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《七味唐からし》八幡屋礒五郎の川中島缶

 全国から参拝者の絶えない、長野は善光寺の表参道手前に、「八幡屋礒五郎(やはたやいそごろう)」の店がある。善光寺土産の一番人気は、ここの七味唐がらしである。

 赤と金色のブリキ製で筒型の小さな缶で「名物七味」の文字と善光寺の絵柄。そば処信州にあって、八幡屋は江戸時代の元文年間1736~1740年)の創業だから、すでに約270年の歴史をもち、善光寺名物の中でも最古のものといわれている。

 当初、善光寺の正月行事の際に、精進料理の引き立役として、その彩りがもてはやされた「唐からし」は、次第に食欲不振や消化不良に効く健胃剤(薬)として、調合されるようになった。なるほど「薬味」なのだ。成分は、唐辛子(蕃椒ばんしょう)、ショウガ(白薑はくきょう)、しそ、山椒、陳皮(ちんぴ:みかんの乾燥皮)、ゴマ、麻の実の「七味(7種類)」だ。

 江戸(東京)で有名な薬研堀本舗の七味は、生唐辛子とけしの実が味のポイントだが、八幡屋礒五郎は、辛さと香りのバランスと体をあたためる作用のショウガが入っている点が雪国・信州ならではである。Photo_145

 最近、この八幡屋礒五郎から中辛《川中島缶》が発売になった。善光寺の絵柄を川中島合戦の絵柄に換えた新バージョン。武田信玄、上杉謙信に加え、武田軍の軍師・山本勘助も描かれている。17グラム、400円(税込み)とお手頃価格だ。

 豆知識だが、八幡屋の唐がらし缶で唐がらしの絵の房の延長上に、ふりかける穴があいている。

     善光寺名物 七味唐がらし

     店舗 八幡屋礒五郎 善光寺大門町御高札前(大門町店)

Photo_146

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