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2008年12月の26件の記事

ご近所グルメ 浅草《亀十》のどら焼き

 浅草には有名な和菓子屋さんがたくさんある。どんなガイドブックにも必ず紹介されているのが、《亀十》である。看板メニューは、「どら焼き」だ。

 職人の手づくりのため、大きさは直径約10~10.5㎝。ふわふわ感がある。表面は、不揃いで焼き方も微妙に違う。十勝産の最上級小豆(あずき)をつかう餡がよい。ボリュームがあるので、ひとつで十分、食べ応えがある。1個315円だが、「庶民の和菓子」だから高級品ではない。店先では、もちろん1個から販売してくれる。

 東京みやげにおすすめである。

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        浅草雷門 亀十(かめじゅう)

        東京都台東区雷門2-18-11(地下鉄浅草駅徒歩1分)

        TEL:03(3841)2210

営業時間/10:00~21:00(第1・3月曜日はお休み)

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ご近所グルメ 浅草《らーめん 一龍》今度は【塩らーめん】だ

 台東区西浅草2丁目に開店した《らーめん 一龍》、自慢の「塩らーめん」に挑戦した。塩は「だし」と塩だけで勝負するわけだからごまかせない味になる。Pc260109

 

塩らーめん(700円)、ワカメ、メンマ、温泉玉子(半熟)、刻みネギである。表面には「すりゴマ」が浮く。なかなかうまい。甘みさえ感じるスープ、結構しっかりした味わいの塩である。

 店内のイスを数えたら6席だった。ほんとに猫の額(ひたい)だ。だからラーメンは3種類。餃子もやらなければ、ビールも置かない。この味なら勝負はできると思うが、地味な店構えだけに心配である。ラーメン好きの方は、ぜひ応援してほしい。それほどここの店主はまじめにラーメンをつくる。

      お店のデータは前回訪問記参照。「ご近所グルメ 浅草《一龍》新規開店」

      http://tabikoborebanashi.cocolog-nifty.com/blog/2008/12/post-3e71.html

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ご近所散歩 ちょいと浅草《浅草仲見世シャッター壁画》

 浅草寺の雷門から宝蔵門へ続く商店街を「仲見世」という。一日中、観光客で賑わう場所だが、どこもかしこも夕方6時、7時を過ぎると閉店してしまう。これは観音様が夕方には本堂の扉を閉めるため、急に人通りが少なくなるから仕方のないことなのだが。

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 ところがここ仲見世は、店が閉まってからでも十分に楽しめる工夫がなされている。それがシャッターに描かれた江戸情緒あふれる『シャッター壁画「浅草絵巻」』である。

平成元年(1989)、地元の声により、夜はさみしいからせめてシャッターに絵を描こうといった発想が始まり。「地元」仲見世商店街、「企業」は文化シャッター、「芸術」は上野の東京芸術大学平山郁夫研究室の“三位一体で創り上げた新しい環境芸術”だそうだ。

 描かれているのは、三社祭・金龍の舞・隅田川花火・四万六千日(ほおづき市)・浮世絵・薪能・桜・出初め式・流鏑馬など、江戸文化、下町文化の場面だ。当時の芸大の平山先生の指導を受け、学生たちが浅草絵巻4巻を描いた。それを「グラフィック・メディア」という技術で、塩化ビニールに印刷し、その塩ビフィルムを直接、シャッターに貼ったという。色も鮮やかで耐水性にもすぐれている。2年前には18年ぶりにリニューアルされ、鮮やかな色合いがよみがえっている。

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 雷門から実に380m、89店舗の店のシャッターが展覧会場なのだ。浅草に夜、行く機会があれば、ぜひ訪ねていただきたい。なずか、ほっとすること請け合いである。

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ご近所散歩 ちょいと上野《寛永寺清水観音堂》絵馬

 東京の台東区、一年間に全国・全世界から来る観光客は、およそ3,400万人。このうち外国人観光客は56万5千人である。(台東区統計平成18年)観光客のほとんどが上野と浅草にやってくる。

 上野の寛永寺「清水観音堂」だが、京都の清水寺を模写したミニ舞台造りで有名。先日、訪れて驚いたが、ここに奉納してある「絵馬」が、東南アジアを中心にした外国語ばかりである。ほかの寺院も同じなのか、よくわからないが、世の中も国際的になってきている証を見た。

 中国語、タイ語、バングラディッシュ語(?)、韓国語そして日本語である。

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ご近所グルメ 浅草《一龍》新規開店

 浅草に新しく《らーめん 一龍》がオープンした。場所は国際通りの今半と豚八の角を曲がった、かっぱ橋へ抜ける通りである。カウンター席が6席程度の小さな店だ。Pc260112_2

 開店したのは平成20年12月22日。まだ若い店主の話では、葛飾四つ木の《捷龍(しょうりゅう)》で修行したそうだ。メニューは自信の「らーめん(醤油)700円」、「塩らーめん700円」、

「又焼らーめん(チャーシュー)900円」の三種類である。

 

ここは迷わず、基本の「らーめん」を注文。澄んだスープの一杯が運ばれる。鶏ガラや魚介類、野菜で丹念にとった「だし」だが、あっさりしていて、深みがある。もちろん甘みさえ感じられる。麺は中細麺で、やや固茹でだ。具材はやわらかいチャーシューが二枚、温泉玉子(半熟)、ワカメに刻みネギ、メンマである。実はこのチャーシューも下ごしらえがしっかりしていて、忘れられない味。これで700円。醤油味のあっさりした「新東京ラーメン」だ。課題は「メンマ」の煮方をもう少し勉強してほしい。近くに、名店《来集軒》があるのだから、一度食べてほしい。

 場所的には西浅草になるので、決していい場所ではないが、若い店主がまじめにつくるラーメンは、必ず人気店になると確信する。発展途上ではあるが、はずせない店だ。(上記写真は、クリックで拡大)

        らーめん 一龍

        東京都台東区西浅草2-25-12(つくばエキスプレス浅草駅、徒歩2分)

        TEL:03(3841)1149

■ 営業時間/11:30~14:30 17:00~23:00(定休日は現在未定)

