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2009年4月の34件の記事

《すし屋の常識・非常識》書評

 『書を捨てよ、町に出よう』(寺山修司)という本があったが、この《すし屋の常識・非常識》は、読んでから「すし屋」に行くには最高の参考書である。(朝日新書、重金敦之著、朝日新聞出版2009年2月)

 単なるウンチク本ではなく、すし屋の社会学、すし職人と客にまつわる社会心理学の名著だと思う。この本のエッセンスは、新書につく帯を見れば、おおかた見当がつく。

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薀蓄(うんちく)はあるが邪魔にならない

情報はあるがおぼれることはない

店の名前はあるがガイドではない

カウンターで対決する職人の「プライド」とお客の「わがまま」

無性に「すし」が食べたくなる

古風で伝統的なすしに固執するつもりはないが、いま流行の「なんでもあり」の

すしニューウエーブには、一抹の寂しさを感じる。

志賀直哉から、向田邦子、俵万智まで「すし文学誌」をひもときながら、江戸前ずしの来し方行く末を、すしだねの旬とともに追いかけてみたい。

「すし空間」を引き立てる客と職人の「会話術」

すしというのは不思議な食べ物だ。祝儀・不祝儀、老若男女、上戸・下戸の別を問わない。この日本人のソウルフードが、今や「SUSHI」として世界を席巻している。

すしを食べるとき、知っておくと楽しい「ちょっとおいしい話」。

 構成は、つぎのようになっている。

第一章      すし屋がたどって来た道

第二章      すしだねの四季

第三章      すし屋のプライドとお客のわがまま

第四章      すし屋は何処へ行く

 第一章では、江戸前すしの歴史をたどりながら現代の「すし屋」を分析する。そもそも「屋台」で始まった「すし」は、堅苦しいマナーにとらわれない気ままな雰囲気が魅力のはずだ。それがいつのまにか、日本料理の板前割烹のようになり、茶碗蒸しや煮魚、焼き魚、吸い物をだすようになった。和食の会席コースを食べ、締めに、握りずしを5、6貫つまむというスタイルになりつつある。しかも現在では、著者がいうところの「なんでもあり」になった。すし屋の「しきたり、伝統、習慣、約束事、常識といったものはみんなどこかへ飛んでいってしまった」ようだ。

 どうしてもすしの高級店であれば、一人15,000円や20,000円は覚悟する必要がある。だから、すし屋でさりげなく振る舞うのは、結構難しい。いつかはすし屋のカウンターに座って、「お好み」で食べるのが夢、と思い続けていた人も多いはずだ。実際には、値段が明示された「お任せ」が登場。酒の肴と握りをセットにしたメニューである。

まったく著者の言うとおりで、私などいまだに接待以外で「お好み」のすしを味得あった経験がない。もっぱらセットメニューの「お任せ」である。気楽に味わえる。

 第二章では、気持よくさらっと、すしの旬を閲覧できる。マグロ、初ガツオ、コハダ、白身魚、貝類、イカ、アナゴ・シャコ、ウニ、(海苔、しゃり、ワサビ)など、この部分は、豊富な経験によるウンチクにあふれていて、大変参考になる。

 本書で圧巻なのは、やはり第三章である。すし屋職人と客の心理を細かく描写し、「心理学」的に分析する。“どんな順序に(すしを)食べるのか”という記述は、とても興味深い。

握りずしの華であるマグロから食べるべきだ、と主張する人も多い。(略)いや、締めたコハダから始めて、白身、貝をはさんで、マグロ、アナゴへいくべきだ、という人もいる。これも魅力的だ。だいたいのすし屋は「お客さんのお好きなようにたべればよいのです」という。(略)淡白な白身の魚から始めて、コハダやアジ、カスゴなど、酢で締めたものに移り、マグロを流れの中心に持っていくのもいい。(略)マグロをトップバッターに置くか、四番打者にするかのいずれかだろう。

アナゴのような濃厚で甘いたねを一番打者に起用する人はあまりいないはずだ。アナゴは締めのご飯の位置に置くのが適所かもしれない。最後に、「かんぴょう巻き」か「カッパ巻き」に玉子焼きを頼む人が目につく。

著者は、要するにお客がお金を払って食べるのだから、好きなような順序で食べればよいと結論する。あたり前の話だが、すし屋でその日、最良のバッティング・オーダーを組むのは、結構至難の技である。

第四章の「すし屋は何処へ行く」では、昨今のミシュランガイド東京版での、すし屋の格付けについての描写がおもしろい。星が付いた店に予約が殺到し、ひと月もふた月も先でないと予約が取れなくなった。だいたい2ヶ月先にすしを食べる予定など、立てるのもおかしい。フランスの三ツ星レストランといえば世界中からお客が集まる。石油産出国の富裕層や王侯貴族、新興国の政府関係者、国際企業の経営者などが外交や商用などに使用する。

そこで日本のすし屋は、ミシュランでランク付するレストランとはいえない。本来のすし屋は、カウンター席に一人で行くものだ。本質的に商談、接待には向かない所なのだ。これは同感。著者にいわせれば、すし屋は「課長が部下を引き連れて説教を垂れるところではない」し、「幼児を連れてくるところでもない」そうだ。

