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2008年5月の7件の記事

《西武鉄道30000系》新型電車に乗る

 さてさて、いよいよ平成20年6月からメトロの《副都心線》が開通する。池袋から新宿、渋谷へ抜ける新しい地下鉄。これに合わせ、「池袋」を基点とする西武池袋線と東武東上線が、副都心線に相互乗り入れを開始する。

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 この歴史的な年、西武鉄道は「お客様に優しい新型通勤車両」の《30000系》をデビューさせた。(4月26日)まさに西武新宿線でこの未来型の電車に乗った。いままでの西武のイメージを払拭するような明るいカラーリングとメタリックな車両だが、何より車内がよい。

 車内は「タマゴ」をモチーフにしたそうだ。やわらかい曲線を多用して、ゆったりした居住性がある。しかし、意外なのはイスの硬さである。それから山手線のように、車内にはモニターが設置されている。(ドア上に15インチカラー液晶モニターを2画面)

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正直なところ、ホームで電車を待っていると、新しいステキな車両が滑り込んでくると、思わず幸せな気分になってしまう。西武鉄道の新型車両のコンセプトは「人にやさしく、みんなの笑顔をつくりだす車両」である。なかなかのものだ

(写真/車両:外観・車内は西武鉄道30000系パンフレット、その他はたろべえ撮影)

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東武特急スペーシア車内限定弁当《まごにわやさしい》

 浅草から日光や鬼怒川温泉方面に行く、東武鉄道の特急スペーシア車内で限定発売のお弁当《まごにわやさしい ひざの上の食堂》を食べた。おいしかった。

 名前の由来は、和の代表的な食材の頭文字をとって、語呂合せをしたもの。このお弁当をプロデュースした料理評論家の山本益博さんによれば、メジャーのニューヨークヤンキースの松井選手が、インタビューでの「『まごわやさしい』食事をしていれば健康でいられる」という話が発端だそうだ。(今回のお弁当には「に」が加わった)Vfsh0086_2

ま:五色豆の煮豆、ご:季節の野菜の胡麻和え、に:牛すき焼き、わ:わかさぎ昆布巻

や:野菜の旨煮、さ:鰆の西京焼、し:しめじの山椒煮、い:さつま芋の甘露煮

 要は、野菜など、具材は栃木県産のものを使うのが原則。湯葉もある。小さなおむすび(おにぎり)が五個入っているが、これが栃木県産コシヒカリで食べやすくてうまい。

もっとも体にやさしい料理なので、煮物が多い。おそらく若い人には、揚げ物がないので物足りないかもしれない。味は駅弁という性格上、濃い目だ。とくにメインとなる人形町今半の「牛すき焼き」(牛肉・しらたき・しいたけ・はんぺん)は、しっかりした甘辛で、間違いなく、酒のつまみになる。

 ちょっぴり高級感があるのは、専用の布袋と竹製のお弁当箱だ。お値段は2,008円。残念なことにこの5月31日で発売終了である。(現在は、浅草発10時と11時、鬼怒川温泉発12:1413:15のスペーシア車内で発売中。調製は人形町今半フーズプラント、問合せは東武商事車内販売部03-3842-0094となっている)

 ところでこの《まごにわやさしい》弁当、平成20年3月18日から発売を開始したが、月間600700個程、売れているそうだ。また、人気の東武特急スペーシア車内限定弁当だが、7月からは韓国人の料理研究家・コウケンテツさんプロデュースのお弁当を企画中だそうだ。日光や鬼怒川へ出かける車内で、楽しみがまたふえた。

(写真:たろべえ撮影、東武商事さんに取材しました)

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【車内マナー編】お化粧は《家でやろう》

 「そんなの関係ねぇ」とか、「余計なお世話」といわれそうだが、地下鉄駅で東京メトロのポスターが目についた。車内で「自分だけの世界」に浸り、化粧をする若い女性をたしなめる内容だ。《家でやろう》の下には、英文でPlease do it at home.と書いてある。また、絵柄の下には、囲みで「車内でのお化粧はご遠慮ください」Please refrain from putting on make-up in the train.)とある。

