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2008年6月の18件の記事

ご近所グルメ 浅草《麺家はっかい》

 浅草は国際通り、ビューホテルの向かいに《麺家はっかい》がある。オープンして2年というのに、豚骨系のラーメンやつけ麺でランキング上位のお店だ。お店に入って黒いティーシャツを着た店員さんに、思い切ってきいてみた。

「おすすめは、どんなラーメンですか」

「いまなら、つけ麺です。ラーメンなら一番人気は、味噌ラーメンです」

迷わず、味噌ラーメンを注文した。

味噌とんこつの濃厚なスープ、表目の背脂の量も多い。魚介類、野菜の旨みも凝縮した、こだわりの味だ。しかし、なかなか冷めない。麺は苦手の太麺。チャシュー、メンマ、もやし、キャベツ、ニラ、ねぎと具材もたっぷりでボリュームあり。これで550円だから、かなり良心的というもの。

 店員のおにいさんが、スライス揚げニンニクとおろし生ニンニクを「お好みで」と持ってきてくれる。確かに前者を入れたら、風味が出て、おいしくなる。しかし総合的に量が多く、油に負け最後まで食べきれなかった。うまかったが、不覚にも完食できず、敗北である。

 この種のこだわりラーメンに挑戦するとき、体調は大事である。確かにこの日は、他の店も取材目的で食べ歩き、3軒目(3杯目)であったためか、スープを半分も残してしまった。次回は、もう少しあっさりしたラーメンかつけ麺を注文したい。いずれにせよ、もう一度行きたい店であることは間違いない。

 また、食べ終わって店を出るとき、太めの店員さんが、外まで見送ってくれる姿勢は、本当に気持ちがよい。

(※写真:たろべえ撮影)

           麺家はっかい

           東京都台東区浅草2-13-3(TX浅草駅徒歩1分、浅草駅徒歩20分)

           TEL:03(3841)6889

           営業時間/11:30~25:30

※追記 残念ながら平成20年8月中旬閉店してしまいました。

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ご近所グルメ 浅草《札幌みそラーメン》絶対おすすめ!!

夏になると、1970年代から80年代、大学生たちが、たくさん北海道へ旅に出かけた。彼らは大きなリュックを背負い(その形態からカニ族と呼ばれたが)、ユースホステルや民宿などの安宿に泊りながら道内を廻った。(私の兄たちの時代である)

 そして彼らは、札幌では、ススキノのラーメン横丁や大通り公園近くで、まだまだ北海道でしか口にできない「味噌ラーメン」を必ず食べた。その後、この札幌味噌ラーメンは、ブームとなり、全国を席巻していく。「どさんこ(道産子、どさん娘など多数)」や「ひぐま」、「熊五郎」など、次々と全国展開していった。

 いつの頃からか、長い間人気を博した、このオーソドックスな「札幌味噌ラーメン」ブランドは衰退していった。しかし、この由緒正しいラーメンを、浅草で食べることができる。今年(2008年)3月オープンの《まるごと北海道 札幌みそラーメン》だ。

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 食材は北海道から直送である。麺はもちろん、札幌の老舗「西山製麺所」の中太ちぢれ麺。濃厚で、野菜の甘みや旨みがたっぷりで、ぴりっと辛い「みそ味」のスープは絶品である。もやし、玉ネギ、挽肉、コーン、ねぎにチャーシューとゆで卵が、奏でる、

まさにラーメン協奏曲だ。実にうまい。正統派である。どこか、「味の時計台」を思い出させるような感覚だった。

 メニューは、北海道みそラーメン(700円)、北海道みそチャーシューメン(800円)、北海道ねぎみそチャーシューメン(850円)、特製海鮮ラーメン(カニ、ホタテ入り1,000円)、小ライス(100円)だ。黒いティーシャツの店員さんにきくと、90%のお客さんが、「みそラーメン」を注文するそうだ。なるほどと納得、勝負の味噌味である。(写真:たろべえ撮影)

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 お店は、浅草駒形橋西詰の角にあり、「喜多方ラーメン坂内(ばんない)」と「台湾屋台料理霞舫(かほう)」に、挟まれて建っている。カウンター席のみで123人で満席。店員さんもキビキビしているし、挨拶も一流である。

    まるごと北海道 札幌みそラーメン

    東京都台東区雷門2-4-1(浅草駅徒歩3分)

    TEL03(5827)0523

    営業時間/11:0014:30 18:0022:00(定休日なし)

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ご近所グルメ 浅草 東京ラーメン正統派《元祖恵比寿ラーメン》