しかもすし屋は、客と主人が向かい合うパーソナル・コミュニケーションの形態である。また初めて入った店で味わう客の心理について、つぎのように記述されている。

お客同士が知り合いで、初めての客をいかにも闖入者(ちんにゅうしゃ)という目で見る。そんな店は、やはり店主のお客への教育が足りないのだろう。(略)常連と初めてのお客とを区別しないのが、すぐれたすし職人ということで、職人の人柄も味のうちに含まれているのだ。

まったくとの通りである。これからすし屋に行く前に読んでほしい良書だ。

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ご近所散歩 浅草《あさくさ夕景夜景》

 いつも通り過ぎる街、夕暮から夜の風景。ふっーと、ため息をついたり、ほっとしたり。しかしやさしい街の灯りが、そこにある。アーケードに飾られた提灯が、もうすぐ三社祭(さんじゃまつり)とささやく。

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浅草のシンボル、雷門。夜でも人々がつどう。

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三社が近くなると飾られる。「浅草東」町会だろうか。伝法院東、メトロ通り、新仲見世商店会の提灯。

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新仲見世アーケードの提灯。

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グリーン通り、公園通りの提灯。洋食のヨシカミや天ぷらの江戸っ子、喫茶ローヤル。

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下町の歴史を伝える「神谷バー」。電気ブランもよいが、建物事自体の存在感もたいしたものだ。

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老舗デパートの松屋。ここは歴史の浅草駅。

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浅草駅のクラシックなネオンサイン。東武鉄道ではなく、「東武電車」の表現が好きだ。

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ご近所散歩 浅草《雷門 仲見世》連休前

 連休前の穏やかな浅草。修学旅行生もたくさん着ました。

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携帯写メールで集合写真。雷門前の大混雑です。これに人力車車夫のみなさんのセールス攻勢で、人だかり。

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仲見世で修学旅行の生徒さん。最近は判別行動で、女子3名と男子2名の組合せが多い。

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季節柄、つつじと宝蔵門(仁王門)。

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実は混雑する仲見世を避けて、弁天山付近。裏道なのに、こちらも混みあう。

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ご近所グルメ 浅草《いさりび》ちょっと寄道・帰り道

 ちょっと寄道・帰り道というわけで《いさりび》。好きな握りを1貫づつ。

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小肌(コハダ)。大好きな光もので、酢のしめ具合が絶妙である。

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甘えび。文句なくうまい。

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春子(かすご)鯛。4月に入ると、産卵のため岸に近づいてくる。身が肥えてくる。酢でしめてもうまいが、握りは、そのまま煮切り醤油で。

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穴子。これは文句なしに「つめ」(甘辛に煮つめたタレ)を塗っていただく。

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刺身の五点盛り。あじ(千葉)、マグロ赤身(大西洋)、春子鯛(銚子)、スミイカ(富津)、たいら貝(愛知)。これにスミイカのげそ。

 握りは、このほか、あじ(生姜のせ)もうまかった。食べた後、写真を撮らなかったことを後悔した。たまには、寄り道もいい。

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ご近所グルメ 浅草《馬賊》究極の手打ち麺

 ほとんど浅草中のラーメンを制覇してしまった。もちろんこのブログに取り上げない店も多くある。あくまでも好みの問題なのである。中には食べてみておいしくなかった有名店もあり、ラーメン本には掲載されているのに、このブログでは紹介されていない店も存在する。

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 やはり浅草で、一番うまい麺は《馬賊(ばぞく)》に間違いない。このブログでも何度か取り上げたが、お客の目の前で麺職人さんが、命がけで打つ麺の店なのだ。確かに自家製麺や手打ち麺を銘打つラーメン店もある。しかし《馬賊》は、注文を受けてから小麦粉のかたまりから麺を打つ。バシーン、バシーンと劇画のような音が店内に響く。そのうち2本、4本、8本、16本、32本、64本、128本とみるみる細くなっていく。

 壁には店主の麺へのこだわりが書いて貼ってある。

 手打拉麺の由来

 古く千数百年前中國は厳寒の地山東省済南に麺を打つ最古の方法として発祥しました。最高級の小麦粉を水でねり一日夜冷しそれを打ち伸ばし更らにひねりを加え倍々に伸ばし独特の秘法で麺を作るのです。

なお中國では伸ばす事を拉「ラー」と言いそこから拉麺「ラーメン」として、日本に伝わりました。

「中國古書より」中國手打拉麺馬賊主人 敬白

 小麦粉を水で練った後、一昼夜寝かせる。さらに油をつけ、叩きつけたり、ひねったりする。粉をまぶして両手で大きく引っ張り、次第に細くなっていく。馬賊の職人さんにきけば、最低3年は修行しなければ、麺は打てないそうだ。これは、究極の「手打ち麺」である。いつも思うが、のどこし、モチモチ感、この麺こそ王道なのだ。

※担々麺800円

        馬賊 浅草本店

        東京都台東区雷門2-7-6

        TEL:03(3841)6002

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ご近所グルメ 浅草《豊龍》みそラーメンうまい!!