※(追記)2009年1月から毎週火曜日、定休になった。

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ご近所グルメ 浅草《コーヒーショップ カリブ》COFFEE SHOP CARIB

 浅草は伝法院通りにある喫茶店《カリブ》。ガラス張りの明るい店内で地元客や観光客で賑わっている。コーヒーは450円。喫茶店としては普通の値段である。Vfsh0529

 ランチタイムである。ハームトースト、サラダ、コーヒー(紅茶)付で950円。ナポリタンスパゲティ、サラダ、コーヒー(紅茶)付で1,100円。そして注文したのは、なんと「そばめし」でスープ、サラダ、コーヒー(紅茶)付で1,000円である。《COFFEE SHOP CARIB》

 「そばめし」は、ご存知のように焼きソバと一緒に、ごはんを炒めたものでソース味。たぶん神戸あたりの関西から発祥の食べ物に違いない。カリブでは、コンソメ・スープと野菜サラダが付く。もちろんコーヒーまたは紅茶も含まれている。

 結構おいしかった。サラダもトマトやレタスなど、まじめな野菜サラダだ。

 そうは言うものの、やはり「そばめし」にはビールが合うだろう。

■コーヒーショップ カリブ《COFFEE SHOP CARIB》

■東京都台東区浅草2-2-1(浅草駅北口徒歩2分、伝法院通り)

TEL03(3842)3550

■営業時間/07:0019:00

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【ラーメン行脚】行列の塩ラーメン《本丸亭》@本厚木

 せっかくの休日を利用して、神奈川県厚木市(本厚木)にある行列の名店《らー麺 本丸亭》へ行く。本厚木駅から徒歩10分弱だ。考えてみれば新宿から小田急で往復1,000円近くも交通費がかかった。到着は午後1時半だが、店内にも8名が順番待ちで、噂のとおりの大変な人気店。それでも約15分で順番が来た。回転は速い。

Vfsh0517  数えてみるとカウンターに10席。小さな店だ。もちろん、ここは定番の「本丸塩らー麺」(800円)を注文。澄んだスープを口にすると、奥が深い味わいである。豚骨に丸鶏をじっくり煮込み、昆布と九州は対馬産のアゴ(飛び魚)で「だし」をとっているそうだ。ごまかしのきかない「塩」で勝負をする本格派とお見受けする。麺は栃木県佐野の青竹で打つ、手打ち・平打ち麺だ。モチモチ感があり、喉越しが抜群だ。

 具材はやわらかいチャーシュー二枚、ワンタン、春菊に刻みネギである。カウンター席なので、つくりたての熱々が出される。なるほど他では食べられない「究極の塩ラーメン」といわれる代物(しろもの)に間違いない。これなら1時間待っても食べたい味だ。

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 対馬から空輸される「アゴ」だが、五島列島では「うどん」をアゴのだしで食べる。あっさりしていながら独特の風味がありコクがある。なんともいえない味を出す素材である。

 本丸亭は横浜にも進出しているらしいが、やはりここ厚木の決してきれいではない店で食べるのが通というもの。近くへ行くことがあったら、ぜひ立ち寄るべき店だ。

        らー麺 本丸亭

        神奈川県厚木市幸町4-10

        TEL:046(227)3360

        営業時間/11:00~15:00 18:00~22:00(火曜休み)

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六本木のカリスマ鍼師《鍼師 川井健董 治さなければ患者は来ない縁と運》書評

 難病、現代病と壮絶な真剣勝負を繰り広げる

六本木のカリスマ鍼師(はりし)、波乱の治療人生四十年

多くの人に恵まれた「縁と運」

努力と感謝の半世紀(岡田幸夫著、2008年、郁朋社刊)

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Photo  群馬県桐生在住の文筆家・岡田幸夫の最新作を読む。彼の竹馬の友である、六本木のカリスマ鍼師・川井健董(かわいけんどう)の半世紀を描いた作品である。

場所柄からか多くの著名人、芸能人との「縁」も取り上げられている。

 一流の人とは、多くの人々から愛され、そして多くの人々のために生きてこられた方ばかりである。そうした人たちに接すると、人間の生き方について教えられる。

現代美術の村上隆、俳優の勝新太郎、中村玉緒、元総理大臣・小泉純一郎、女優・栗原小巻、女性代議士・加藤シズエ、娘の加藤タキ。

川井の究めた「鍼灸道」に賭ける哲学、ものの考え方、治療法の奥義などが披露される。人生論、人生哲学として読んでみてもよい。示唆に富む人生訓でもある。とくに小泉元首相の座右の銘を紹介する箇所は、示唆に富んでいる。

小泉さんが総理大臣になったとき、川井は色紙をいただいた。『無信不立』である。

論語の『民無信不立』が出展だそうだ。

 弟子の子貢が政治について、孔子に訪ねた。孔子曰く、

 「食料を十分にし、軍備を十分にして、人民には信頼を持たせることだ」

 子貢が、止むを得ず捨てるとしたら、どちらが先かと問うと、

 「軍備を捨てる」

 さらに残った二つのうちではどちらかかと問うと、

 「食料を捨てる」

と、答えた。その理由を問われて、

 「食料がなければ人は死ぬが、昔から誰にも死はある。人民には信頼がなければ安定しない」

政治にもっとも重要なことは、人民(国民)からの信頼だということである。

 確かに小泉さんのやり方には賛否両論あるが、「文字通り実践し抜いたという点で」実績を残している。さらに川井が小泉さんから聞いた座右の銘は、幕末の思想家佐藤一斉の言葉であった。

 「わかくして学べば壮にして為すことあり。壮にして学べば老いて衰えず。老いて学べば死して朽ちず」

 これは川井にとっても人生の指針になっているそうだ。なかなか含蓄のある名言である。また、加藤シズエさんが九十九歳のときの会話も興味深い。人間は一日に十回「も感動していれば、年はとらないそうだ。「感動」の具定例としてつぎのような事例も紹介される。

 ---昇る朝日、頬を流れるさわやかな風。草花の葉の朝露、道端に花を咲かせるタンポポ、花から花に舞う蝶。目と目が合うと、「おはようございます」と大声で挨拶をしてくれる子どもたち---。

