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《ムール貝とフレンチ・フライ》添乗員のタマゴたち【その2】

Photo_2   翌日の朝、タマゴのA男、B助、C夫の3人が、朝食レストランの入口にスタンバイしていた。彼らは手づくりの「今宵 パリのディナーをあなたと・・・」などという案内文を参加者に配っている。なるほど、オペラ座界隈の名の知れたシーフード・レストランである。よくもまあ、短時間で見つけ、交渉したものだと感心する。

 しかし驚いたのは、夕方決められた時間にレストランに赴(おもむ)いてからだ。

確かに店の2階が「貸し切り」だ。メニューは、なんと各自にバケツ盛りの「ムール貝のワイン蒸し」とボールに山盛りの「フレンチ・フライ(フライド・ポテト)」、そしてパンである。そしてデザートには、やや小さめのティラミスが用意されていた。

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 フランスの「ムール貝のワイン蒸し」は、一人前で直径15㎝ほどのバケツ的などんぶりに入っている。かなりの量だ、ムール貝をまずバターとオリーブオイル、香草類のニンニクやエシャロットで炒め、白ワインで蒸したものだ。『ムール・マリニエール』と呼ばれるフランスやベルギーの郷土料理といえる。つけ合せは、これまた大量のフレンチ・フライ(つまりフライド・ポテト)である。フランスではフリット(Frite)という。いわばこのポテトのフライが、ごはんやパン代わりだ。

 しかし、通常のツアーでは、格式ばったフランス料理は用意しないまでも、「前菜」として、まずスープかサラダ。「メイン」が肉か魚、続いて「デザート」の皿という、3ディッシュが一般的だ。それに「ムール貝のワイン蒸し」は、庶民的なカフェや居酒屋風ビストロで出される料理だ。これを夕食のメインに据えた添乗員のタマゴたちには、脱帽である。ボリュームも申し分ない。ムールの山とポテトの山で、間違いなく満腹。

 タマゴ君たちに、どこで調べてこのレストランに決め、ムール貝料理にしたのかを尋ねてみた。すると彼らは、昼間のパリ市内観光研修中にバスで立寄った、オペラ通りの日本人経営の免税店に再訪し、日本人マネジャーに話をつけ、このレストランを手配してもらったそうだ。もちろん下見に行き、安い予算の範囲内で交渉してメニューを決めたそうだ。レストランの支配人によれば、フランス名物「モンサンミッシェル産のムール貝」だそうだ。確かに郷土料理のようなものだ。

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 いや、待てよ。ムール貝の旬は夏場の7、8月のはずだ。冬場の12月から4月頃が産卵期でムールの身はやせ細り、この旅行を実施した3月には、出荷されないはずなのだ。なるほど、冷凍の「ムール貝」だ。だから安くできたのかもしれない。だが、決してまずくはなかった。質より量の「添乗員のタマゴたち」。

(写真はすべてイメージ:ムール貝ワイン蒸し、フレンチ・フライ、モンサンミッシェル)

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コメント

たろべえさんwine
フランス産のムール貝は「活ムール貝」真空パックで 3月から7月頃まで日本でも楽天など 通販で買えます。実はカミさんがパエリアをつくるので材料をネットで探していたらみつけました。もちろんこれ以外の時期は冷凍ものになります。500グラムで約20個のムール貝で1000円程度です。日本産(三重県や岩手産)はこの半額ぐらいです。参考までに

投稿: 通りすがりの食いしん坊 | 2009年4月 1日 (水) 22時57分

carbullettrainbeerbreadeyeglasseyecameracherryblossomwinewine
通りすがり様
情報ありがとうございます。さっそくフランスのムール貝を通販で購入したいと思います。
ってことは、このパリで3月に食べたものは、冷凍ではなかったかもしれません。確か身は、それほどふっくらしていなくて、むしろ痩せていた気がしますが。

投稿: もりたたろべえ | 2009年4月 2日 (木) 00時27分

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