ご近所グルメ 浅草・札幌ラーメン《えりも》再び
浅草4丁目、「札幌ラーメン」の《えりも》にまたまた行ってしまった。今度は、もうひとつの、みそラーメン「旭川ラーメン」を食す。お店のご主人にきくと、実はここ浅草で店を開く以前、向島(東京都墨田区)で4年ほど中華の店をやっていて、昭和41年当時、「みそラーメン」として出していたが、自分で満足できず、メニューからはずしたことがあったそうだ。その後、現在の場所へ《えりも》は移転。
昔の味をなつかしむお客さんの声が強く、かつての「(初代)みそラーメン」の名前を「旭川ラーメン」にして、再登場させたものだ。ちなみに現在の「(二代目)みそラーメン」は、浅草に移ってから始めた。それでも37年前の話。
《えりも》の「旭川ラーメン」は、信州味噌をベースにしている。具は炒めた挽肉ともやし、キクラゲにコーン。白ゴマを入れ、ポイントの「ラー油」でぴりっとさせる。中太麺との相性もよい。白味噌なのに、なかなかあっさりしている。ファンも多いそうだ。これで650円。
先日いただいた「みそラーメン」は、北海道味噌のブランド品【紅一点赤つぶし】をベースに秘伝のタレを用いているという。こちらは、唐辛子が味の決め手。甘みさえ感じる、昭和40年代から50年代のサッポロラーメン全盛期の味である。(紅一点は甘口の味噌、北海道は岩田醸造)
《えりも》のラーメンは、人生の大先輩でもある、昭和15年生まれのご主人の、生き方そのものだ。(若く見えるけれど、68歳だそうだ)さて、信州味噌も北海道味噌も原料は、米、大豆、塩に酒精(発酵アルコール分)だが、十分に熟成させてこそ、風味も味も良くなる。
自分も昔の友もそれぞれの道を歩いてきた。決して平坦な道ばかりではなく、晴れた日ばかりではなかったに違いない。なんだか、長い間離れていた、そんな幼友達に30年ぶりで再会したような、ほのぼのとした懐かしさを覚える店である。
《えりも》のデータは、前回のブログ参照。
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