ふつうの心を持っていれば、感動できることはいくらでもあり、感受性を豊かにして生きていれば、百歳でも青春を持ち続けることができる。

川井は東洋鍼灸専門学校在学中から、マッサージの治療院を開き、有名スポーツクラブに掛け合い、治療院を開業し、仲間に呼ばれハワイに渡ったこともあった。バブルがはじめ、スポーツジムもつぶれ、ハワイではビザの関係で強制送還される経験ももつ。浮き沈みに中で、長年治療を続け、多くの人と出逢い、より多くの縁と運に恵まれた。どんな病気も治すという強い意志は、カリスマ鍼師そのものである。

著者は「あとがき」でいう。

彼(川井)が立派だと思うのは、この道に進んだら全く後ろを振り返らず、全力投球で懸命の努力を重ね、多くの人たちとの縁と運に恵まれ、鍼灸療を天職としてしまったことである。普通の人は、大抵どこかで言い訳をして妥協し、ひとつの限界線を引いてしまう。この範囲の中で出来るだけの努力をしようとする。ところが川井の場合、この限界線がない。(略)

人はその人生に迷うことは、たびたびある。自分のいまの「仕事」が天職だと、自信をもっていえる人が、何人いるだろうか。大きな壁にぶつかったとき、この本に出会えることができたなら、もっともっと人は幸せに生きられる、そんな気がして読み終えた。

若い人にも中年のサラリーマンにも、おすすめの人生指南書である。

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ご近所散歩 ちょいと浅草《煮込みストリート》

 下町・浅草の名物ともいえるのが、《煮込みストリート》。赤提灯の飲み屋が軒を連ねている場所がある。伝法院通りと交差する路地だが、昼間から一杯飲める。ここの名物が「牛すじ煮込み」だ。ビールもよいが、「ホッピー」を頼む常連さんが多い。Vfsh0514

 たまに行くのが、「鈴芳」や「赤とんぼ」である。さて、ホッピーだが、1948年発売。麦芽とホップを原料とした炭酸飲料である。これを焼酎で割る。ビールのような味わいだが、焼酎のまろやかさに合う。ホッピーは500円。そのまま飲んでもうまいが、「中身(焼酎割り)」をおかわりしながらグイグイやる。

 さて「つまみ」の定番「牛すじ」は、実にやわらかい。玉ねぎやにんじんなど、野菜もよく煮えている。大盛りの刻み長ネギがうれしい。(赤とんぼでは450円)軽く飲む場合は、ほかにつまみは不要。お店から文句をいわれることもない。

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 この煮込みストリートには、15,6軒の煮込みを売る居酒屋(屋台)があるそうだ。結構、どの店も混んでいるが、ストリートを2,3回往復すれば、どこかの店に必ず入れること間違いなし。ほんどの人が、ささっと飲んで、1,000円札を2枚くらい払って席を立つ。この場所は、庶民の強い味方である。

■煮込みストリートは、東京都台東区浅草2-3-16周辺

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ご近所散歩 ちょいと浅草《羽子板市》に行ってきました

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今年もいよいよ納めの《羽子板市》に行ってきた。師走の風物詩として、テレビや新聞にも登場するイベントである。今年話題になった「ご時勢羽子板」では、プロゴルファーの石川遼くんや大相撲の白鵬や琴欧州などが人気だった。お笑いのエドはるみさんや世界のナベアツもあった。

 羽子板は、女の子が生まれると、その子の無事な成長を祈って、初節句やこどもが初めて迎えるお正月に贈られた。江戸時代中期頃から定着した風習である。羽子板は邪気を跳ね飛ばし、幸運もたらすといわれる。飾り物・縁起物として、家々の玄関先に置かれた。(ちなみに男の子には破魔矢が贈られたそうだ)

 羽子板は江戸の伝統工芸として「押絵」という立体的なものだ。板の裏面には、必ず「松竹梅」も描かれる。松は長寿を、竹は節があることから素直な成長を、梅は花や実をたくさんつけることから子孫の繁栄をあらわしたそうだ。

 一般的には、元旦から節分(豆撒き)まで飾る。一部には小正月まで、とか雛祭りにも飾る地方もあるようだ。また羽子板に歌舞伎役者の図柄が用いられるようになったのは、文化文政の頃らしい。日本の文化を大事に伝える「羽子板市」は、なかなか奥が深い。

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ご近所グルメ 浅草《軍鶏家》あっさり塩味【軍鶏ラーメン】

 浅草は国際通りの「今半」の角を入る。テプコ浅草館の対面で、老舗どじょうVfsh0500_2 の「どぜう飯田屋」の隣に《軍鶏家(しゃもや)》はある。店の外に「軍鶏ラーメン」の“のぼり”が立っている。本来は軍鶏鍋や親子丼の専門店なのだが、軍鶏からいい「だし」がとれた場合の限定でランチタイムに【軍鶏ラーメン】を提供する。

 軍鶏(しゃも)ラーメンを食べる。(700円)澄んだスープは、実にあっさりした塩味である。具材は半熟タマゴ半身、チンゲン菜、メンマ、白髪ネギ、わけぎ、そして平たくのばした「つくね」が2枚。中細のタマゴ麺もコシがある。軍鶏からとった「だし」が効いている。この「つくね」がうまい。絶品である。

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 スープは程よい塩味だが、すっきりしすぎているかもしれない。ラーメンの表面にはとり油が浮くが、まったくしつこさがない。おそらく鍋で一杯やったあと、締めに食べるにはいいかもしれない。元気な若い人にはもの足りない味だろう。

 参考にランチタイムには、軍鶏の煮込み丼1,000円、親子丼800円、軍鶏キムチ胡麻つけめん900円と前述の軍鶏ラーメン700円がある。

 さて、この《軍鶏家》、埼玉県加須(かぞ)市に自家農園をもち、「タマシャモ」という品種を育てている。放し飼いで、鶏にストレスを与えない。「食の安全」のため、農薬の野菜や化学肥料の入ったエサは与えない。通常のブロイラーが生後70から80日程度で出荷されるのに対し、ここの軍鶏は約1年(300日以上)の日数をかけて飼育後、食用にするという。こだわりの店である。

