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甲州の代表的な郷土料理《ほうとう》 武田信玄の陣中食だった!?

甲州の代表的な郷土料理《ほうとう》 武田信玄の陣中食だった!?

 山梨(甲府周辺)の郷土料理といえば、《ほうとう》鍋だ。小麦粉を練った極太で平たい麺を野菜と共に煮込む。味付けは味噌だ。「野菜入りの味噌煮込みうどん」と表現した方がわかりやすいかもしれないが、甲州人は断じて「うどん」ではないという。とくに味噌仕立てのスープに溶けたトロトロのカボチャが入った「かぼちゃほうとう」が人気である。Photo_71

 具としての野菜は、カボチャのほか、ジャガイモ、里芋、白菜、ネギ、ごぼう、にんじん、椎茸やしめじなど、その時の、旬の野菜でよいとされる。豚肉や鶏肉を入れるのもよい。信玄の陣中食・野戦食といわれる由縁は、戦(いくさ)に小麦粉と味噌を持参して、その地にある野菜を調達すればすぐ調理ができ、栄養価も高く、腹持ちもよいからだ。

 本当に信玄がほうとうを推奨したかどうかの真偽の程は、明らかではないが、確かに甲斐の国(山梨)の甲府盆地は、地理的に山が多く水田は少ない。米は貴重だった。奈良から平安時代に中国の禅宗の僧が、「うどん」と同時に「ほうとう」を日本に伝えたのがルーツらしい。

 《ほうとう》は正式には「饂飩(はくたく)」と記す。「はくたく」→「はうたく」→「はうたう」→「ほうとう」に変化したらしい。俗説の「放蕩」(息子)や(伝家の)「宝刀」に由来するというのは、根拠がないそうだ。

ちなみにうどんも「饂飩」と表記するが、ほうとうは、決して「うどん」ではなく甲州の郷土料理である。また北関東の麺文化では、山梨近郊の群馬県には醤油味の

「おっきりこみ」(やはり幅の広い平打ちの麺に野菜が各種入る)がある。群馬に近い埼玉県北西部や秩父などにも同様な郷土料理が存在する。長ネギで有名な埼玉県北部の深谷市では、同じ田舎料理を「煮ぼうとう」と呼んでいる。

※写真は山梨の志村製麺さん提供(通信販売で申し込める)

http://www.bidders.co.jp/dap/sv/nor1?id=22789312&p=y#body

kome

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コメント

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投稿: 中里 翔太 | 2007年6月 4日 (月) 10時25分

jhgereretyrg

投稿: 中里 翔太 | 2007年6月 4日 (月) 10時26分

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