※2009年11月24日閉店しました。 

 ラーメン通の間で、根強い人気を誇るのが、なぜか浅草にある《元祖恵比寿ラーメン》である。この店を「正統派東京醤油ラーメン」と呼ぶ人が多いという。そしてラーメン激戦区のここ浅草でも、このラーメンの評価は高い。

 国際通りを行く。右にロックス、左に浅草ビューホテルを見ながら、言問通りを越え、千束に入る。千束五差路手前、左手の東横インの隣りが、《元祖恵比寿ラーメン》だ。

店内は、すべてカウンターで1415名も入れば満席である。

 迷わずラーメン(650円)を注文。澄んだ茶色のスープは、鶏がら・豚骨・野菜・昆布系の出汁、正統派の醤油味で、さっぱりしていてうまい。表面に浮かぶ油分は、良質のラードのようだ。このすっきりとしたスープに、ちぢれ系細麺が合う。茹で時間は、ほんの2分ほどだが、決してかたいわけではない。モモ肉の、やわらかチャーシュー2枚、海苔、ネギに大量のシナチクが載る。(断じてメンマではない。いまでは、差別用語からか、死語になったが支那竹:シナチク)本当にやわらかいシナチク。

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 おそらくこの店のラーメンは、浅草でもトップクラスだと思う。「キワモノ」でもなく、「話題性もない」普通のラーメンなのだが、なぜだが食べてみると感動する。店主は「恵比寿」で修行後、六本木に店舗を構え、その後、浅草へ移転してきたそうだ。

 店内には、おやじさんの趣味でサッカー・グッズが、たくさん展示中。なかでも“横浜マリノス”時代のアジアのリベロ・井原選手のサイン色紙に出会うとは思わなかった。

 なるほど往年の井原選手の守備のように、ここのラーメンは、堅実そのもの。決して飽きがこない味だ。おかしなラーメンファンに媚びることもなく、万人に楽しんでいただける一杯という感じである。無条件におすすめである。忘れられない味になる。

そのほか、メニューは、ニンニクラーメン(750円)、シナチクラーメン(850円)、チャーシューメン(950円)、ワンタンラーメン(950円)とある。また、ランチタイムは小ライスがサービスだ。(※写真:たろべえ撮影)

    元祖恵比寿ラーメン※2009年11月24日閉店しました。

    東京都台東区千束1-15-8(メトロ浅草駅徒歩15分、田原町駅徒歩10分、TX浅草駅徒歩5分)

    TEL03(5410)3779

    営業時間/11:3014:45 17:0024:45(日曜祝日休み)

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ご近所グルメ《ハッスルラーメン ホンマ》浅草店 熾烈なラーメン激戦区

 言わずと知れた「ラーメン激戦区」の浅草。ここ言問通り(ことといどおり)には、徒歩圏内に4軒も人気店が並んでいるという盛況振りだ。それぞれのラーメン店主も様々な趣向を凝らし、うまい一杯づくりに、全精力を傾けている。それに挑戦するお客さんもまさに戦いだ。

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 言問通りの「馬道」交差点近く、黒地に白い文字の看板《ハッスルラーメン ホンマ》浅草店がある。カウンター席で9名しか、入れない。豚骨醤油ラーメンの店だ。亀戸が本店で、店舗は、浅草のほか、篠崎店・錦糸町店・浜町店もあるそうだ。

 店内の券売機で、まず食券購入。やはり定番「醤油ラーメン」小盛150g、中盛200g、大盛300g、特大盛400gと4種類だが、値段は小・中550円、大盛600円、特大盛が650円だ。小盛でも普通の店の並みの分量だそうだが、ここは勢いで中盛を注文した。

 この店でラーメンを食べるのは、本当に戦いだった。山盛りのもやし、キャベツに「超極太麺」、そして多量の「背脂」が浮くスープ。麺は「超固茹で」で、生かしらと思うほどの歯ごたえだ。しかし、スープは濃い目だがうまい。チャーシュー2枚、海苔2枚に先ほどの茹でた野菜(もやし・キャベツ)、関東ネギが具材である。それにしても量が多かった。若い人向きかもしれない。

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 実は私、「太麺」が苦手なのだ。食べ進むうちに、麺が伸びて、どんどん汁気を吸い込んでしまうからなのだが、《ハッスルラーメン》は、スーパー固茹でのため、なかなか伸びない。(ちなみにハッスルでは、細麺に変更もできる。さらに麺の茹で加減もリクエストできるそうだ)しかし、完食は大変だった。スープ表面に泳ぐ背脂は、最初の10分は冷めない。なんとか15分で食べ切った。一度は試してみる価値があるラーメンなのは、間違いない。

