« 西欧美術紀行 目次1 | トップページ | 甲斐と信濃 風林火山 出陣 »

甲斐と信濃 いざ風林火山

甲斐と信濃 いざ風林火山

 来年、平成191月スタートのNHK大河ドラマ『風林火山』に向けて、山梨県と長野県が動き始めている。大河ドラマといえば、ご当地もので舞台になった歴史の地は、かならずや、一大観光ブームとなっている。

最近では、2000年の《葵 徳川三代》の静岡、2002年の《利家とまつ 加賀百万石物語》の金沢、2004年の《新撰組!》での京都。放送中の《功名が辻》では、期待に反して四国の高知ではなく、滋賀が人気だ。当然、地元では数々のイベントを催し、登場人物にちなんだ博覧会を計画する。観光客がふえる。1年間続く大河ドラマの集客力は、おそるべしだ。

先日、長野県庁でおこなわれた『2007年信州キャンペーン』会議(説明会)に出席した。長野はいわずと知れた「川中島古戦場」がある。武田信玄が上杉謙信と覇権を争い、12年間、5回も大きな戦(いくさ)を繰り広げた場所だ。結局、決着がつかなかったが、日本の歴史に太く刻まれた戦国武将の足跡だ。この千載一遇のチャンスに県では、キャンペーンの目玉として、首都圏や中京圏をおもなターゲットにして、団塊の世代や中高年層を信州へ呼び込む作戦だ。当然、それ相応の予算も立ててあるようだ。

Kawanakajima 時間があったので、こんどの『風林火山』のツアーの企画のために、川中島を訪ねた。

現在、この合戦の地は「八幡原史跡公園」となっている。川中島4回戦目に謙信が馬上から信玄に切りつけ、すんでのところで、信玄は軍扇で太刀をはねつけたという、伝説の像が残る。また、井上靖原作の『風林火山』では、武田軍の軍師で策略家の「山本勘助」にスポットを当ててドラマをつくるという。

 松代近くの勘助のお墓にも行った。千曲川沿いの堤防近くにある古い墓だ。そして信玄が命じて築城させた松代の「海津城」も見た。確かに交通の要所にあり、見晴らしがよい。最近、石垣や表門が復元され整備されていた。

 旅行会社各社は、いま企画を練っている。長野、川中島や松代だけでは観光スポットに乏しい。「善光寺」をいれようか。しかし、どうみても武田信玄なら甲州ははずせないだろう。武田神社や恵林寺に甲斐善光寺。山本勘助ゆかりの地は、山梨に限らず、南長野の諏訪周辺にもあるようだ。まだまだ調べなければ、商品はつくれない。これからしばらく、企画担当者は、歴史物と首っ引きだ。(ながの観光コンベンションビューロー提供)

|

« 西欧美術紀行 目次1 | トップページ | 甲斐と信濃 風林火山 出陣 »

旅行・地域」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/177442/12131260

この記事へのトラックバック一覧です: 甲斐と信濃 いざ風林火山:

« 西欧美術紀行 目次1 | トップページ | 甲斐と信濃 風林火山 出陣 »