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平安時代のスーパースター陰陽師《安倍晴明》

 最近、小説に映画やアニメで話題になった《安倍晴明あべのせいめい》ゆかりの地が京都に残っている。晴明は、平安時代中期、国家専属の占星術師として活躍したといわれる。古代中国で確立した「陰陽道(おんみょうどう)」は、森羅万象を読み、未来を予見し、人事百般の行く末を占う思想であった。とりわけ安倍晴明は、天文道に精通し、吉凶の占いから始まり、その博識とパワーによって数々の奇蹟を起こし、時の権力者・藤原道長を救った活躍などが、「今昔物語」や「大鏡」に記されている。Photo_153

 晴明が自ら考案した霊力にあふれる神紋「セーマン」は、いまでも「晴明神社」でお守りとして人気が高い。セーマンとは、陰陽五行 をイメージして、宇宙万物すべてからの災いを除き、清浄することができる、魔除けの呪符といい伝えられている。

(セーマンは「五芒星(ごぼうせい)」または「晴明桔梗印」ともいわれ、家紋にもなっていた。それゆえ、セーマンは陰陽道で最強の魔除けのお守りといわれる。)Photo_151

 陰陽道では、北東の方角に住む鬼が出入りする門を「鬼門」といい、忌み嫌っていた。都の鬼門には比叡山延暦寺、鞍馬寺、そして貴船神社を配置したことは、よく知られている。さらに京都御所から鬼門の方向に、安倍晴明は自分の邸宅を構え、時の天皇への邪悪な鬼の出入りを防いだという。(現在、京都ブライトンホテルが建つあたり。京都市上京区中立売)

    清明神社 京都市上京区堀川通一条上ル806

なお、大阪氏阿倍野区には「安倍晴明神社」があり、名古屋市千種区にも「晴明神社」がある。

※「安倍晴明画は京都晴明神社蔵、セーマンはたろべえ作)

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コメント

たろべえさん

安倍晴明ですね。だけどあのユダヤのような星のマークはじっくり見ると不気味です。やっぱり霊能力のようなものを感じます。実際さっきパソコンが固まってしまいました。不思議です。それと鬼門はものの本に東北と書いてありました。北東と東北はちがうのでしょうか。

投稿: 通りすがりの旅人 | 2007年2月 6日 (火) 20時45分

通りすがりの旅人さん

ご来館まことにありがとうございます。(ちょっと迷宮美術館風)

安倍晴明の「セーマン」は、最強のお守りになるそうですから、是非、印刷して持ち歩いてください。

 それから鬼門の方角の「北東」か「東北」かですが、どっちでもいいとは思いますが、私は文科系の人間なのでわかりません。調べてみます。

投稿: もりたたろべえ | 2007年2月 7日 (水) 01時01分

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