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志賀高原で手づくりジャムを

志賀高原の手づくりジャム ホテルマウント志賀

  志賀一ノ瀬に山小屋風のホテルがある。43ルームと決して大型ホテルではない。ロビーには英国風パッチワークや絵画が飾られ、明るく落ち着いた雰囲気である。もちろん、ウィンターシーズンには、スキー場が徒歩圏内だし、宿泊料金も手頃だから人気の宿だ。(一の瀬ファミリースキー場まで100m、焼額山スキー場まで800mと近い)

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でも本当は、静かなグリーンシーズンの春から夏に行ってほしい。しゃれた館内のレストランでいただく夕食は、旬の素材を生かした和食から、中華、はたまたワインを飲みながらイタリアンまで、お客様のリクエストにあわせてくれる。

本格的なアフタヌーン・ティーを楽しみたいなら、ロビーの「アプリコット・カフェ」へ。親切なおばあちゃんが提供する自家製のパンやクッキーに、おいしい紅茶がある。

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朝食に出すために準備した手づくりジャムがおいしい。地元の材料しか使わないジャムは、あんず・いちご・りんご・いちじく・ブルーベリーなど、すべてが果物と砂糖にレモンのみ。(りんごジャムには、香り付けでシナモンが入る)無添加である。

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とくに「ブルーベリー」と「いちご」はおすすめ。まだ粒のまま、果実の形を残すプリザーブ・ジャム。あまりにも評判がよいので、数年前、販売することにしたそうだ。一びん320グラム。ホテルの売店で購入できる。大量生産ができない関係で断り続けていたが、いくつでもできる範囲でと説得され、ついに東京・日本橋三越で販売するようになった。インターネット販売や通信販売もしない。どうしてもほしいと熱心におねがいすれば、着払いの宅配便で送ることもあるそうだ。

家族で作るジャムだが、長野県産の果実だけを自然のまま使う。お菓子の材料にするいちごやりんごなどは、ややもすれば形がくずれたものや痛みかけたものが多い。しかしここでは、そのまま食べておいしい材料しかジャムにしない。素材を煮詰めながら徐々に砂糖を加え、甘さを決める。決して甘すぎることもない。

もうひとつ、こだわりがある。ジャムのびんのフタがなかなかあかない。自然のままで防腐剤など無縁だから、フタがゆるいと酸化してすぐ腐ってしまう。だから特注のガラスびんは、かなりきつく閉めてある。小さな紙切れが入っていて、びんを逆さにして、1分位、お湯で煮る(湯煎する)とフタがあきやすいと、書いてある。

おまけに、オーナーのめい御さんがデザインした、パッチワーク調の包装紙で飾ってある。なるほど家族で手づくりの味。わざわざジャムを買いに、志賀高原へ行くのもいいなあ。(ホテル マウント志賀 TEL:0269-34-2727)

※写真はマウント志賀、黒岩社長提供、ジャムはたろべえ撮影

※黒岩社長さんは、2011年11月逝去されました。謹んでご冥福をお祈りします。

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コメント

ホテルマウント志賀のジャム、食べてみたいですね。そういえば軽井沢の沢屋のジャムが上野駅で限定販売していますね。(中央改札前の大きな売店)沢屋のは好きですよ。

投稿: 杉並の旅人 | 2006年7月 6日 (木) 14時00分

杉並の旅人さん、コメントありがとうございます。マウント志賀さんのジャムは、本当においしいです。ブルーベリー、いちご、りんごは、おすすめ。いまの時期なら「あんず」です。
ホテルへ電話して社長の黒岩市兵衛さんにお願いすれば、きっと送ってくれます。代金は銀行振込みかな。確かブルーベリーが1,000円でいちごが700円だと思うのですが。

 それから実は私、大学生の頃から軽井沢の沢屋のジャムのファンでして、「上野駅」は通勤の途中に通るので、知っていました。でも結構高いのでいくつも買えませんね。情報ありがとうございました。

投稿: たろべえ | 2006年7月 6日 (木) 17時51分

本日、志賀高原一の瀬「ホテルマウント志賀」へ行って来ました。話の『ジャム』を求めて!
運の良い事に、【あんずジャム】今年初の出来たてを頂きました。「あんず」の香りの中に、甘味と酸味の調和、焼きたてトーストに合いましたよ。
話によると「アンズ」を使った新作が出るそうなんで楽しみです。ごちそうさまでした。

投稿: ぺクちん | 2006年7月 8日 (土) 23時14分

ペクちんさん、
マウント志賀へ行かれたそうで、しかも旬のあんずジャムですが、よかったですね。私もあんずはこの間、ホテルでいただきました。こんどの新作は、320グラムではなくて、もう少し小さい小瓶ジャムときいていますが。

投稿: たろべえ | 2006年7月 9日 (日) 23時38分

ペクチンさんの行動力には、驚きです。本当に志賀高原へジャム買いに行かれたとは、さすがです。私も夏休みに行ってみたいです。

投稿: 杉並の旅人 | 2006年7月10日 (月) 13時50分

ホテルマウント志賀の黒岩社長から、お電話をいただいた。このブログの反響がすごいそうだ。毎日、電話の問合せが5~10件。中には実際に東京からジャムを買いにくる方もいる。でも本当の、無添加の、おいしいジャムを知っていただくことは間違いではないと思う。これからもウソや作り話はやめよう。たくさんの読者のみなさんのために、良質な話題を提供していきたい。

投稿: もりたたろべえ | 2006年7月14日 (金) 01時02分

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