 TX浅草駅から5分、東横インの先、千束五差路(せんぞくごさろ)の角にあるのが《豊龍(ほうりゅう)》。Vfsh1123_edited

東武浅草駅からだと徒歩20分程、名店《元祖恵比寿ラーメン》の近くである。

 「千束五差路」というややっこしい交差点角にあり、前から気になっていた「宿題店」だったので、思い切って行ってみた。ここも町の中華料理屋さんというのか、平たくいえばラーメン屋さんである。カウンターだけの店内、マスターは渋い男前だ。

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        豊龍

        東京都台東区千束1-15-7

        TEL:03(3875)9177

        営業時間:未調査 定休日:未調査

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ご近所グルメ 台東区《栄龍@入谷》中華の老舗で手もみラーメン

 浅草のお隣、入谷に遠征した。地元の方が推薦する《栄龍(えいりゅう)》へ行く。地下鉄日比谷線「入谷駅」から歩いて2分。「金美館(きんびかん)通り」にある。ここも下町である。

 大正から昭和、「金美館」という映画館があったことから、通りの名前がついたそうだ。いまでも昔からの商店が多い。元気のよい「いらっしゃいませ」に迎えられた。

《栄龍》では、「酸辣湯麺(サンラータンメン)」といって、酸味があってピリ辛のタンメンがうまいそうだが、ここは入門なので「ラーメン」(550円)を注文。

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 スープは澄んだ鶏ガラのあっさり醤油味である。やわらかいメンマ、ワカメ、なつかしいナルト、チャーシューに刻みネギといった定番の具材がうれしい。そしてなんといっても「自家製手もみ」の中細麺。やはり麺がうまい。

 さすがに創業60年の歴史を感じる丁寧なラーメンだ。もちろん町の中華屋さんだけあって、麺類も各種あり、「栄龍ラーメン980円」には、大正海老とカニの爪が入る。パーコー麺や海鮮ラーメンもある。まるでラーメンの百貨店。また行きたい店である。

        栄龍

        東京都台東区入谷1-26-1

        TEL:03(3872)5918

        営業時間/11:00~15:00 17:00~21:00(毎週木曜定休)

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ご近所散歩 浅草《仲見世》風景

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 日本最古の商店街といわれる浅草の《仲見世》。さわやかな気候になり、日本各地はもとより、海外からもたくさんのお客様がやって来ます。雷門の前には、修学旅行の中学生や高校生の姿も見えます。

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いつも混みあうお土産屋さんの風景。

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「空手スーツ」、「着物スーツ」は4,000円前後で売られています。日本人は絶対、こんな着方はしないと思うのですが、「おみやげ」ですから。

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ご近所グルメ 浅草《二天門 やぶ》迷わずカツ丼

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 下町・浅草には、おいしいおそば屋さんがたくさんある。中には「藪御三家」の並木藪蕎麦(なみきやぶそば)もあるが、敷居が高い。値段も高い。そんな浅草で、気楽に入れる「町のおそば屋」といった感じの店が、そば《二天門 やぶ》である。

 浅草寺の二天門を出て、馬道通りの交差点、角にある。行きつけの飲食店で、顔なじみになった仲見世のお土産屋「わらびやさん」のご主人いわく、

『浅草でカツ丼なら二天門のやぶ、天丼食べるなら雷門通りの尾張屋だね』

と、アドバイスされたことがある。なるほど地元の方は、観光客相手の三定とか葵丸進には行かないようだ。間違ってもデカ海老天丼の大黒家にも足を運ぶことはない。

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 そば《二天門 やぶ》は、比較的地味な店構えだが、中へ入るとテーブルがたくさんあり、数えたら38席だ。年配のおばちゃんが数人、お運びをやっている。若い店員などいない。さっそく「カツ丼」並900円を注文。甘辛の味である。トンカツと玉ねぎを玉子でうまくまとめた“普通の”カツ丼だ。しかし、麩(ふ)の浮いたお吸い物とキュウリの漬物が付く。下のごはんにしみ込んだタレは、さすがにおそば屋さんだけあって、醤油、みりん、砂糖、カツオだしが効いている。これなら合格。うまかった。

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 もちろん、もりそば500円、ざるそば600円の定番もある。普通のそば屋にあるメニューは当然、出している。お昼時、近くで働く職人さんもたくさんやって来て、すぐに店内は満席になっていく。わらびやさんに感謝。

        そば処 二天門 やぶ

        東京都台東区花川戸1-15-7(二天門の交差点、台東区民会館近く)

        TEL:03(3841)8419

        営業時間/11:00~19:30(木曜定休)

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ご近所B級グルメ 浅草「インド・ネパール料理《タントラ》

Vfsh1097  浅草駅北口1分、ガード下のカレー屋さん。500円のワンコインで本格的なカレーが食べられる。最近、店名が《YUJIN(友人)》から《タントラ》に変わった。「タントラ」とは、ヒンドゥー教の聖典といった意味だから、随分格調高い店の名前。しかし店内は、インド人だがネパール人だが、お客かスタッフか、何やら早口でおしゃべりをしている。

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 500円ランチは、自分の好きなカレーの種類と「ナン」か「ライス」を選ぶ。