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 ところで、《ハッスルラーメン ホンマ》では、時期限定で「魚だし系もりつけ麺」を発売中。(中盛220g・大盛330g750円、特大盛440g850円)次回に挑戦したい。

    ハッスルラーメン ホンマ 浅草店(ラーメン通は「ブラック・ハッスル」と呼ぶ)

    東京都台東区浅草3-1-2(浅草駅から徒歩7、8分)

    TEL03(3871)0909

    営業時間/11:0015:00 17:0021:00(木曜日休み)

※言問通りには、「弁慶」、「浅草製麺所」、「うりんぼ」、「ハッスルラーメン ホンマ」がある。(写真:たろべえ撮影)

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大好き崎陽軒の《シウマイ弁当》

 パシフィコ横浜で「旅フェア(トラベルマート2008春)」があったので、商談に出向いた。横浜といえば、崎陽軒の《シウマイ弁当》である。迷わず、食べた。実は、何回も食べたことがる。大好きなお弁当だ。いつのまにか価格は740円。掛紙を見ると、なんと崎陽軒は、「百周年」だそうだ。この100周年を記念して、今年4月から12月末まで、シウマイ弁当の黄色の掛紙は、レトロな図柄と周年のロゴが踊る。もっとも中身はいつもと同じだが、うまい。

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 最近の私の「駅弁実食データベース」から崎陽軒の記述を見つけた。

2004年8月11日

(横浜駅)株式会社崎陽軒

「シウマイ御弁当」710円

内容:ご飯、シウマイ5個、筍煮物、鮪の照焼き、玉子焼き、鶏唐揚げ、蒲鉾、あんず、付合せ、醤油、からし

(コメント)

所用で横浜に行き、駅の売店で購入。お昼過ぎの1時頃だったが、まだ温かい。シウマイをメインにした、昭和29年登場の人気商品である。「シウマイ」であってシュウマイではない。また、昨年秋から「厚焼きタマゴ」が入る。シウマイのうまさは言うまでもないが、ごはんもおいしい。

2005年10月3日

(上野駅)株式会社崎陽軒東京工場

「シウマイ御弁当」710円

内容:ご飯、シウマイ5個、筍とホタテ貝柱の煮物、鮪の照焼き、玉子焼き、鶏唐揚げ2個、蒲鉾、あんず、付合せ、醤油、からし

(コメント)

久しぶりに定番で好物のお弁当を上野駅の売店で購入。帰りがけの19時30分頃。東京工場(江東区大島)製で16時調整だが、まだ温かい。言わずと知れたシウマイが主役の大ヒット商品である。 2年前から加わった「厚焼きタマゴ」もよい。ごまのかかり、小さく八つに小分けされた俵型のごはんもおいしい。

 実に3年ぶりに食べた。しかし、横浜だから「あたたかい」ごはん。中身も変化なし。変わらないいい。そうか、昭和29年(1954)登場のお弁当なのだ。半世紀以上の人気商品である。おそるべし《シウマイ弁当》。

Vfsh0153 (写真:たろべえ撮影)

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ご近所グルメ 浅草《来集軒》昭和のレトロな中華そば

 浅草は、人情あふれる下町である。戦後すぐに開店した《来集軒(らいしゅうけん)》は、すでに60年近い歴史を刻んでいるそうだ。創業以来のラーメン(と、いうより中華そば)はいまでも味がかわらないという。

 会社帰りに訪ねてみた。ラーメン激戦区の浅草にあって、不動の人気を誇る店だ。田原町から続く国際通り、ロックス向かいの「浅草公園ロック」バス停手前の路地を入る。黄色の行灯看板と白地に赤字の「のれん」がなければ、見逃してしまうほど、普通のごくごくあたり前の店が、《来集軒》だ。

 店内に入って驚くのが、左側の壁一面に飾られたたくさんの芸人たちの色紙。演芸ホールが近いせいか、有名な落語家さんのサインが多い。なかでも初代・林家木久蔵師匠(現・林家木久扇)のラーメンをすするモノクロ写真は、感動ものだ。

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さっそく定番のラーメン(600円)を注文。麺は太いちぢれ系だ。具は焼き豚、味付けメンマ(まさにシナチク)に関東ネギだ。スープは、なつかしい鶏ガラ醤油味のようだ。間違いなく昭和の中華そばである。うまいというより、昔のご馳走の味である。2年位、海外駐在をしていて、久し振りに帰国して、実家に戻り、一番に食べたかった、ご近所の「なつかしい味」に再会するという雰囲気だ。“里帰りラーメン”である。Vfsh0150