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■軍鶏家

■東京都台東区西浅草3-3-3

TEL03(3847)3203

■営業時間/11:3014:00 17:0022:00

(当面は年中無休)

※軍鶏ラーメンは、限定メニューのため、外に「軍鶏ラーメン」のノボリがあることを確認して、入店していただきたい。

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ご近所グルメ 浅草《中華ダイニング いい田》

 浅草は国際通り、今半の先、焼肉の「金海苑」の角を曲がると《中華ダイニング いい田》がある。2007年5月オープンの、明るくきれいな店である。ラーメン屋や普通の中華料理屋さんには見えない。おしゃれなイタめし屋のようだ。店員の方々も元気よく迎えてくれる。Vfsh0487

 ラーメン(特製醤油老麺)を食べたかったので、ランチタイムの「ラーメン半チャーハンセット」(690円)を注文。スープはあっさり醤油味だ。鶏ガラや野菜、カツオ節でとった、だしがきく。具材はもやし、メンマ、チャーシュー、ナルトに刻みネギとシンプルだ。麺は中太平打ちで、やわらかい。澄んだスープに甘みを感じるのは、野菜か魚介系のせいかもしれないが、和風である。なかなかおいしいと思うが、もっと特徴があってもいいかもしれない。平凡だが、自己主張の少ない、しっかりしたラーメンである。ラーメン単品は500円。

 造りが斬新で、清潔感あふれる店内は気持がよい。メニューには、つけ麺もある。餃子も3種類あり評判らしい。もう一度行きたくなる、すがすがしい店である。

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■中華ダイニング いい田

■東京都台東区西浅草3-2-9

TEL03(3844)5029

■営業時間/11:0015:30 17:3022:00(日曜休み)

 土曜日は15:30まで

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ご近所グルメ 浅草《宝来楼》の【牡蛎そば】

 この時期は牡蛎(かき)がおいしい。「季節限定」で牡蛎を主役にしたラーメンが食べられる店がある。浅草は観音通り商店街、《宝来楼(ほうらいろう)》だ。この地に店を構えて50年の老舗・広東料理の名店である。Vfsh0484

 店の看板メニューは「フカヒレ姿入りそば」1,900円)だが、ちょっと勇気がいる。そこで旬の味、「牡蛎そば」に挑戦。1,080円。牡蛎は、片栗粉と小麦粉をまぶして油で炒めたものが、8~10㎝ほどの大振り三個。“ぷりぷりの生がきがおいしい”と店内のメニューにある通りだ。具材は、玉ねぎ・にんじん・ピーマンに長ネギと野菜もたっぷりだ。鶏がらでとった醤油味のスープ。あっさりだが、コクとうまみがある。自家製の細麺は、日本そばのような食感である。間違いなくうまい。10月から3月までの季節限定メニューだが、牡蛎の旬を考えれば、11月から1月がよい。

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 決して安い店とはいえないが、世界の観光地・浅草の中心で、「本場広東料理の殿堂」と看板に銘打つだけあり、味は評価できる。店員さんも中国の方が多く、注文の際、細かいニュアンスが伝わりにくい。懐(ふところ)に少し余裕があれば、ぜひ食べに行きたい店である。

        宝来楼

        東京都台東区浅草1-1-7(銀座線浅草駅から徒歩2分)

        TEL:03(3841)4592

        営業時間/11:00~22:00(年中無休)

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ホットする あったかい話《新しいドーナツのお店》

Do_bp99 「ミスタードーナツ」などを経営する株式会社ダスキンが発行する「喜びのタネまき新聞」という、ミニ広報誌がある。“読む人の幸せを心に願って作る”というサブタイトルがある。心に響くあったかいいい話があったので紹介する。

新しいドーナツのお店

 埼玉県新座市の○○○○さんからのおたよりです。

---駅前で三十年来なじんでいたミスタードーナツが消えて半年、街の風景が寂しくなりました。

 お店にはたくさんの思い出がありました。なつかしいのは、いつも気持ちのこもった挨拶をしてくれたアルバイトさんのこと。(略)娘の名前を覚えてくれて、目の高さにかがんで「おはよう」と言ってくれましたので、娘もその人が大好きでした。お弁当箱に2点足りないと娘が悲しそうにしていたら、コーヒーを飲んでいたネクタイの人が、

「これどうぞ」とポイントをくださったこともありました。

 きょう気がつくと、建てかえられたビルに新しいチョコレート色の看板がついていました。「また、できるんだ」と、うれしくなりました。娘は結婚し関西にいますが、今度帰ってきたら一緒に、と思っています---。

 どのお店にもお客様の数だけ出会いがあり、一つひとつの出会いが、店を街に根づかせ育ててくれます。ミスタードーナツが来たら街が明るく楽しくなったよといわれるように、いつも願いをこめています。(株式会社ダスキン社長 伊東英幸)no.473よりPhoto

 最近、世の中にはもっとおいしいドーナツのお店もたくさんあるかもしれない。しかし、その街に根づいているという点では、「ミスタードーナツ」には到底かなわない。小さなこどもの目線に合わせて、かがんで話をしてくれる、やさしい店員さんがいるのも「ミスド」に違いない。ポイントを集めて、ダイヤリーや手帳やコーヒーカップ、お弁当箱、ピクニックバックに交換したいと思っているママや幼児がたくさんいることだろう。

 ますますミスドが、いろんな街でたくさんの出会いを演出するように願いたい。

※「喜びのタネまき新聞」編集室(株式会社ダスキン)

東京都新宿区西新宿2丁目6番1号新宿住友ビル32階(私書箱47号)

TEL:03-5909-6706

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ご近所散歩 ちょいと浅草《空飛ぶ羽子板》

 12月17日から19日まで、浅草寺境内では恒例の《羽子板市》がおこなわれる。すっかり師走の風物詩になった。江戸時代頃から始まった行事だが、羽子板は邪気を跳ね飛ばすといった意味から、女の子の健やかな成長を守るものとして、いまでも飾られる。