カレーは9種類にインド料理が4種類ある。チキン、キーマ(ひき肉)、マトン、チキン・ほうれん草、エビ、豆、マトン・ほうれん草、ミックス野菜、バターチキンの各種カレー。その他のお皿は、マライチカ(クリーミー鶏モモ肉焼)、タンドリーチキン(骨付き鶏モモ肉焼)、シーシカバブ(スパイシーな羊ひき肉)、チキンチカ(骨なし鶏モモ肉焼)。また、サイド・オーダーでミニサラダ200円、ライスかナンの「おかわり」は200円。もちろん飲物もある。(500円ランチは、テイクアウトもできる)

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 キーマーカレーを注文した。普通においしかった。スパイスも効いて深みのある味だ。ライスにしたが、隣の席で食べている人のナンもうまそうだった。コックも店員さんもインド(ネパール)の方なので、微妙な日本語は通じないけれど、おいしい。500円で本格派のカレーを味わえるのだから文句を言うのはぜいたくである。

■タントラ

■東京都台東区花川戸1-10-16

TEL03(3845)8454

■営業時間/11:0015:00 17:0022:00

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ご近所グルメ 浅草《いさりび》ホヤと白ワイン

 お馴染みの浅草《いさりび》で春から夏の旬に挑戦。今宵は、なんと三陸産の「ホヤ」がお目見え。まだまだ「旬の走り」である。実際には6月から7月が旬といわれる「海のパイナップル」、珍味である。

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 ホヤの食べ方だが、基本は刺身だそうだ。鮮度が命で、1日経つと独特の異臭を放つが、新鮮なうちは生がうまい。頭と尻を切り落とし、中のオレンジ色の身を取り出す。このとき、ホヤの体内に含まれている海水は、とっておく。この海水に浸し、キュウリの千切りとまぶす。お好みでポン酢。

 それにしても外観からは想像もつかない珍味だ。歯ごたえもある。貝類の味だ。これに合うのは、辛口の日本酒、それも冷だと思う。しかし、今夜は白ワインをいただく。

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 イタリアはBOLLA社の白ワイン。花の香りのするフルーティーな辛口で、ホヤ独特の食後感を消す。すっきりした白は、実にホヤにぴったりだった。

 ちなみにホヤは、735円。白ワインは、グラス売りで525円。これでは《いさりび》に申し訳ないので、刺身の盛合せで「マダイ(静岡)」と「あじ(東京湾)」も注文して、生ビールも2杯いただいた。満足である。

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ご近所グルメ 浅草《下町カレー食堂 KORMA》

Photo  浅草のたぬき通り商店会に、2008年5月にオープンした《下町カレー食堂 KORMA》。

KORMA(コルマ)」は、インドの言葉(ヒンドゥー語?)で、“贅沢(ぜいたく)”とか“リッチな”という意味。マスターによれば、一人前に、玉ねぎを2、3個も使う「贅沢」なカレーだそうだ。

 看板の「コルマカレー」を注文。“玉ねぎをふんだんに使ったコクのあるカレー”とメニュー表に説明がある。辛さは、赤唐辛子マークが3つ。丁寧に玉ねぎを処理して、どろっとしたカレーだ。チキンもやわらかい。大きめのポテトも入っている。ちょっと常識的な「カレー」とは違う。商業ベースのカレー粉は使わず、各種スパイスで味つけをしている。辛い。甘みもある。かなり深みのあるカレーだ。850円

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 テーブルの薬味は、大きいピクルスと生タマネギスライスのスパイス味。それからメニュー表には、ほかのカレーもある。

○インドカレー(2辛):サラッとしたカレー、850円

○カシミールカレー(5辛):サラッとしたコクのある辛口のカレー。辛いのがお好きな方どうぞ、850円

○野菜カレー:野菜がいっぱい入っているカレー、850円

○チキンと豆のカレー(1辛):ひよこ豆を使ったカレー

○バターチキンカレー:マイルドな味です、900円

○ドライカレー:ベーコン、玉ネギなどを入れたカレーピラフ、850円

○キーマカレー:合ビキ(牛と豚)を使用したカレー、900円

 このほか、「インド定食」もおすすめ。

○ターリ(インド定食)950円

サラダ、ヨーグルト、カレー(メニューより1つチョイス)、肉料理、野菜料理、ライス、チャパティ

 聞けば、肉料理は「チキンの煮込み」、野菜料理は「トマト味のキャベツ料理」などだそうだ。次回、挑戦したいものだ。

 しかし「下町カレー食堂」なのに、下町を代表するような、昔なつかしいライスカレーは、メニューにないようだ。せっかくの浅草なのに、これじゃ、カレー専門店《デリー》上野(湯島)店と同じだ。うまいだけに残念。

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        下町カレー食堂 KORMA(コルマ)

        東京都台東区浅草1-16-7

        TEL:03(3844)5203

営業時間/11:30~22:00(火曜日定休)

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ご近所グルメ 浅草「さようなら」《一龍》チャーシューらーめん

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 らーめん(醤油)、塩、味噌味もうまかった。

《一龍》のチャーシューらーめんも捨てがたい味だった。1月9日。

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ご近所グルメ 浅草「さようなら」《一龍》

 西浅草の「らーめん専門店」《一龍》が、突然、店を閉じてしまった。どんな事情があったのかわからないが、不景気が続く中では致し方ない。しかし若い店主の今中さんが、一生懸命つくる「らーめん」は好きだった。

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 昨年12月下旬、オープン以来、週に一度は通っていた。今日、久々に訪ねると、店先には悲しい貼り紙があった。わずかに4ヶ月弱である。

