草 大沢屋》には、メインキャラクターの「豆蔵(まめぞう)くん」がいる。お店でうかがったら、豆蔵くんは「豆道」一筋、二十年、豆に働いてきたそうだ。
この豆蔵くんのペットボトルカバーが、知る人ぞ知る浅草土産として、密かにブームになりつつあるそうだ。カバーといっても「靴下」のような形で決してカッコよくはない。色も靴下のようにグレーや茶色、白など何色かある。通常1つ200円だが、たまに(売れ残りを心配して)100円で売ることもある。
なんとなく人生の哀愁ただよう豆蔵くんグッズが今後たくさんできることを祈っている。
■ 浅草大沢屋
■ TEL: 03(3841)6815
最近、都内のJRの駅で見かけるポスターが好きだ。「お正月は列車でふるさとへ」と題したもので、上越新幹線(とき、たにがわ)バージョンと秋田新幹線(こまち)バージョンがある。なぜか心あたたまる雪の風景である。
実はラジオで、JR東日本が「お正月は列車でふるさとへ」のCMを流している。3種類あるようだ。これがまた、泣かせるストーリーなのだ。
1 お父さんの白い車編(東京で学生生活を送る娘の帰省)
私の実家は駅からそんなに遠くない。だから学校が休みに入って帰省するときは、
「駅に着いたら電話するね」っていってある。それなのにホームへ入る列車の窓からは、いつもお父さんの白い車が見える。暖房を効かせて30分も前から待っているって、お母さんが教えてくれた。そういえば、子どものころもいつも待っててくれたよね。
お正月は列車でふるさとへ。あなたの帰省を応援します、JR東日本。
2 おしゃべりな母さん編(東京で働く息子の帰省)
なぜか俺が田舎に帰ると、近所の人たちが冷やかしにやってくる。
「元気にやってるか」とか「仕事はどうだ」とか「彼女は連れてこないのか」とか。
どうやら母さんは、近所の人たちに息子のことをよく話しているらしい。だから久しぶりの帰省もかなり喜んでいたそうだ。いろいろしてやりたいけど、これがいまの俺にできる精一杯の親孝行だから。
お正月は列車でふるさとへ。あなたの帰省を応援します、JR東日本。
3 小さな布団編(東京へ嫁いだ娘が孫娘を連れての帰省)
娘を連れてはじめて帰省した去年の年末。娘のために敷かれた布団を見て驚いた。
それは私が小さいころ、寝ていたものだった。あんな昔のものがまだあるなんて思ってもいなかった。いつか孫にも寝てもらう日を楽しみにお母さんが大切にしまっていたみたい。底冷えがする夜なのに、ちょっとだけ、あったかくなったよ。
お正月は列車でふるさとへ。あなたの帰省を応援します、JR東日本。
子をもつ親になってみると、はじめて親の気持がわかる。顔を見せてくれるだけで、とくに母親はうれしいものなのだ。だから母親はいつでも帰る所だと思う。そして母は、いつだって無条件にすべてを受け入れてくれる存在。たとえ世界中が敵であっても。
久しぶりに新潟「瀬波温泉」へ添乗した。そこで帰りに昼食は、小千谷(おじや)で名物の《へぎそば》を食べた・このさばについては、以前にこのブログで塩沢(越後湯沢)の中野屋を紹介したことがある。
うまいそば《へぎそば 中野屋》 新潟県南魚沼郡
http://tabikoborebanashi.cocolog-nifty.com/blog/2006/11/post_388d.html
今回は『わたや』平沢店へ行く。良質のそば粉に「ふのり」をつなぎに使う。板の上に一口大のそばが盛られる。のど越しがよく、実にうまい。若干、水気が多いのと、江戸前に比べ「つゆ」が薄いのは文化の違い。久々に再会した《へぎそば》に感動。
(写真は3人前)
■ わたや 平沢店(関越自動車道、小千谷インターから5分)
■ 新潟県小千谷市平沢1-8-5
■ TEL:0258(83)0588
■ 営業時間/11:00~21:00(隔週木曜日定休)
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