 やさしいおいしさのラーメンのほか、シューマイ(500円)、タンメン(800円)、ソース焼きソバ(700円)、台湾メン(800円)等のメニューがある。

 近くのテーブルに、おばあちゃんと小学校高学年のお孫さん(男の子)の二人が、ラーメンとタンメンを食べている。想像だが、たぶん男の子の母親は、パート勤めで今日は少し遅くなるため、近くに住むおばあちゃんに夕食を頼んだ。おばあちゃんは、孫に

《来集軒》のラーメンでも食べに行こうかと、誘う。男の子は大喜びだ。ちなみにサラーマンのお父さんは、残業で今日も遅い。

「おいしいかい?」

「うん、おいしい。ぼく、ラーメン大好きだよ。」

「そうかい、そうかい。足りるかい?」と、おばあちゃんは、自分のタンメンを半分も残し、孫に食べさせる。

やがて、おばあちゃんは、一万円札で会計を済まし、大きな財布にお釣りをしまいながら、孫に千円札のお小遣いを渡した。下町のドラマだった。

(写真:たろべえ撮影)

    来集軒

    東京都台東区西浅草2-26-3塚越ビル1F

    TEL:03(3844)7409

    営業時間/12:00~19:00(毎週火曜日休み)

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ご近所グルメ 浅草《横浜家系らーめん 潤家

 最近のうまいラーメンに「横浜家系(よこはま・いえけい)」という系統がある。きちんと、この系統を名乗っているのが、《横浜家系らーめん 潤家(じゅんや)》である。

浅草の「すしや通り」、名物・女将の日本ソバ屋「十和田」や中華の老舗「あづま」の向かいにある。ビルの地下のため。多少わかりにくい。開店は2007年冬。

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正統派「家系」ラーメンの特徴は、まず醤油豚骨のスープ。そして太麺だ。ここ潤家は、階段を下り、店内入口の券売機で食券を買う。

店員さんが、“お好みはありますか?”ときいてくれる。家系では、①麺の茹で具合(固め、普通、やわらかめ)、②味の濃さ、③油(鶏油の量)等に注文をつけてよいことになっている。もちろん、はじめてなら“おまかせで”とか“普通でおねがいします”と答えればよい。

 

ここでは「ラーメン」700円を食べる。豚骨と鶏ガラを1日250㎏も大きな寸胴で煮込むスープは、醤油との相性がよい。旨みとコクがある、醤油とんこつである。表面に鶏油が泳ぎ、なかなか冷めにくい。麺は太麺で、スープによく絡む。具は大きな海苔が3枚、とろけるようなチャーシュー大2枚に、たっぷりの九条ネギ。おいしいラーメンだが、ちょっとお年寄には、しつこいかもしれない。(ランチタイムは、中盛・大盛か小ライスがサービスなので、迷わずライスを注文)

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 店員さんは、前述のようにお客の顔を見ながら、好みをきいてくれるし、親切だ。しかし、場所がいまいちだ。地下の店舗のため、ラーメン屋さん特有の熱気や油の匂いが抜けきらない。おそらくこういった店は、夜中、大きな東京のねずみ達の棲家になっているのではないだろうか。

 店内には、「ジャンボラーメン(5,000円)」を時間内に制覇した「つわもの」の名前が貼り出してある。「潤家特性らーめん(800円)」は、劇辛の真っ赤なスープ。そのほか、「つけ麺」もおすすめとのこと。深夜まで営業しているので、「のんべい御用達」の店でもあるらしい。(写真:たろべえ撮影)

    横浜家系らーめん 潤家

    東京都台東区浅草1-12-8(浅草駅から徒歩7、8分のすしや通り)

    TEL03(3841)5188

    営業時間/月~土 11:00~翌朝04:00 日 11:00~翌朝02:00 

【追記】平成20年10月、再訪しましたが、閉店しておりました。やはり地下の店舗はダメです。実際に昼間、ここの店内で大きなネズミを見たこともありました。油まみれのにおいもこもっていましたね。衛生面で問題がありまた。味がよくても気配りのない店でした。残念でした。

【追記】残念ながら平成20年10月に再訪したら、「閉店」しておりました。やはり地下のお店はダメですね。ここの店内では、ねずみも実際に見ました。においもこもっていて、衛生面では落第の店でした。

