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作曲家《花岡優平》とフォークソングの青春

Photo  いまから30年以上前、フォークソングを歌っていた。真剣にプロを目指したこともあった。高校生のとき、文化放送(ラジオ)の番組でフォーク・ソングコンテストの全国大会に出場したことがある。私は、グループでエレキベースを弾いていた。優勝は、その後『学生街の喫茶店』でヒットした、ガロというグループ。(優勝曲は『美しすぎて』というバラードで、ガロのデビュー曲になった。『学生街の喫茶店』は当初、B面であった)われわれは、惜しくも選に漏れ、それ以来、人前で歌うことはなくなった。

 同じ頃、東京は府中の市民会館で、仲間たちと自主コンサートを開いたことがある。自分はソロで岡林信康の『手紙』や高石友也の『死んだ男の残したものは』などを歌った。そのコンサートでは、地元で人気のアマチュア・グループ「花岡明と はにほへと」という3人グループにゲスト出演していただいた。この花岡明さんが、実は「花岡優平」さんである。九州は別府の出身で、当時は関東学院大学の学生であったと記憶する。「かぐや姫」の曲やオリジナル曲を歌っていた。ハーモニーにきれいなバンドだった。

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 花岡優平さんは、最近では紅白出場を果たした秋元順子の『愛のままで』の作詞・作曲で知られる。フォーク・ソンググループ「音つばめ」でデビューした歌手なのだが、残念ながら目が出なかった。その後、夢をあきらめず、作曲の道を歩み、岩崎宏美、柏原芳恵、高田みづえそして石川さゆりにも楽曲を提供している。大ヒットした大泉逸郎の『孫』の編曲者でもある。せつなく、そしてやさしい女心をうたう作曲家といえる。

 こんなすばらしい才能ある人と青春時代に同じステージに立っていたことを想うと、なんとなくうれしくなってしまう。

(写真/ガロ『学生街の喫茶店』1972年レコード・ジャケット、作曲家花岡優平さん2009年日本タレント名鑑、秋元順子『愛のままで』CD宣伝ポスター)

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日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

少し前ですが、岡林信康がミュージックフェアにでていました、飄々としていい味出していました、中学生時代の神様でしたから、手紙やチューリップのアップリケ、当時プロテストソングと呼ばれていました、詳細は忘れてしまいましたが、一時どこかにこもってしまい、再び現れた時にはエレキを抱えていました、確かその頃だったと思いますが「申し訳ないが気分がいいい」(これもだったと思います)という曲も好きでした。

高校で都内の私立へ行き、洋楽の洗礼を受けました、でもフォークも相変わらず好きなまんまで、高石友也とナターシャセブン、上野の鈴本へ観に(聴きに)行きましたね~。

音楽的には一番濃い時代を体験していると思います。

投稿: taco | 2009年4月 6日 (月) 12時53分

tacoさんnotesnotesnotenoteschoolなつかしいですね。確かに岡林は、どっかの山の中にこもってしまって久し振りに現れたら「私たちの望むものは」とか、エレキギターでロックになってました。高石友也とナターシャセブンは、「思い出の赤いヤッケ:でしたか、ほのぼのといい曲でした。二人の曲は、よく文化祭やキャンプファイヤーで歌ったものです。友よ、夜明け前の闇のなかで・・・なんて、ね。フォークソングは青春そのものです。いずれこのあたりは、書きたいと思っています。
ありがとうございました。それにしても「手紙」や「チューリップのアップリケ」を好きな方がいてくれただけで、うれしくなります。karaoke

投稿: もりたたろべえ | 2009年4月 6日 (月) 22時47分

このあたりのことはきっと書ききれないくらいでしょうね、楽しみにしています!
バイタリス・フォークビレッジ コッキーポップ ラジオ関東全米TOP40・・・スピーカーの前で息を潜めて録音した経験をお持ちでしょうか?
キャロル・ファニカン・サディスティックミカバンド
リブヤングの公開放送で後楽園で観ました!

ああ私もネタは付きませぬ

ところで府中が地元ですか?私は調布です。。。

投稿: taco | 2009年4月 7日 (火) 09時11分

tacoさん、再び熱いコメントありがとうございます。
地元は、府中ではなく、所沢です。育ったのは都下です。安い市民会館ホールが、小平や小金井や府中にありましたので、コンサートをやっていました。でもずっと調布の方がステキな街ですね。

投稿: もりたたろべえ | 2009年4月 7日 (火) 14時13分

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