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  お客様各位

 短い間でしたが、毎度

 御来店頂きました事

 大変感謝して居ります

 有難うございました。店主         

 いったいどんな想いで、この最後のメッセージを書いたのだろう?浅草でなくてもよいから、ぜひ、あのあっさりしていて深みがあって、魚介の甘みも効いた「らーめん」を復活させてほしい。

らーめん専門店 一龍(閉店)※平成21年4月13日

東京都台東区西浅草2-25-12(三富ビル1F)

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平成20年12月開店

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平成20年12月26日らーめん(醤油)

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平成21年1月19日塩らーめん

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平成21年1月30日味噌味らーめん

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3月11日塩バターらーめん

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4月8日(自分としては最後の)らーめん

《一龍》の味よ、永遠なれ。さようなら。

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ご近所散歩 浅草《たぬき通り》12匹のスーパー「おたぬき様」たち

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人の役に立ちたいと「仙人修行」を積んだ狸(たぬき)は、12匹。各種のご利益(りやく)があるそうだ。ぜひ、「おたぬき様」軍団に会いに行こう。

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    人情たぬき:対人関係、人間関係の向上に、ご利益。

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     大黒たぬき:肩の袋、手に持つ小槌。金運、商売繁盛、技芸向上などに、ご利益。

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     開運たぬき:運も実力のうち。浅草一の強運たぬき。末広の扇子を持つ。大願成就。

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     天神たぬき:浅草たぬきの中でも一番の学識。天神狸に化身。学業向上、合格祈願。

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     小町たぬき:身も心もさらに美しくありたい、という下町女の心意気。和装束。

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     大師たぬき:大師狸に化身。厄除け、交通安全、健康、不老長寿に交通安全。

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     地蔵たぬき:錫杖(しゃくじょう;修験者のつえ)を持ち、お地蔵様に化身。子宝、子育てにご利益。

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     愛情たぬき:良縁、縁結びにご利益。

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   不動たぬき:不動明王に化身。家内安全。

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     招福たぬき:「愛し愛されてこそ幸せな人生。千両大判を手にした福運たぬきが、ままならぬこの世の流れにあきらめている貴方へ、貴方やご家庭に幸せや福寿の願いを招きます」(原文のまま)

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     夫婦たぬき:「浅草一の仲の良いたぬきの若夫婦が、夫婦円満や夫婦ゲンカの仲直りなど、幾久しく仲睦まじく幸せな暮らしを、お二人に約束します」(原文のまま)

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ご近所散歩 浅草《たぬき通り》遊び心あふれる商店会

 下町・浅草は、日本ならず世界の観光地である。町そのもや商店街の活性化に地元のみなさんが真剣に取り組んでいる姿勢がみえる。《浅草たぬき通り》は、江戸の町並みを再現した「伝法院通り」と並んで、まさに元気な商店街の代表格だ。

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 ほんのわずかな距離なのだけれど、「たぬき」に特化し、「おたぬき様」が立ち並んでいる。街路灯11基の下の部分に金属でできた狸の像が、安置されている。1基は夫婦者なので、全部で12匹のおたぬき様である。

 で、ここには由緒正しい『たぬき物語』がある。(www.tanuki-dori.comから引用)

明治の頃まで浅草一帯は、田圃(たんぼ)に囲まれた薮野原(やぶのはら)でたくさんのたぬきが住んでいました。

戊辰戦争(ぼしんせんそう)が勃発し、戦火を免れた上野の山のたぬき達は四方八方へ逃げのび、中にはたぬき横丁で安堵をとるものもいました。しかし、ここには浅草の地たぬき達がいて縄張りが荒らされる思いから睨(にら)み合いがはじまり合戦という雰囲気になってきました。

そこへ浅草たぬきの長老の辰五郎たぬきが現れ、浅草の地たぬき達に、今までのいたずらを反省し、観音様の御慈悲とご加護で安穏に暮らせていることを悟り、平和を守ることや人の役に立つことの大切さを悟しました。

たぬき達の荒れていた心に暖かい気持ちが生まれ、戦いもいたずらもなくなりました。その中で、使命感を持った十二匹は人の役に立とうと一念発起して、人々の願い事が叶えられる力が持てる仙人修行を積み、それぞれが願かけたぬきとなってまちの人々からも慕われ、お参りされるようになりました。

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雷門前の雷門通りを直進、オレンジ通り(浅草公会堂の通り)を右折。右側に満願堂がみえたら、反対側の富士屋(はきもの)の角を入る。そこが《たぬき通り》だ。御利益(ごりやく)満載の「おたぬき様」が待っている。

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ご近所散歩 浅草《サトザクラ》は見ごろです

 浅草界隈、《サトザクラ》が見ごろを迎えている。サトザクラ(里桜)は、日本に古くから自生する「オオシマザクラ」を主に、ヤマザクラ、オオヤマザクラ、カスミザクラ、エドヒガン(サクラ)などを交雑してつくられた園芸品種なのだそうだ。

 サトザクラといっても、300種類以上もあるようで、特徴は花弁が「八重咲き」。葉と花が、ほぼ同時に出てくる。色はやはりピンクが多い。世間一般で「八重桜」と呼ばれる「カンザン(関山)」は、濃い紅色の花をつけ、公園などにも多い。隅田公園でもきれいに咲いている。言問橋近くには、仲間の「イチヨウ(一葉)」もある。