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 まったくもってこのポスターのおっしゃるとおりだと思う。いつもの口癖だが、昔はこんなことはなかった。あと5分、10分早く起きれば・・・という話。それにしても化粧をする女性を見ているメガネの中年男性が、実にシュールに描かれている。たぶんこの男性の心中は「あーあー、世も末だなあ。いつからだろうか、女の人が慎みを忘れたのは」。

実は、これ東京メトロ(地下鉄)のマナーポスターシリーズで、《家でやろう》2008年5月版である。同4月版は、車内お座席でお菓子を食べながら雑誌を広げ、おまけに足を投げ出し、床には飲み干したジュースの缶を散らかす「傍若無人」の若い衆を描いたもの。例によってシュールな男性の目線もある。

こちらは「座席の独り占めはご遠慮ください」Please share the seat with others.)

と囲みがある。ちなみに英文では、他のお客様と譲り合ってご利用くださいという、きれいな表現になっている。感心だ。

 とかく物騒な世の中のため、こういった光景を目にしても、決して注意しない方がよいかもしれない。刃物で刺されることもある。線路に突き落とされるかもしれない。

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うまい!!所沢の手打ちうどん《信玄》

「うどん」は、小麦粉と塩と水でつくる。もちろん、つゆも重要だが、うどんそのものは、おそらく日本の麺文化の中では、もっともシンプルな食べ物であると思われる。自分も「手打ち」うどんをつくるが、大きめの鉢に小麦粉を入れ、塩水を少しずつ加えて、こねていく。この加減がむつかしい。丸くなったら、ビニール袋に入れて、足で踏み、しばらく寝かせる。つくり方は、きわめて簡単ではあるが、それだけにつくり手の「腕」が試されるといっても過言ではない。

 風味のある国産の小麦粉、良質な水、天然塩など、うどんの材料選びも大事なポイントになるだろうが、実は「足踏み」が、うどんの命でもある「こし」を左右するそうだ。

 

 久々に「こし」のある、うまい手打ちうどんに出会った。埼玉県所沢の《信玄》である。西武新宿線の航空公園駅から、「並木通り団地行き」バスで7、8分、北原町で下車。ユニクロとローソンの間の細い道を入ると、すぐ左にこの店がある。遠慮がちの行灯看板がなければ、通り過ぎてしまう。商売っ気などみじんもなく、味で勝負の手打ちそばとうどんの店だ。

 店内はお座敷にテーブルが4つ。最大でも16人しかすわれないが、スペースはたっぷりで、庭の石燈籠が風流だ。やはり昼時をはずす。「天ぷらせいろうどん」を注文。もちろん、手打ちの麺は、水分の多い讃岐風。つるつるの食感、のど越しが抜群だ。薬味は、ネギと生姜で、わさびはない。揚げたての天ぷらは、大きな車海老、かぼちゃ、なす、舞茸、サツマイモに加えて、山采の女王・こしあぶらで絶品。つゆは、鰹節に醤油がきいているが、からくはない。これで1,380円は納得。

 なぜ、店名が《信玄》なのかと、店の奥さんに訪ねた。ご主人の姓は武田、信玄の遠縁で、その昔、甲斐の国から所沢の中富に逃げのびて来たそうだ。中富といえば、上富、下富とならんで、「三富」新田といって、江戸時代に開墾された由緒ある土地である。しかも「多門院」という社がいまも残っている。そこは、開拓地の祈願所であり、川越城主・柳沢吉保によって、武田信玄の守り本尊であった小さな毘沙門天を祀っているという。(聞くところによれば、柳沢は甲斐武田の出身。後に甲府城を治め、信玄の墓がある恵林寺に眠っている)なるほど所沢にも『信玄』しかりである。(写真:たろべえ撮影)

           信玄

           埼玉県所沢市北原町1347-1

           TEL:04(2992)0112 

           営業/11:30~20:00(月曜休み、月が祝祭日のときは火曜休み)

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これって常識!?《ベビーカー》をそのまま車内へ

 