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ご近所グルメ《中華そば つし馬》煮干らーめん本格派

 ラーメン激戦区の浅草で、ひときわ異彩を放つのが、「津軽 煮干らーめん」の看板を掲げる《中華そば つし馬(つしま)》。浅草駅からは、神谷バーの先を右折した観音通りにある。ここも人気店だから、行列を覚悟するか、あるいは混雑前の11時半には、お店に入りたいもの。Vfsh0141

 つし馬の売りは、なんといっても「津軽系 煮干らーめん」。店内に入ると「にぼし」の香ばしいにおいと威勢のよい「いらっしゃいませ」の声が、迎えてくれる。(店員さんは、実に気持よく応対してくれる)注文は話題の《バリ煮干そば》750円。「130食限定、通常の3倍の煮干しを使用」したラーメンである。

 どんぶりのスープは、銀色を帯びている。まさにたっぷりの煮干が効いている。醤油味だが、濃厚な和風味。もちろん煮込んだ野菜の旨みも感じる。麺は中太の平打ちで、スープになじむように、かなりやわらかめだ。具は、チャーシュー3枚、細目のメンマ、太い長ネギの刻み。スープを飲み干すと、いかにも元気がもらえるような気がする。味はかなり濃い目だから、サービスで付く小さな茶碗ごはんは、必ず合わせて頼もう。

 ちなみに「バリ」とは、九州(博多)の方言で「すごい」という意味。したがって、《バリ煮干そば》の出汁には、通常の量と違って、すごくたくさんの煮干を使っている。魚介類のスープが苦手の人には、おすすめできない。しかし、癖になる味だ。うまい。(チャーシューもやわらかく、とても美味)

 ところで「煮干」だが、その名の通り、鰯(いわし)を食塩水で煮て、干したものだ。カタクチイワシやマイワシの小さなものを使う。この煮干には、タンパク質、カルシウム、鉄分、ミネラル成分(リン、硫黄、カリウム、ナトリウム、マグネシウム、亜鉛、銅等)に加え、タウリンも含まれている。効能として、肝臓の強化・肝機能の改善そして疲労回復だそうだ。なるほど体によいラーメンというわけだ。

 通常の煮干スープのラーメンは、中華そば小盛650円、中盛750円、大盛850円。普通の人は小盛で十分。この他、つけ麺、冷やし煮干らーめんもある。

    中華そば つし馬

    東京都台東区浅草1-1-8(浅草駅徒歩3分)

    TEL03(5828)3181

    営業時間/11:3021:30(年中無休)スープが無くなり次第終了

(※写真:たろべえ撮影)

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ご近所グルメ《大江戸浅草らーめん とおりやんせ》

 あいかわらず「ラーメン激戦区」の浅草。今回は、お年寄やお子様にも、外国からのお客様にも「やさしい」ラーメンの登場である。雷門から直進する仲見世に交差する新仲見世通りにある《大江戸浅草らーめん とおりやんせ》だ。黄色い看板が目印。

 「塩らーめん」(680円)を食べた。鰹節・昆布・煮干系のスープ、塩は「天日塩」で、ナチュラルである。化学調味料の味ではない。麺は細麺、ちじれ系。具は海苔、ナルト、メンマ、ホウレン草、ネギ。それに絶品のやわらかチャーシュー。これになぜか「麩(ふ)」が入っている。とてもやさしい味だ。奇をてらうでもなく、和風味である。これは、「京風らーめん」という京都系のラーメンチェーンの「糸車」や「あかさたな」に似た味だ。

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 このほか、醤油らーめん(680円)や「つけ麺」も人気。また、各種セットメニューも人気。感動的な味まではいかないが、まずまず合格点のラーメンが食べられる。

 世界の観光地・浅草のためか、店先には「English staffs are available in here!」と、怪しげな英語と中国語。メニューも英語版と中国語版、韓国語版がある。ところで英語だと、English speaking staffの方が自然だし、hereinをつけるところが下町っぽい。別に英文法の試験ではなく、意味が通じるからよいのだけれど。

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(写真:たろべえ撮影)

    大江戸 浅草らーめん とおりやんせ

    東京都台東区浅草1-2-9(浅草駅から5,6分)

    TEL03(3841)8039

    営業時間/11:0020:00(年中無休)

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東武東上線に《TJライナー》運行開始

 6月14日、埼玉県和光市から池袋を経て、渋谷まで東京メトロ「副都心線」が開業した。相互乗入れを始めた東武東上線もダイヤ改正と合せ、池袋から森林公園、小川町行きの特急《TJライナー》がスタートした。