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吾妻橋にちかい隅田公園入口付近の《サトザクラ》。ヤマザクラ(山桜)に比べて人里近い場所に咲くので、「里桜」。(平成21416日撮影)

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現在、屋根を大改修中の浅草寺の裏も《サトザクラ》がきれいだ。

(平成21416日撮影)

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近くの花川戸公園に咲く《サトザクラ》。(平成21415日撮影)

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ご近所グルメ 浅草《上野精養軒 台東店》洋食の穴場

 文明開化の明治五年創業、西洋料理の老舗は、上野公園にある《精養軒》だ。実はここの洋食が、浅草で、しかもリーズナブル価格で味わえる。浅草寺の二天門横、馬道通り沿いの「台東区民会館(産業貿易センター)」の8階に精養軒の台東店がある。レストランは、なんと150席。展示会等の催し物がある日以外は、空いている。

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 カレーライスやハヤシライス、とんかつライスから洋食ランチそして、うな重まである。Aランチは、豚ロース肉生姜焼き・海老フライ・カニクリームコロッケにサラダ添え・カップスープにライス。(1,300円)Bランチは、シーフードクリームソース・帆立フライに同じくサラダ添え・カップスープにライス。(同)

 いろいろ悩んだあげく、「ハンバーグセット」(これも1,300円)を注文。まず、カップのコーンポタージュが運ばれる。うまい。そして、ハンバーグステーキの皿とライス。付合せは、ナス、玉ねぎ、パプリカ、ズッキーニのソーテだ。ポテトも付く。ハンバーグにたっぷりかかったデミグラス・ソースは、さすがに精養軒である。久し振りに満足できるハンバーグだった。

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 もちろんお茶だけでも構わない。おいしいケーキがあるようだ。それにしても、場所が悪いのか、本当は浅草寺から歩いて3分なのに、閑古鳥が鳴いている。たぶん公共の建物で、しかもエレベーターで8階にあがらなくてはならないため、あまり認知されていないレストランなのかもしれない。しかし味といい、お手頃価格といい、老舗洋食屋を気軽に体験できる「穴場」である。

        上野 精養軒 台東店

        東京都台東区花川戸2-6-5(台東区民会館8階)

        TEL:03(3842)0771

        営業時間/11:00~15:00 毎週月曜定休

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ご近所グルメ 浅草《福ちゃん》のディープな「カレー焼そば」

 地下鉄浅草駅の地下商店街、行きつけの《福ちゃん》。言わずと知れた「焼そば」や「ラーメン」そして各種アルコールを置く屋台店である。サラリーマンの強い味方だ。

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 最近のお気に入りは、恰幅のよい店長のお姉さん(美人?)が、鉄板でささっとつくる「カレーソース焼そば」(450円)だ。何の変哲もないソース焼そばには、肉はない。揚げ玉とキャベツ。この上にカレーのルーをかける。これがディープな庶民の味である。実に下町チックにうまい。紅生姜もうれしい。これにビールで満足してしまう。

 ちなみに看板メニューは・・・

 鉄板焼そば・・・350円 鉄板焼そば(大盛)400円。

なぜか目玉焼きがのるだけの「玉子入り焼そば」は450円。

 生ビールは400円だ。軽く一杯ひっかけて電車に乗ろう。明日への活力のために。

(再録)

        福ちゃん

        東京都台東区浅草1-1-12(東京メトロ浅草駅地下商店街)

        TEL:03(3844)5224

営業時間/10:00~20:00(毎週月曜必ず定休)

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ご近所散歩 浅草《伝法院通り東商店街》の《地口絵》

Vfsh1040_2  伝法院通りの《地口行灯(じぐちあんどん)》は、紹介したが、実はこの通りの浅草駅側の「東商店街」にも《地口絵》が五枚ほど飾ってある。浅草駅北口を出て、馬道通りから伝法院通りに入った一画である。地口とは江戸時代に流行した言葉遊びである。

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【其の壱】小犬の太刀(たち)のぼり・・・鯉の滝登り①

所在地:和風イタリア居酒屋・太鐘奈(たべるな)前

 鯉の滝のぼりは、勢いのよい様子を表現したものだが、転じて「立身出世」の意味にも使われる。それにしても小犬が大きな刀の鋭利な面を命がけでのぼる様は、おそろしい。きっと血だらけになる。

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【其の弐】ほうぼうにもふでのあやまり・・・弘法にも筆の誤り②

所在地:コインパーキング浅草第一駐車場前

 書の名人・弘法大師でも筆の誤りを犯すこともある。その道の達人でも時として失敗をすることがある。油断は禁物。しかし魚の「ホウボウ」も筆を持ちそうだ。正面から見ると赤いグロテスクな魚で、前ヒレが手足のようだ。方々(四方八方)歩き回るそうだが、刺身にする、白身でなかなかうまい。

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【其の参】しそのうまさも七十五日・・・人の噂も七十五日③