 都内でも最古の名刹(めいさつ)・浅草寺は、年間の参拝客は四千万人以上、しかも正月の三が日だけで、百万人を超えるそうだ。そんな浅草の「仲見世」もすでにお正月バージョンに飾り付けられた。あっという間にこの一年も終わってしまう。

 仲見世の《空飛ぶ羽子板》をはじめ、宝船、鏡餅、富士山も登場。初詣は浅草へ。

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ご近所グルメ 浅草《味噌一 浅草店》味噌ラーメン専門店開店

「味噌ラーメン」の専門店《味噌一(みそいち)》の浅草店が、12月10日にオープンした。浅草6丁目で以前『うんちくと能書の多いラーメン店』《柳麺おいでや》が、あった場所である。

http://tabikoborebanashi.cocolog-nifty.com/blog/2008/07/post_3f5d.html

 ラーメン通の間では、《味噌一》は定評のあるチェーンで高円寺本店のほか、環七通り沿いを中心に、常盤台・中目黒・荻窪・三軒茶屋・中野・大原・三鷹・一之江・田園調布に店舗があるようだ。サッポロ味噌ラーメンとは違う。0469_2

 店に入ると券売機がある。まず「太麺」か「細麺」を選ぶ。細麺にする。今回はこの店に初挑戦だからスタンダードの「味噌一らーめん」720円に決めた。《味噌一》のラーメンは、スタンダードのほか、ピリ辛・火吹・爆発とある。また各種トッピングもある。

 「味噌一らーめん」は、熱いまま、すり鉢どんぶりで運ばれて来た。濃厚な白味噌のスープだ。魚介類とたくさんの野菜の味だろうか。米麹(こめこうじ)が効いた味噌の甘さも感じる。味は間違いなく濃い目だ。麺の茹で具合も絶妙で、歯ごたえがある。「風味」と「コク」と「うまみ」の三拍子がそろっている。

 具材は、もやし、キャベツ、玉ねぎ、ニンジン、コーン、ワカメ、カイワレ大根。卓上には、お好みで刻みニンニク。すりゴマ、酢が置いてある。また券売機の横には、味付け玉子、ゆで玉子に火吹メンマがあり、こちらは1品20円以上のカンパ制だ。

確かに独特の「味噌」ラーメンだ。麺の量も通常の1.5 倍。満足の1杯である。

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■味噌一 浅草店

■東京都台東区浅草6-36-17 (浅草駅から徒歩15分、ホテルスカイコート浅草の先)

TEL:03(5603)0237

■営業時間(当面の間)11:00~23:00 木曜定休(当面)

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《野口英世》の左手

 千円札の肖像「野口英世」博士の一生は、まことに立派なものである。英世は明治9年(1876)、猪苗代湖近くの農家で生まれた。いまでもこの生家は、整備され残っている。1歳半の明治11年(1878)、いろりに落ちて、左手に大火傷を負う。Hideyo

 今般伝わる伝記物語では、15歳の時、会津若松の会陽医院の渡辺先生により、左手の手術を受け、火傷によって癒着していた左手にメスが入れられ、少しは指が開くようになったといわれる。しかもこの当時は、麻酔技術もなく、大変な痛みをこらえ、野口英世は手術を受けたそうだ。これにより、いままで拳(こぶし)だけだった左手が、なんとか指も見えるようになったようだ。

 その後、野口は医学の道に目覚め、自分も人を助けようと決心し、勉学に励み、ついには医者の免許も取得する。数々の研究により、京都帝国大学からは医学博士を、東京帝国大学からは理学博士の称号を得る。しかし実際には、野口は左手を自由に動かすことは不可能であり、医者として患者を手術することはできないと悟り、臨床医ではなく、研究者の道を選択せざるを得なかったそうだ。

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 猪苗代の野口英世記念館には、野口の不具な左手を写した写真が、1枚だけ残されている。左手をかばうようにした写真や銅像が基本だが、本当は手術によっても左手は、動くようにはならなかったようだ。火傷により、神経も麻痺し、いくらか指が開くことはできたが、ものをつかむことはなかったらしい。

 1928年、西アフリカで黄熱病のため、惜しくも亡くなる。51歳。しかし、赤ん坊の頃の、左手の事故があってこそ、ここまで名を残す研究者であったのは間違いない。せつないけれど、野口博士のすばらしい業績も「いろり」に落ちて、大火傷を負ったことが、きっかけであった。美談のように語られる伝記も、現実を直視してみなくてはならないこともある。

 記念館で左手が映った写真を見た時、強いショックだった。しかしこれが現実なのである。(中写真の右側が野口の手術直後の撮影、下写真は上野公園内にある銅像、左手は開かない)

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《日本ベンチャー史 零戦から超LSIへ》書評

 岡田幸夫著、《零戦から超LSIへ》(2001年鳥影社刊)を読む。

群馬県太田市にある、いまの富士重工の工場や同大泉町の、三洋電機東京製作所が、かつて日本の航空機産業のパイオニアであった「中島飛行機株式会社」の工場の跡地であった。実際に大田や大泉に行ったことがあるが、現在の工場の敷地も広大である。昨今ではブラジルの日系人も労働者として多数、近辺に在住し、コミュニティさえ出来ている。Zerosen_2

著者は昭和45年(1970)、この大泉の東京三洋電機、半導体事業部に入社した。やがて先輩たちの話から、会社の敷地や建物が、戦前から中島飛行機という日本で最大の航空機生産工場であったことを知る。「ひとつの町であれ、工場であれ、時間を軸にした歴史の因果関係の先に今日が存在する」という認識をもつようになる。つまり今日まで面々と続く歴史がここにあった。そこで著者は自分が「取り組まなければならないひとつの歴史の課題がある」ことに気づく。いいかえれば、岡田自身がプロローグで本書の執筆の意図をつぎのように述べている。

三洋電機に勤務する一社員である著者が、戦前・戦中は飛行機生産工場として、そして戦後は電機工場として、いわば二つの顔をもつ工場の歴史を、それに関する技術開発史、ベンチャー起業史のような意図でまとめたものである。

