ご近所グルメ 浅草《江戸っ子》天婦羅
いまのような天ぷら(天婦羅、天麩羅)は、江戸時代に屋台から始まったそうだ。天ぷらの語源は、ポルトガル語もしくはスペイン語らしい。江戸では、江戸湾のエビ、あなご、キス、ハゼ、メゴチ、青柳の貝柱などの魚介類に衣をつけ「ごま油」で揚げたものが主流だ。間違いなく「江戸前」である。決して高級料理ではなく、いまでいう「ファースト・フード」だった。
江戸時代には、醤油やみりんの食文化も一般的になった。小腹が空いた職人さんや町人たちが、ちょいと屋台に立寄り、天ぷらを手でつまんで、汚れた手を「のれん」で拭いて出ていったそうだ。
浅草には有名な天ぷら屋さんが多い。葵丸進、三定、中清、大黒家などだが、紹介するのは《江戸っ子》。お昼に定食「椿」を食べた。エビ・キス・カボチャ・なすの揚げ立てだ。もちろん、ごはん・味噌汁・漬物がついて1,400円だ。ごま油でさくっと揚げた江戸前のネタは、さすがにうまい。もちろん、かき揚げやエビ天丼も人気だ。大通りに面していないだけあり、さほど観光客でにぎやかではない。だからゆっくり食べられる。
■志美津 江戸っ子
■東京都台東区浅草1-40-7(東武浅草駅徒歩5分)
■TEL :03(3841)0150
■営業時間/11:30~21:00(火曜日定休)
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