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江戸文化と《粋》浅草今昔展記念フォーラムから

 先日の浅草今昔展記念フォーラム《江戸と浅草・その文化》で、竹内誠江戸東京博物館館長が、江戸の《粋(いき)》について、興味深いお話をされていた。

 “江戸文化に表現されている「粋」な美意識とは、社会の中で人に迷惑をかけず、他人に不快感を与えない、他者からみて好ましい言動をとるための生き方のことだ。江戸の人々は、暮らしの中で人間関係の調和を大切にした。”

 そんな含蓄(がんちく)のある言葉をきいての帰り道、都営浅草線「浅草橋駅」で公共広告機構(AC)の「江戸しぐさ」のマナーポスターを見かけた。《江戸しぐさ 肩引き》である。今風の女子高生と和服姿の年配の女性が、道ですれ違う際、お互いにささっと肩を引いて、ぶつからないようにする所作である。

 江戸しぐさ 肩引き

しぐさひとつで都市は、和(なご)やかになる

人ごみですれ違う時、互いに肩をサッと引く。江戸では、マナーをイキに交わすことで、相手を思いやる気持ちを瞬間的に伝え合っていた。

東京にはイキなマナーが似合います。

以上のコメントが書かれている。最近よく耳にする「江戸しぐさ」には、“傘かしげ”、

“こぶし腰あげ”などもある。この種の基本的なマナーをあえてポスターにしなければならないというのも悲しい話である。

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