本書の構成は、中島飛行機、松下電器、三洋電機の創業からの歴史を軸にして、その後の流れを描写する。とくに、中島飛行機の創業者「中島知久平」の生い立ちから、大正末期の中島飛行機の創立、欧米の技術移入から国産化そして昭和の戦前・戦中のトップメーカーとしての同社の存在が、前半の山場となっている。

後半は、電機メーカー大手各社の技術開発や会社としの浮き沈みの歴史を展開していく。恥ずかしい話だが、本書を読むまで三洋電機の創始者・井植歳男が松下幸之助の義理の弟であり、松下を支えていた存在であったことなど、知らなかった。

やはり後半部については、トランジスタ、ラジオ、テレビ、IC、半導体、電卓、パソコン、LSIと、現代では欠かせないキーワードが、たくさん出てくる。おそらく超LSIへ続く起業家たちの大切な業績なのだろうが、あまりにも各種エピソードを詰め込み過ぎの感は否めない。残念ながら、飛行機や松下電器などの創成期の歴史を雄弁に語る前半部とやや饒舌な後半部とでは、読みやすさが違う。極端にいえば、飛行機生産と松下・三洋の部分に特化した歴史でもよかったのではないだろうか。したがって、全体としてはエンジニアや技術系の方々には、当然のように評判がよくても、われわれ素人には、労作ではあるけれど、どうにもわかりにくい本である気がしてならない。

個人的には、私の兄も大手電機メーカーの技術系研究者である。難解な専門書も数冊出版し、学会で発表している。いまでも世界各国を飛び回っている。また東京八王子出身の85歳になる母は、女学校を出てから立川にあった「中島飛行機」の、恐らく出張所で働いていたそうだ。亡き父は、第二次世界大戦に出征し、復員後は進駐軍のいた羽田飛行場(空港)で飛行機や車の整備関係の仕事についていた。本書を読んでいくと、そんな身近な縁を感じ、ある種の親近感で読了できたのかもしれない。

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ご近所グルメ 浅草《純喫茶 ブロンデイ》なぜかラーメンがうまい

 「純喫茶」とは、なつかしい響きである。昭和の40年から50年代頃、盛り場には必ずあった。そんな昭和の純喫茶が下町・浅草にはまだ存在する。浅草六区の東洋館や演芸ホールに近い「六区花道」に《純喫茶 ブロンデイ》がある。国際通り横、つくばエキスプレス浅草駅03出口の真ん前になる。Vfsh0449

 不思議な喫茶店である。ドアには「珈琲・スナック ブロンデイ」とあり、浅草芸人御用達の店ともあり、店先からは奇妙な「ラーメン」の赤提灯がつるしてある。中へ入ると昔からの喫茶店のつくりだ。恐る恐るお店のおばちゃんに、「ラーメンできますか」と、尋ねてみた。「できますよ」とにっこり答えて、「マスター、ラーメンひとつ」と、彼女は奥へ向かって叫んだ。

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 店内は奥行きがあり、かなり広い。ランチタイムなのだが、次々と常連さんがやって来る。長身で初老のマスターと会話を楽しんでいる。孫が大きくなって金がかかるけど楽しみだとか、最近、膝の具合はどうだとか、この間のG1レースで勝ったの負けたのと・・・。そんな楽しくさりげない会話がきこえる。下町だ。

 ラーメンはきちんとしたものだった。あっさり系の醤油味で澄んだスープに中細麺、具材はのり・チャーシュー・ゆで卵半身・メンマに刻みネギと、至ってシンプルだ。大きめのどんぶり。新鮮な驚きだった。純喫茶のラーメンだが、馬鹿にできない。外のラーメン提灯はマスターの自信のあらわれだろう。確かにうまい。しかも500円。

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 食後のコーヒーもうまい。400円。よくよく店内を見回すと、レアチーズ、チョコレート、抹茶、シューバナナ、マロンの各種ケーキもある。(ケーキ各種350円、コーヒー・紅茶セットは700円)また、ラーメンのほか、焼きそば(700円)、おでん(600円)、焼きうどん(700円)、生姜焼き定食・鯖みそ煮定食・焼き魚定食・ハンバーグ定食。親子重・マグロ重(各1,000円)、煮込みうどん(700円)、カレーライス(700円)、牛丼(700円)、ピラフ(800円)、オムライス(800円)などメニューも多種多様でうれしくなるほどだ。なんでもある。食堂?本当に喫茶店?スナック?そんなことはどうでもよい。

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 マスターによれば、この地にオープンして55年。いまのマスターは二代目で20年だという。「おいしかったですよ」と礼を言い、勘定を済ませる。さわやかな店である。

■純喫茶 ブロンデイ

■東京都台東区浅草2-11-1 TEL:03(3841)1583

■営業時間/08:30~23:00 (年中無休)

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ご近所B級グルメ 浅草《江戸豊》もう一度人情の味に

 何度か通っている下町の「人情の味」がするラーメン屋さんである。

ご近所グルメ 浅草《江戸豊》人情の味中華そば

http://tabikoborebanashi.cocolog-nifty.com/blog/2008/07/post_7dad.html

 昭和43年(1968)創業以来、実に40年の歴史が物語るように、地元のお年寄がひいきにする店だ。

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 がっちり食べたいときには、「ラーメンと半チャーハンセット」(700円)を注文。

前回も紹介したが、ここのラーメンは「中華そば」なのである。文句なしに下町の味。セットのチャーハンも強い火力で手際よく仕上げてある。タマゴはもちろん、紅白カマボコ、チャーシュー、ねぎを使う、オーソドックス・スタイル。

 ここの「中華そば」は、私がこどもの頃食べていたものとほとんど変わらない味だ。昔は、どんぶりに唇をつけてスープを啜(すす)ったが、いまは「レンゲ」がついている。なぜだかここの常連さんは、土地のおばあちゃんや仲見世で働くおばちゃんたちが多い。ささっと大盛りを食べる職人さんもよく見かける。なるほど地元の人々に愛されて40年、しっかりした人情あふれるお店である。

