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バンフ観光温泉ホテル---バンフスプリングスホテル

カナダこぼれ話1 バンフ観光温泉ホテル---バンフスプリングスホテル

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 カナダツアーといえば、カナディアンロッキーで、当然のことながら有名な「バンフ スプリングス ホテル」に泊るのが定番であった。確かに、このホテルは外からみればお城のようで豪華だ。だがしかし1888年開業で実に120年も経っている。

770ルームもあるが、部屋は狭く、館内は迷路のような造りだ。シーズンになると大きなレストランでも2回転させるので、夕食は午後5時半と午後8時の2本立てなんてこともある。一度は泊ってみたいが、二度と泊りたくないとの感想が多い。

 

しかし私は、2度泊った。8月のピークシーズン、有名なオーバーブッキングの経験をした。大学の同級会のカナダ旅行、参加者は60代の夫婦10組。バンフスプリングスにチェックインをする。すると2泊するはずが、1泊分しか部屋はないという。フロントでホテルと交渉してもらちがあかない。現地旅行者(ランドオペレーター)の責任者に来てもらって話をしてもらうが、すみませんすみませんの一点張りで、とにかく部屋が出てこない。1泊はバンフに泊っていただき、翌日は「カナナスキス」へ行けという。カナナスキス・リゾートは、日本人にはあまり知られていないが、ゴルフ場も隣接する高級リゾートでバンフからも近い。ロッジ・アット・カナナスキスといって1988年カルガリーオリンピックの時に建築された高級ホテル。部屋数は320ルームである。ホテル側は、すべてのお客様にスィートルームを用意し、夕食時のレストランでは、(どんなに飲もうと)飲み放題にするという。

お客様はそれでも納得しない。

「バンフスプリングスに泊るのが楽しみで参加した」

「これは旅行会社の責任だ、いったいどうするつもりだ」

さすがに人生経験の豊富な方々なので、金返せなどとは言わない。それでも、カナナスキスがどんなにすばらしいか、説明をしても効果がない。こんな時の添乗員は、まさに針のムシロである。すばらしい夕食をとっても盛り上がらない。そこで現地のランドオペレーターの社長さんにホテルへ来ていただき、お客様にお侘びをしていただき、今日のバンフの飲み物代も無料にしてもらった。もちろん、最高級のワインを何本も頼み、ほとんどの男性陣が酔っぱらった。60代の紳士達は、しこたま酒を飲んだせいか、文句を言うより、

「添乗員の君には、責任はないよ。」

「むしろ、あなたも被害者だよ。」・と、ひとまず解散。酒代、約6万円がロハ。

 

バンフ観光温泉ホテルにお泊まりの節には、オーバーブッキングにご注意。もちろんちゃんと泊れたことの経験が多いけれど。(バンフスプリングスホテルには大浴場はありません、念のため。近くに温泉があるのだから、大浴場や露天風呂があってもいいのにな、と思うのが私だけでしょうか。)

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