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 記念すべきTJライナー1号は、17:00池袋発。ホームでは、テープカットやクス球割のセレモニーがおこなわれ、多くの鉄道ファンやプレスの方々が訪れていた。中には昨日の晩から徹夜で、1号の着席整理券を買うために、駅に並んだ人もいて、午前6時過ぎには、ライナー1号の整理券(推定400枚)も完売、満席となったそうだ。続く18:00発のTJライナー2号も12時頃には、完売。19時と20時発も発車前には、満席だったようだ。Vfsh0131_2

 

なかなかスマートな50090系の車両は、多くの鉄道ファンを乗せて、定刻で発車。もちろん車内は、満席で、わずかに優先席が空席であった程度である。車内では、記念グッズとして、「2008.6DEBUT!TJライナー 東武鉄道」のシャープペンシルと1号の硬券キップが配られた。これはうれしい代物。

 新東京タワー(スカイツリー)といい、TJライナーといい、最近ちょっと注目したいのが、東武鉄道さんである。

(※写真:たろべえ撮影)

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ご近所グルメ浅草《うりんぼ》本格的博多ラーメンが食べられる!!

 浅草は意外や意外、ラーメンの激戦区だそうだ。浅草駅から徒歩7、8分、言問通りと馬車道の角に《博多らーめん・うりんぼ》がある。まさに本格的なとんこつ博多ラーメンで、ここはおいしい。

 スープは、もちろん豚骨で長時間、煮込んであるためか、すっかり乳化しており、クリーミーで甘さを感じるほどだ。九州直送の細麺は、茹で加減を注文できる。一般的には、かためである。店内では「替え玉ください。バリカタで」とか「ハリガネ、替え玉ください」と常連さんの声が飛ぶ。(ちなみに麺のかたさは6段階あり、「ハリガネ」がもっともかたく、「バリカタ」が二番目のかたさ)

具はやわらかチャーシュー、海苔、万能ネギ。テーブルに置いてある「紅しょうが」と「辛み高菜」は食べ放題である。もちろん、この脇役たちもたっぷりスープに入れる。なんといっても《うりんぼ》のラーメンは、麺によく絡んだコクのあるスープだ。思わず最後まで飲み干したくなるほど、美味である。これで650円は文句なし。

 博多でも随分ラーメンを食べたことがある。久留米や熊本のとんこつも捨てがたいが東京では、なかなか、本場の味に出会えなかった。しかし、ここは間違いない。行列と順番待ちは覚悟して、出かけよう。(※写真:たろべえ撮影)

    うりんぼ

    東京都台東区花川戸2-21-7(浅草駅北口徒歩8分)

    TEL03(3841)1515

    営業/11:3014:00 18:0002:00(年中無休)

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ご近所グルメ《与ろゐ屋》浅草和風ラーメンならここだ!!

 ラーメン王「石神秀幸」さんが、絶賛の和風ラーメンは、浅草の仲見世近く、伝法院通りにある《与ろゐ屋(よろいや)》である。実際に食べてみると、どこか懐かしい和風味、魚介類の風味漂うおいしいラーメンだ。

 最初は、やはり定番の「ラーメン」醤油味(700円)を注文。具は海苔、メンマ、焼き豚に刻みねぎである。麺は中太だ。スープは、九十九島産煮干と枕崎のかつを節をメインに、利尻昆布や、豚のゲン骨と鶏がらに各種野菜を合わせたもの。スープには「ゆず」が隠し味として効いている。あっさりしているが、深みのある「昭和のラーメン・中華そば」を思い出させる逸品である。

 こどもの頃、「中華そば」は、それでもご馳走だった。みんなが、貧しい昭和の30年代だった。はじめて食べた時、世の中にこんなににもおいしいものがあるんだと、感激したほどだ。

 さて浅草育ちのご主人が、昭和の時代、近所の日本そば屋で食べていた「昔の中華そば」の味にこだわり、開店したのが《与ろゐ屋》だそうだ。つけ麺も人気が高いが、地元の常連さんは、「梅塩ラーメン」(梅干入り)を薦めてくれた。何しろ人気店なので、お昼時は、行列覚悟だ。できれば開店直後の11:30か、13:30以降に行くべし。観光地の浅草寺にありながら、地元の人にも愛される、本当のラーメン屋さんである。

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    与ろゐ屋

    東京都台東区浅草1-36-7(浅草駅北口徒歩2分)

    TEL03(3845)4618

    営業/11:0020:30(年中無休)

(※写真:たろべえ撮影)