所在地:理容室男爵と早田カメラ店前

 人のウワサ話もそのうちに(75=30+30+15、約2ヵ月半で)忘れられる。悪い噂が立ってもじっと我慢だ。しそ(紫蘇)の葉は、梅酢で漬ければ保存食。古くから日本にある「和風ハーブ」のようなもので、体に良い。様々な効能があるそうだ。

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【其の四】種まき助六・・・揚巻(あげまき)・助六(すけろく)④

所在地:もつ焼き千代乃家前

 揚巻(あげまき)・助六(すけろく)は、ご存知、歌舞伎の十八番『助六由縁江戸桜(すけろく・ゆかりの・えどざくら)』の登場人物。男気あふれる粋な助六は、地元の浅草花川戸に住んでいたそうだ。揚巻は、吉原の遊女であった。

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【其の五】あん汁より瓜(うり)があい・・・案じるより産むが易(やす)し⑤

所在地:伝法院通り入口の中村屋前

 とやかく考えて悩むより、産んだ方が簡単だ、というようなことわざ。しかしこれを言い換えた地口の意味が、よくわからない。

 いずれにせよ、この5つの中では、③しそのうまさも七十五日が秀逸だ。

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ご近所グルメ 浅草《いさりび》で「いさりびセット」

 《いさりび》で、いさりびセットをいただく。お通し(小鉢)、刺身3点盛合せ、お任せ握り5貫、これに飲物1杯付きで3,150円とお徳だ。足りなければ、頼めばよい。飲み物は、生ビール、びんビール、日本酒、焼酎、ワインなどから選べる。

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この日のお通し(小鉢)は「なめろう」。アジを味噌・酒・ネギ・大葉(シソ)・生姜などで和え、包丁でたたく。房総の漁師料理。毎日かわる。

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刺身盛合せ。もちろんその日の仕入れ具合でネタは違う。マグロトロ・赤身(アイルランド産)、真鯛(和歌山)、タイラ貝(三重)、スミイカ(富津)、サバ(長崎)。どれも新鮮なものばかり。一人前は、3点盛り。これは2人前5種類。

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握りは、マグロヅケ、金目鯛。

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甘えび、あじ。これはうまい。

小肌とキュウリの巻物。大葉がきく。さっぱりしてうまい。(巻物はオプション)この前に好物の握り、小肌もあったが、写真に撮る前に食べてしまった。

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ご近所散歩 浅草《伝法院通りの地口行灯》【その4】

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⑲ 狸へかえす観音経〔魂返す、反魂香(はんごんこう)〕

『反魂香』は「死んだ人の魂を現世に返す」といわれるお香のことで、落語八代目三笑亭可楽師匠の有名な演目である。このお香を焚くと、亡くなった愛する人が幽霊で出てくる。

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    かおへなげたるこて八丁〔通い慣れたる土手八丁〕

元の通い慣れたる土手八丁。ともかく毎日、通い慣れた道ならよい。みそ汁の赤出し味噌も、最初は週に一回、火曜日だった。「火曜日慣れたら味噌八丁」(たろべえ)

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21はけにつづみ〔竹に雀〕

 「鷹に雀」(たろべえ)単に言い方が似ているだけの思いつき。

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22おかめはちまき〔傍目八目〕

 傍目八目とは、囲碁を打っているのを傍(かたわ)ら見ていると、当事者とは違って冷静に八目先までよめる。何事も第三者の方が冷静に先々を判断できるといった意味。これまた、音だけで、下品に「わかめシケモク」(たろべえ)どんな意味かわからない。

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23本より上(じょう)うご〔論より証拠〕

 つべこべ理屈を並べずに、証拠を出したら「どんより正午」(たろべえ)はっきりしない天気だ。

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24富士のまき紙〔富士の巻狩り〕

 これは、元々、鎌倉時代に源頼朝が、富士山の山麓(朝霧高原)でおこなった狩りの話(巻狩りだが、武士の軍事訓練の意味もあったという)だが、冬なら事故もなく「無事の寒がり」(たろべえ)

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ご近所散歩 浅草《伝法院通りの地口行灯》【その3】

伝法院通りの地口(じぐち)行灯。まだまだある。

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⑬ 坊主の手からじゅづがもり〔上手の手から水が漏り〕

なんでも出来る上手の手からも水が漏れてしまうことがある。何事も油断大敵である、という格言から。お坊さんの手から水ではなく、数珠が落ちた。人食い鮫「ジョーズの背から水が漏り」(たろべえ)さて?

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    大かめもちだ〔大金持ちだ〕

これは、世界のホームランバッターの「王、金持ちだ」(たろべえ)しかないと思う。(尊敬する王監督には失礼ですが)

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⑮ あとの号外先にたゝず〔後の後悔先にたたず〕

号外はあとから出しても意味がない。同様に企業で不祥事を隠して、後から発覚すると、大問題だ。「後の(情報)公開、役にたたず」(たろべえ)ってわけだ。

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⑯ ゆめにうぐいす〔梅に鶯〕

夢にウグイスが出てきた。きっと世間には、はにかみ屋か「うぶなうぐいす」(たろべえ)もいることと思う。

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⑰ たらいに見かわすかおとかお〔互いに見交わす顔と顔〕

たらい(水面)に映った自分の顔を思わず見交わす。それなら語呂合わせで「互いに見交わす亀と亀」(たろべえ)とか。ガラパゴス諸島の話。

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    井戸の渕には戸は立られぬ〔人の口にはは立てられぬ〕

