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ご近所グルメ 浅草《ばんゆう》浅草名物を目指す「岩のりラーメン」

Vfsh0097_3   浅草駅松屋を背にして、馬道通りを渡り、茶処・茜(あかね)とコンビニ・ポプラの路地を行く。サラリーマンの強い見方・居酒屋「ニュー浅草総本店」を右に見て、なおも前進。参道仲見世を越えると、浅草公会堂が見える。その手前の大黒屋別館の向かいに、《ばんゆう》の店がある。目印は大きな赤い提灯である。今年、2008年2月にオープンしたそうだ。元々は恵比寿にあった「尾道ラーメン」の人気店とのことである。

 「尾道ラーメン」の決め手は、瀬戸内海産小魚などの魚介系の出汁(だし)である。地元小豆島産の醤油味のやさしいラーメンだ。ここ《ばんゆう》の一番の売り、「岩のりラーメン」(980円)を注文。

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 どんぶりに山盛りの「岩のり」には圧倒される。スープは、一口飲めばわかる“魚介系”のあっさり醤油味だ。カウンターには、全国から魚介の優良素材を集めた証拠に、左から「日高昆布」、「土佐産厚削りのカツオ節」、「瀬戸内海産小魚(煮干)」、「天草産サンマ干し」に「北海道産ホタテ貝柱」の実物が瓶に入って飾られている。ほのかに口に残るスープの甘みは、ホタテだろうか。

 麺は中細のちぢれ麺で、最近、変更したらしい。国産小麦粉100%に「モンゴルかん水」を使ったもので、もっちりしていて、のどごしがよい。つるっとした食感もある。

 具材は、前述の山盛り「岩のり」(聞けば千葉産とのこと。食べるとなかなかおいしい)、やわらかチャーシュー、半熟タマゴ、メンマ、刻みねぎ。しっかりと丁寧につくられた正統派尾道ラーメンの系統を守っている感じだ。

 ちょっと気になったのは、表面の背脂。この油も「尾道ラーメン」の特徴だが、どうもスープを飲むと、唇に油っぽさが残り、ベタベタする。(個人の好みの問題)

 それから、岩のりラーメン980円は、こだわりの素材を使っているためだろうが、普通のサラリーマンが、お昼時に食べるラーメンとしては、少し高いと思う。もちろん浅草は、世界の観光地であるけれど、元々庶民の食文化の育った町である。たぶん高価な岩のりの量を半分にしてもいいので、せめて700円か800円くらいにしていただきたい。

 ランチタイム(11時から13時)には、小ライスが無料だから、忘れずに頼もう。立地条件は悪いが、看板どおり「岩のりラーメン」が“浅草名物”になればよいが・・・。

(写真:たろべえ撮影)

■岩のりラーメン 浅草 ばんゆう

■東京都台東区浅草1-37-5(浅草駅徒歩5分)

TEL 03(6225)0128

■営業時間/11:0023:00(平日) 11:0021:00(土・日・祝) 毎週火曜休み

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※残念ですが、平成21年3月22日をもって、移転のため閉店しました。

4月24日張り紙で確認。移転先未定です。

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Photo

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