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プレ《TJライナー》が走った

 東武東上線に6月14日から「座席定員制」のTJライナーが運転を開始する。車両は新しい「50090型」でなかなかしゃれた感じだ。実は、先日6月7日(土)、特別に「プレ・TJライナー」が走った。当日は、東武百貨店で3,000円以上のお買い物をされた方に一人2枚、整理券(甲券の着席整理券)を約300枚配布したそうだ。Vfsh0110

 池袋17:02発、東上線南口には、カメラを抱えた鉄道ファンが、大勢押しかけていた。

実際に乗ってみる。クロス・シートの座席は、若干、硬めだが、おそらく自動的に回転させるために、強度が必要なのだと思う。ちなみに優先席は、ロングシートだが、かなりクッションはやわらかく、快適である。最初の停車駅は、ふじみ野(20)

ちなみに足踏みペダルがあり、シートの回転もできる。

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今後、着席整理券は専用の券売機でのみ、発売となる。大人も子供も300円。自動券売機は、その日のすべてのライナーの整理券が、買えるものが南口と中央口2(いずれも改札外)にあり、初電から買える。改札内の南口と中央口2にある券売機では、ライナーの出発30分前から発売するそうだ。(ここまでは、『ゆあ東上』6月号のTJライナーのご案内参照)

券面に指定された「前5両または後5両」だが、駅の係員さんに確認すると、原則として、中央口2(北口)では、「前5両」分、南口では「後5両」分を発売するそうだ。しかし、コンピュータ管理のため、先にどちらかの券売機が満席になった場合には、双方の券売機で「やりくり」をする。

だから14日のTJライナー1号の整理券は、池袋駅の中央口2と南口の改札外の券売機で、電車の始発5時06分以降から発売すると思う。(このあたりは、確定情報ではなく、想像)

何枚くらい発売するかについては、駅員さんでもわからないそうだ。おそらく、50090型だから、400席程度であろう。優先席もあるからもっと多いかもしれない。(?)

快適な車両だから、一度は乗ってみたらいかがでしょうか。

(※写真:たろべえ撮影)

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あったかい《神谷バー》のイメージ広告

 東京・浅草の《神谷バー》といえば、なんといっても浅草名物「デンキブラン」。私も何度か飲みに行ったことがある。何しろアルコールは30度、ブランデーをベースに、ワインやジンにキュラソーなどが入ったカクテルである。結構口当たりがよく、小さなグラスで出されるからグイグイいってしまうが、水をのみながら、しっかりつまみを食べながら飲むのが肝心だ。一気に3杯も飲めば、足がフラフラになる。Dk

 ところでこの《神谷バー》が、最近、年に四回東武鉄道の車内にイメージ広告を出している。この内容が、なかなか泣かせるというか、心にしみてくる。とくに2006年版が秀逸なので紹介したい。

      

じゃあな、と去っていく 君の背中が 街の灯(あかり)にとけていく。

      

この次もおたがい 元気で会おうぜと、肩をたたき合い別れる街角。

      

話したいことは もっといっぱいあったのに、楽しい夜はいつも短いね。

      

君と肩並べて歩くのは、何年ぶりだろう。思い出を温める帰り道。

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神谷(バー)さんのストーリー設定は、どうやら年配の(初老の)人々が主人公のようだ。久々に会った昔からの友人たちとのひととき。すぐに時間が経ってしまう。まだまだ飲み足りないね。身構えることもなく、さりとて虚勢を張ることもなく、自然に実に素直になれる時間だ。会えば必ず別れが来る。そして人々は、また煩わしい会社や空虚な家庭という、日常に帰っていく。

すばらしい物語である。だが、不思議と切なくなる。

ドイツの諺(ことわざ)に、『何?勇気は品切れかい?酒場で仕入れるとしよう』があるが、まさに酒場は人々には、平等に元気を取り戻すことができる場所かもしれない。

と、理屈をつけては、また飲みに行こう。

       神谷バー

       東京都台東区浅草1-1-1(浅草駅徒歩1分)

       TEL03(3841)5400

       営業時間 11:30~22:00(火曜定休)

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【たろべえアーカイブス2】

アクセスの多かった「たろべえブログ記事」を紹介しています。

最近の読者のために 、ベスト10の6位から10位までです。

ほとんど海外添乗員時代のお話です。

2006721 () 利尻 礼文島 バスが来ない 

2006628 () バンクーバーでサヨナラ逆転満塁ホームラン

2006622 () オックスフォードの30名の学生たち

2006521 () 真冬のパリでバスクリン

2006513 ()ピラミッドの前でラクダに乗る

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【たろべえアーカイブス】

過去のこのブログでアクセス数が多かった記事です。

5位から1位まで。

2006510 ()

西安の西瓜と黄色のティーシャツ

2006615 ()

