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宇宙の心を生きる《真言瞑想法 阿字観あじかん》

 高野山の道場(研修場)で、真言宗に伝わる、瞑想の儀式・真言瞑想法の阿字観を体験したことがある。昔、弘法大師・空海が京都での公務に疲れたとき、高野山に帰り、英気を養うために生み出した呼吸法であり、瞑想の方法だ。Ajikan_2

 宇宙と呼吸を通わせ、コミュニケーションの手段として、心を通わせる方法だが、体験してみると、座禅のように足を組み、腹式呼吸でゆっくりと息を吐き、ゆっくりと吸う。肩の力を抜き、おなかの前で手を組む。大日如来をあらわす「あ」の音を念じながら、静かに瞑想する。

 30分から40分も続けると、心身の疲れが取れていく。きわめて不思議な体験だ。禅宗の座禅とは違う。脇息で背中をたたかれることもない。

 実際に高野山では、予約制であるが、この阿字観(教室)は、若い僧が、丁寧に足や手の組み方から、呼吸法を親切に指導してくれる。終わると、なぜだが、すーっと体から邪気が抜けていた。楽になっていた。理由はまったくわからないが、1200年も続く真言の瞑想法は、いまも生き続けている。(写真:恵光院)

ありがたや 高野の山の岩陰に

大師はいまだ おわしますなる

■高野山観光協会 0736(56)2616

Imgajikan_1

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コメント

たろべえさん

ご無沙汰しています。
私も1月に高野山へ行ってkぃました。
おそらく、たろべえさんと同じ高野山の研修道場で、阿字観教室と「受戒」を体験しました。

 受戒は、修行を積んだ「あじゃり」様から真っ暗な部屋でお札をいただくもので、かなり神秘的なものでした。

しかし、氷点下(マイナス)10度くらいの寒さで震えておりました。できれば真冬の高野山は避けましょう。

投稿: 現役添乗員 | 2007年3月19日 (月) 21時23分

現役添乗員さん

 コメントありがとうございます。
確かに高野山は標高900m近くで、下界とは温度差があり、春3月といえども底冷えがします。朝のお勤めは、本堂での30分、じっと正座して声明をきくのはつらいものです。

 また、護摩焚きもほとんど屋外ですから、つらいですね。

 

投稿: もりたたろべえ | 2007年3月20日 (火) 00時22分

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