 とある駅のプラットホームでの出来事。電車がホームに滑り込んできた。ドアが開く。若いママさんが、赤ちゃんを乗せた《ベビーカー》を抱え、「よいっしょ」っと、乗り込もうとしている。

そばにいた駅員さんが、

「申し訳ありませんがベビーカーをたたんでいただけますか」という。若いママは、

「どうしてですか?」と早口できく。

「他のお客様の迷惑となりますので・・・」

「規則ですか?ベビーカーをそのまま持ち込めない決まりでもあるの?」

「いいえ、規則ではありません。お願いです」と、駅員さん。

すると「ふん!」といいながら、ママはそのままベビーカーをかついで乗り込んだ。

うしろから、この若いママの母親とおぼしき40歳代の中年女性も続く。

「荷物を持って、赤ちゃんを抱っこして、たたんだベビーカーを持つ方が、よっぽど危ないわよ。何よ、あの駅員たら・・・」驚くべきことに、ベビーカーの赤ちゃんをあやしながら、若いおばあちゃんもママに同意している。

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 確かにラッシュを少し過ぎてはいたが、それでも車内には、つり革につかまり立っている人も大勢いた。明らかに次の駅で降りる人や新たに乗ってくる人は、この堂々とドア付近に鎮座する《ベビーカー》を避けるのに苦労していた。

 私にも子供がいる。もう何十年も前だが、赤ちゃんを連れて電車に乗ったこともある。もちろんその頃は、《ベビーカー》は、折りたたんで、子供はだっこするのが、「常識」であった。もともとラッシュ時の電車は避けた。わが妻は、電車に乗る時には、軽量で持ち運びやすい《ベビーバギー》にしていた。他の乗客に迷惑をかけないためである。

 ほんの20年前に世間の「常識」であったマナーも、いまや消えつつあるのだろうか。

いやいや、「常識」を守っている若いママさんもたくさんいるはずだ。それにしても、背中におんぶしている人をあまり見なくなった。“《ベビーカー》をそのまま車内へ”が多くなっているのは、現実だ。

 そんな「事件」を目にしていたから、私鉄の駅構内で『ベビーカーをご利用のお客さまへ』という、ポスターが目についた。

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ベビーカーをご利用のお客さまへ

大切な赤ちゃんを守るために、列車に乗り降りの際は

ご注意ください。私たち鉄道事業者とベビーカーメーカーも

安全性の向上に努めてまいります。

ベビーカーを安全にご利用いたたくためには、

お父さんお母さん、鉄道事業者、ベビーカーメーカー、みんなの力をあわせることが何よりも重要です。それぞれが大切な赤ちゃんを守るためにできることをきちんと行い、ずっと続ける。そうすればベビーカーの事故は、必ず防げるはずだから。まわりのお客さまもご配慮いただきますよう、ご協力よろしくお願いいたします。

■混雑時は他のお客さまへのご配慮をお願いします。

■列車をお待ちの際はストッパーをおかけの上、ベビーカーから目を離さないようにご注意ください。

■駆け込みなどの無理なご乗車はおやめください。

JR東日本・東武・西武・京成・京王・小田急・東急・京急・東京メトロ・相鉄・新京成・都営地下鉄・北総・京葉高速・りんかい線・東京モノレール・埼玉高速・つくばエクスプレス・箱根登山・江ノ電・JR東海・名鉄・愛知環状鉄道・東海交通事業・JR西日本・近鉄・南海・京阪・阪急・阪神  全国ベビー&シルバー用品連合会

 関東・関西など首都圏のほとんどの鉄道会社(鉄道事業者)が、名を連ねる『意見広告』である。確かに、《ベビーカー》をたたんでくださいとは言っていない。最近、閉まりかけたドアに挟まれ、電車に引きずられたベビーカーの事故があったために、注意喚起で作成されたポスターかもしれない。もっと、本当の常識あるマナーを訴えてもよいのではないのだろうか。自己中心的な(一部の)若い母親のためにも。