ホノルル空港でいきなり添乗員、マウイ島4

ホノルル空港でいきなり添乗員、マウイ島4泊(その2

20067 7 ()

忘れがたき奈良の宿 いにしえの日吉館

20061012 ()

バスガイドさんの涙 九州・西鉄観光バス

2006920 ()

たった1枚の絵のために出かける旅 ゴッホ《花咲く桃の木》

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【車内マナー編】携帯電話の喜怒哀楽《家でやろう》

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 東京メトロ(地下鉄)のマナーポスター、2008年6月バージョンは、車内で一人芝居のような喜怒哀楽を表現する女性。(以下は想像の受け答え)

1 (思わず電話をもらい、うれしい)えっ!? 本当なの?

2 (不安から急に不機嫌に)どうしてなの?

3 (怒りをあらわに)冗談じゃないわよ。そんなに都合のよい女だと思ってんの?

4 (気分を持ち直して)ほっとしたわ。電話もらってよかった!!

脇で他人の携帯電話を聞くとはなしに、聞いてしまう。電話の相手の会話は、聞こえず、このように女性の表情と受け答えしか、わからない。そうなると、こいつは何を話しているのだろうかと、余計なお世話をしてしまう。

1 ちょっと声がききたくなって電話しちゃったよ。

1 えっ!? 本当なの?

2 なーんて、ウソだよー!

2 どうしてなの?

3 今日さあ、好きな女の子にふられちゃってね。だから○美、慰めてくれよ。

3 冗談じゃないわよ。そんなに都合のよい女だと思ってんの?

4 そんなつもりじゃないよ。今の俺には○美しかいないのがわかったんだ。

4 ほっとしたわ。電話もらってよかった!!

どんなドラマがあるかもしれないが、車内では『マナーモードに設定の上、通話は近くにたまたま乗り合わせた人に、余計な想像をさせるので、大きな迷惑である』と思う。

少なくとも、電車の中では平和に過ごしたいものだ。だから携帯の通話はやめよう。

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おにぎりとおむすび《越後屋甚兵衛》

 おいしい「おむすび」を食べた。有名百貨店の食品売場で見かける『古市庵(こいちあん)』の《越後屋甚兵衛(えちごや・じんべい)》である。お米は、もちろん新潟県魚沼産のコシヒカリ、海苔は九州有明産、塩は天日乾燥の焼き塩という、こだわり。

 食べたのは、鮭、たらこ、おかかの三点セットで609円。具もたっぷり入っている。当然ながら冷めてもおいしい。「おむすび」という食べ物は、米と海苔で勝負をかけるわけだから、実にシンプルだ。甚兵衛のメニューは、かつお・塩昆布・紀州梅・葉唐辛子・味付高菜・きんぴらごぼう・あおさ海苔・きゃらぶき・ごま昆布・茎わかめ・ツナ・

ねぎみそ・ピリ辛わかめ・山ごぼう(以上1個189円)。たらこ・ちりめん山椒・チーズかつお(以上210円)。明太子・鮭・貝しぐれ・チーズ明太子・うなぎ(以上242円)。

いくら・数の子・えび天・牛肉(以上263円、いずれも税込み)

 ところで一般的に「おむすび」は関東の呼び名で、関西では「おにぎり」だそうだ。

(そうはいっても、東京では「おにぎり」が主流なのだ)どちらも同じ、ごはんを握るものだが、漢字では《御結び》と《御握り》になるだろうか。「結び」というのは、語源的には、神様と人あるいは人と人の「良い縁を結ぶ」ことだから、めでたい言葉だと思う。なんとなく、「おむすび」という言い方が上品に思えるが、それもそのはず、ものの本によれば、おむすびが宮中の女官の言葉だという説があるらしい。

 一方、「おにぎり」も『鬼切り』に通じ、鬼=災難を避けるという意味もあるそうだ。

やっぱりおかあさんが、心をこめて子供たちや家族のために、つくってくれた「おにぎり」が一番おいしい。遠足や運動会の日、朝早くから起きて用意してくれた、おにぎりのお弁当は、何十年たっても忘れられない。(私も東京生まれなので、やはり「おにぎり」派である。「おむすび」というと、なぜだが、丸いおにぎりを連想してしまう)

 おもしろいのは、コンビニで店によって呼び名が決まっている。ファミリーマートやセブンイレブンでは「おむすび」で、ローソン、ampm、ミニストップは「おにぎり」なのだ。何はともあれ、最近のコンビニのおむすびやおにぎりもうまい。

(写真:たろべえ撮影)

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