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(再録)

 江戸豊(えどとよ)

 東京都台東区浅草1-32-6(浅草駅徒歩3分)

 TEL03(3844)6855

 営業時間/11:0019:00(土日祝日は11:3019:00、水曜休み)

実際には、18:30には閉まっていることが多い。

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ご近所B級グルメ 浅草《博雅》下町の中華料理

 雷門を通り過ぎ、オレンジ通りを渡って浅草セントラルホテルの先を右折すると、有名な《釜めし春》の路地がある。ここに《博雅》がある。ごく普通の中華料理屋だ。店には看板娘がいて、ポニーテルの似合う結構きれいな人だから驚く。

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 外の手書きの看板には、

「北風吹く中 ほっとひと息ついて下さい。

博雅特製 たんめん600円 五目そば650円 いかがですか。」

・・・なんてやさしく書いてあると、ついつい入ってしまう。それほど風の冷たい日だった。結構こういったメッセージって説得力がある。

 たんめん、五目そばではなく、ラーメン(500円)を注文。別段、観光地価格ではない。チャーシューが2枚、メンマ、ワカメ、刻みネギにナルトが具材だ。麺は中太でやわらかい。スープは、昔ながらの鶏ガラの醤油味で、何のてらいもない。普通にうまい。

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        中華料理 博雅

        東京都台東区浅草1-15-2

        TEL:03(3841)1881

        営業時間/調べ忘れ 定休日/きき忘れ

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ご近所グルメ 浅草《いさりび》旬の魚でちょいと1杯

 浅草の小さなお寿司屋さん《いさりび》で旬のサカナを、ちょこっとつまんで、軽く1杯。おなかが減っていれば、好きな握りを1貫から出してもらえる。決して敷居が高いわけではない。もちろん築地で修行した人情あふれる大将に魚のウンチクをききながら、酒が進む。

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11月には、「〆さば」、「シマアジ」がおいしかった。鯖(さば)は、ブランドでもある関鯖や松輪もよいが、大将によれば新潟産もおすすめ。塩加減と酢で締める職人技が光る代物(しろもの)でうまい。秋から冬にかけての絶品。シマアジは、下田産だ。夏から秋までが旬だから、さっぱりした味だ。

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 12月、いよいよ本格的に寒くなってくると、どんどん魚がおいしくなる。人気のアンコウの肝は、握りでいただく。もちろん茨城の海からだ。海のフォアグラとは、よく言ったものだ。(それほど本物のフォアグラを食べたわけではないけれど)独特の旨みである。

 「メジマグロ」(長崎)と「カワハギ」(大分)は、刺身で食べる。交通網の発達で九州の魚も築地へ、新鮮なまま運ばれる。メジマグロは、食べるとカツオのような食感だ。やわらかくそれほど脂(あぶら)は感じない。マグロの幼魚といっても体調は40㎝程もあり、10~20㎏くらいがおいしいそうだ。大きさにより、メジマグロ→中房(ちゅうぼう)→クロマグロと呼ばれるそうだ。日本近海産で、10月から1月くらいが旬。

 カワハギは夏の魚だと思っていたら冬場、肝がおいしい。ここでは、肝を半透明な白身で巻き、ポン酢で食べる。歯ざわりがあり、フグを連想させてくれる。11月から2月頃、カワハギは肝臓にたっぷり脂を蓄えるそうだ。

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 締めは、「ホウボウ」(銚子産)の握り。赤くてグロテスクな外観からは想像もつかないが、淡白な白身ながら脂もそこそこあっておいしい。《いさりび》では塩とすだちを絞って出してくれる。今宵もいい気分でご帰還である。

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レトロな川越・大正浪漫通り《シマノコーヒー大正館》

 埼玉県川越は、「蔵の町」あるいは「小江戸」と呼ばれる。東京の池袋から東武東上線で30分、手ごろな観光スポットだ。先日、仕事で現地へ出向いた。今回、紹介させていただくのは「大正浪漫通り」である。

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 川越の蔵造りの街に近い「大正浪漫通り」は、町名でいえば、川越市連雀町から仲町あたりへの、わずか200m程度の商店街である。布団屋、酒屋、うなぎ屋、時計屋、すし屋、肉屋、菓子屋、金細工屋、はんこ屋、和菓子屋、文房具屋、洋品店、食堂など、通常の商店が立ち並ぶ。ところが建物が凝っている。洋風建築あり、町屋造りあり、もちろん蔵造りもある。

 この商店街、実は平成7年まで「銀座商店街」という名で長く親しまれていたアーケードだった。ところが、全国にある銀座商店街と同様、大型量販店や郊外型巨大スーパー、格安店の出現により、客足が遠のき、店をたたむところも多くなった。そこで立ち上がったのが、この商店街の二代目・三代目などの若い衆であった。電線を地中に埋めたり、道路を石畳に変えた。各店の建物にも趣向を凝らし、古いものは手を加え昔の趣(おもむき)を取り戻したり、新しく建てる店舗のデザインも大正時代を意識した。これにより、レトロな街並みを再現できることになった。

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 そんな浪漫通りに平成8年、開店したのが《シマノコーヒー大正館》である。店構えからして、古びた大正の頃のようだ。店内もクラシックだ。まるでセピア色の時代に戻ってしまったような錯覚。ところがコーヒーはうまい。手づくりのケーキ類も人気だ。ブレンド1杯550円、ストレート(スマトラマンデリン)コーヒーは600円と、決して安くはない。しかし水がうまいのか、本当に納得できる味だ。

 この大正浪漫通りの発想は、低迷する観光地の「町起こし」の成功例であろうと思う。まだまだ発展途上ではあるが、このわずか100m、200mを歩けば、商店街は身近な品物を販売し、それなりの飲食も楽しめる。映画のセットのようなものかもしれないが、こういった発想こそ「客を呼ぶ」、「客を呼べる」街づくりではないだろうか。(地図は大正浪漫通り商店街HPより、クリックで拡大)