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武蔵野のうどんがうまい《所沢》

 埼玉県所沢市、プロ野球のライオンズや狭山茶で全国的に有名だが、実は「手打ちうどん」がうまい。所沢に隣接する東京都「東村山市」にも、うまいうどん屋がたくさんある。

 所沢をはじめ、このあたりの武蔵野台地は、「関東ローム層」という赤土(火山灰)のため、水田には適さない。そのため、サツマイモや小麦などが、多く生産されていた。

そこで「うどん」文化が生まれたわけだ。また、この地域では、「ハレの日」の料理として、宴席や祝いの席では、しめにうどんを出したという。いまでも法事専門のうどん屋さんが、所沢市内にはいくつもある。食べ方は、冷たいうどんをつゆにつける「つけ麺」が主流。鰹節だしがきいた醤油味である。

 贔屓の店を紹介しよう。所沢市宮本町にある《味正(あじしょう)》。西武新宿線の航空公園駅から徒歩15分、地元では評判の手打ちうどんの店である。地粉にこだわってしかも無添加を心がけている。人気メニューは「肉汁せいろ」だが、私の一推(いちおし)は、お昼のおすすめ「野菜天ざる・せいろうどん」980円。サクサクの揚げたて天ぷら(舞茸、ししとう、なす、サツマイモ)がつく。

 うどんは、つるつるの打ちたてで、歯ごたえしっかり。やはりのど越しがよい。これを鰹節のきいた醤油ベースのつゆでいただく。見た目ほどしょっぱくはない。特段、上等なうどんではない。普通の、ごくあたりまえのそこらにいる田舎のおばあちゃんが、丹精込めて手打ちで作りあげたような味である。讃岐や稲庭のようなブランド麺ではないが、なんとなくなつかしい味わいだ。

■      うどん処 味正

           埼玉県所沢市宮本町1-17-18

           TEL:04(2924)2693)

           営業時間/11:00~21:00(15:00~17:00休)土曜日休み

    ドンキホーテの近く。石臼で挽いた手打ちそばもある。

(参考資料:所沢市観光協会編「ところざわ 手打ちうどん焼きだんご」)

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ご近所グルメ《弁慶浅草本店》東京とんこつラーメンの名店

 世の中にラーメンのうまい店は、山ほどある。要はそれらのラーメンに出会えるかどうかで、人生の楽しみが、一つふえるか否かである。「東京とんこつ」で、評判の名店に行ってみた。東武線の浅草駅から歩いて7、8分の《弁慶浅草本店》である。

 ラーメン通によれば、弁慶のラーメンは、醤油、とん塩(塩とんこつ)、みその三種類か、つけ麺を食べるべしという。私は、「味噌ラーメン」に決めた。お昼時を少しはずして行ったが、カウンター中心に20人のお客さんで、満席。まず、券売機で食券を買う。750円。揃いの黒いロゴ入りティーシャツの若い店員さんが、気持ちよく、空いた席に案内してくれる。ここは、ガラス張りで厨房が見える。麺を茹で、すくう職人芸。とんこつスープに入れる「背油」を、ドバッと入れる。麺をどんぶりに入れる人と盛り付ける人、そして運ぶ人のチームワークも見事だ。あまり待たない。

 ギトギトした背油の浮かぶ「こってり系」のラーメンだ。味わってみると、見た目ほどではなく、意外とさっぱりしている。麺は中太のちぢれ麺、薄いが大きめの味のよいチャーシュー、さっと茹でたもやしにニラとネギ。なかなかの代物だ。しかし、このラーメンは、元気がないと食べきれない。おそらく病弱な人や年寄には向かない。

 近くの席の人は、大盛り・山盛のしらがネギの載る「ネギラーメン」や「塩チャーシュー」を食べていた。いずれもうまそうだ。是非、また来てみたいと思ったが、体が丈夫なうちにと決めた。それぐらい、勝負をしてくる店である。

        弁慶 浅草本店

        東京都台東区浅草6-5-3(言問通り沿い)

        TEL:03(3872)7791

        営業時間/11:00~翌朝05:00(年中無休)

※写真:たろべえ撮影

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