■シマノコーヒー大正館

■埼玉県川越市連雀町13-7

TEL:049(225)76804

※小江戸川越・大正浪漫通りについて 

HP http://www.koedo.com/

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庄内武士の歩んだ糸の道《気節凌霜道はるかなり》書評

 《気節凌霜(きせつりょうそう)道はるかなり》は、前作の《西の西陣 東の桐Photo_2 生》正・続と合せ、岡田幸夫の「織物三部作」と呼ばれる作品だ。(郁朋社刊)サブタイトルに

「庄内武士の歩んだ糸の道」とあるように、庄内(山形県)の武士たちが幕末から明治時代を通して、養蚕にかけた歴史を小説にしたものである。「松ヶ岡開墾場」が舞台である。松ヶ岡には、戊辰戦争に破れ賊軍の汚名を着せられた旧庄内藩士三千名が、広大な原野を開墾し、桑を植え、蚕室を建設し、養蚕業に取り組んでいった史実がある。

 庄内には養蚕のための技術がなかったため、上州の島村(群馬県伊勢崎市)へ実習生を派遣する。養蚕の道具については、島村から職人を呼び寄せる。器械製糸業の導入には、指導を受けるため富岡製糸場から人を招く。さらには欧米への輸出用の羽二重の生産。主人公の庄内藩士・五十嵐文太郎とその次男吉助の生き方を通じて、著者は詳細な時代背景の描写も忘れない。自分たちの利益、私利私欲のためではなく、近代国家建設のために、たゆまぬ努力を重ねていったのだった。武士の魂が生き続けていた。

 開墾の本義は、徳義を基にして不毛の地を開墾、報国のために産業を振興し、賊軍となった国辱をそそぎ、武士の見本、天下の模範となる

そして岡田幸夫は、本書のあとがきで執筆の動機を明らかにする。

養蚕・製糸・織物は、日本人が有史以来かかわってきた主要な産業であった。ほとんど文化といってよい。また、幕末の開国以来、これらの産業がどれだけ日本の近代化に貢献してきたのか、どれほど評価しても過ぎることはないであろう。

また、この本を読んで最大の発見は、西郷隆盛と庄内の結びつきであった。書名の「気節凌霜」とは西郷隆盛が、原野を切り開こうとする旧庄内藩士を元気づける(叱咤激励する)ために贈ったことばに由来する。“気節凌霜天地知(きせつ・りょうそう・てんち・しる)”という。「艱難辛苦(困難)に直面してもそれを凌(しの)ぐ強い心意気・意志があれば、天は見ていますよ。必ず苦労に、こたえてくれるものです」といった意味だろうと思う。詳しくは、本書をぜひ読んでほしい。

庄内に旅をしたことがある。おもに酒田と鶴岡そして湯野浜温泉と温海(あつみ)温泉を訪ねた。「松ヶ岡開墾記念館」や「映画『蝉しぐれ』資料館」も見学した。いまも残る大きな木造の養蚕用の建物が五棟、事務所であった本陣もあった。庄内藩主の末裔・酒井天美(あまみ)さん[酒井家奥方、松岡物産社長]と娘の酒井賀世(かよ)さんに案内していただいた。もしその当時、《気節凌霜道はるかなり》が出版されていて、読むことができていれば、どれだけ歴史の感動に出会えたことか。芋煮汁を肴に酒田の駅前の居酒屋で飲んだ、地酒「初孫」のうまさもきっと倍増していたに違いない。

(写真:松ヶ岡開墾場 鶴岡市観連盟提供)

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《家でやろう》東京メトロ12月のマナーポスター

 いよいよ師走である。あれよあれよと、いう間に、この一年もカレンダー1枚になった。さて東京メトロのマナーポスターは、《家でやろう》である。酔って車内の座席をベッド代わりに寝込む若いサラリーマン。いつものシュールな中年のメガネのおじさんもいる。

200812

コメントはつぎのとおり。

家でやろう

Please do it at home.

飲酒後は、まわりのお客様にご配慮注意ください。

Please refrain from drunken behavior.(飲みすぎての傍若無人な振る舞いはやめてください)

 電車内や駅のベンチで寝込んでいる人、たまに目にする。世間がすさんできたからか、そんな人に声をかける通行人もいない。もちろん、酔っ払いに逆ギレされて、刃物で刺されても不思議はない。困った世の中になったものだが、ドアを開けたら宅配便を装った男に刺殺されることだって現実にある。いまや「注意すること」は、命懸けの仕事になった。   

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ご近所グルメ 浅草《山口家本店》昭和のラーメンがそこにある

Vfsh0388  浅草は「千束通り」を行く。できれば夕方がよい。お惣菜を売る店や揚げたてのコロッケや唐揚げを売る肉屋さんの前には行列ができている。夏であればどこからともなく、粋なおやじの声や走り回る幼子の歓声がきこえる街。買物をする主婦たちにも自転車が主流だ。この界隈は、まだ活気ある「昭和」初期である。こんな生活を実感できる商店街に《山口家本店》はある。老舗の甘味処である。しかしタンメンやラーメンの有名な人気店なのだ。

 終戦後の昭和21年に開店した甘味処の店だったが、お客さんの要望で、ラーメン類など軽い食事も始めて40年という。お店では、「タンメン」(560円)が一番人気だそうだ。しかしはじめての来店である。ラーメンを注文した。

ここのラーメンはうまい。しかも400円という「昭和」価格。鶏ガラや豚肉に、各種野菜で丹念にとったスープが抜群だ。細めの縮れ麺は、浅草の《来集軒》製麺所製というから納得。具材もシンプルで、やわらかチャーシュー、メンマ、ほうれん草、海苔に刻みネギと定番をそろえる。決して飽きのこない味だ。

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 いつも思うことだが、最近、懲り過ぎのラーメン屋さんが多くなった。いってみれば

《山口家本店》のようなノスタルジックな昭和30年代ころの「シナそば」、「中華そば」に出会うと、なぜかほっとする。探せばまだまだ浅草には、おいしい昭和のラーメンがある。なぜならここは「下町」なのだ。

■甘味処 山口家本店

■東京都台東区浅草5-30-10

TEL03(3876)0844

■営業時間/08:0020:00(水曜休み)

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