ここだけの話というのは、どこでも無理な話。もちろん、人の口ばかりではなく

人の靴には歯は立てられぬ」(たろべえ)

 

おあとがよろしいようで・・・

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ご近所散歩 浅草《伝法院通りの地口行灯》【その2】

 伝法院通りの地口(じぐち)行灯。どんどんいってみることにする。

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    ほおずきのこうべにかにやどる〔正直の頭に神宿る〕やまとみ

正直が何よりである。正直な人にはいつか必ず神様のご加護がある。必ず助けてくれる。それならば「正直の按摩に髪上げる」(たろべえ)。意味がわからない。

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    山から子僧がないて出た〔山から小僧が泣いて来た〕やまとみ

似たような言い回しで「山から土蔵が浮いてきた」(たろべえ)なんてことがあれば恐ろしい。

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    ひまの大工に五十両〔縞(しま)の財布に五十両〕おおもり衣装 よのや櫛舗

“縞の財布に五十両”は、おかる・勘平で有名な歌舞伎『仮名手本忠臣蔵』五・六段の有名なセリフ。仕事もなく暇な大工さんに五十両は、与えすぎだ。

しかし、大漁でアワビや伊勢海老をたくさんとる「海女(あま)の財布に五十両」(たろべえ)。世間では、せっせとカルチャースクール通いの「暇のワイフに授業料」が知られる。

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    板きりむすめ〔舌切り雀〕おおもり衣装 よのや櫛舗

これは、愉快だ。板をのこぎりで切る娘の姿。しかし貧乏で着替える衣服もない娘もいる。「着たきりむすめ」というらしい。

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    とんでゆに入る夏のぶし〔飛んで火に入る夏の虫〕纏屋

元来、飛んで火に入る夏の虫は、まんまとこちらの思う壺で、ワナに引っかかる(しめしめ)といった意味。この行灯は、ぴょーんと湯船に飛び込む武士である。私は、「飛んで気に入る那須の牛」(たろべえ)。意味不明だが、牛も飛び跳ねるかもしれない。

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    わらう顔にはふぐきたる〔笑う門には福来る〕纏屋

笑顔を絶やさなければ、幸福は向こうからやって来ます。ここでは、いつも笑顔を忘れずにいると、フグがやって来るらしい。「笑う佐渡にもふぐきたる」(たろべえ)。日本海でフグは獲れるのかわからないが。

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 はんぺんもらってたばこにしょ〔三遍回って煙草にしょ〕丸昌 キレット

ハンペンもらってどうしてタバコを吸うのか、それならば、庭に何を置いたらいいかなと「散々迷って巣箱にしょ」(たろべえ)の方がよいと思うのだが・・・。

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⑫ おやおやうづばっかり〔おやおや嘘ばかり〕丸昌 キレット

蚊取り線香の渦巻きばっかりだ。それなら、調味料がなくなったためか、

「おやおや味噌ばっかり」(たろべえ)塩や醤油はないのかい。どうでしょう。

(※写真の無断使用はご遠慮ください)

 

 

 

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ご近所グルメ 浅草《串あげ 光家》なぎら健壱さんご来店

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 平成21年4月8日、東武浅草駅北口近くの《串あげ 光家(みつや)》が、リューアル・オープン。夕方、訪ねてみたら「なぎら健壱」さんがいらしていた。話にはきいていたが、この店の常連さんだそうだ。ついこの間、このブログでも紹介した『絶滅食堂で逢いましょう』を読んだばっかりなので驚いた。

《絶滅食堂で逢いましょう》なぎら健壱著【書評】

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さて《光家》だが、2001年12月の開店だそうだ。カウンターだけの立ち飲みで、関西風の串あげがうまい。昨年、訳があって店を閉め、今回、店舗を建て直した。何しろ職場の目と鼻の先なので、去年はよく顔を出していた。「立ち飲み」なので、1時間も飲んでいれば体力の限界が来るので、長尻はできない。

 

 まさに「串あげ」は、大坂の梅田あたりで食べたものと同じ。システムも「ソースの二度づけお断り」や「キャベツ無料サービス」である。20から30種類近くある串あげを財布と相談しながら、お好みで注文してもよいが、おすすめはセットメニューだ。

 

 今宵は「Bセット」に決めた。串はウィンナー、イカ、キス、エビ、チーズ、ホタテが各1本ずつで、お好みの飲物付きで1,300円税込みである。生ビールにした。新鮮な材料をきれいな油で揚げてくれる。熱々をソースにささっとくぐらせ食べる。うまい。

 なお、入門編なら「Aセット」。(セットは串あげ各1本に飲物1杯付き)タマネギ、シイタケ、ナス、アスパラの4本で1,000円。中級編は「Cセット」1,500円で、(豚)カツ、ハムカツ、マイタケ、うずら、アスパラ、れんこん、マグロ・ネギの7本。このほか、1,700円のDセット、2,000円のEセットもある。

 上級編は、お好みで頼む。(1本売り単価)

120円:タマネギ、チーズ、ウィンナー、ししとう、にんにく

140円:シイタケ、うずら、ハムカツ、ネギ、ナス、れんこん

150円:アスパラ、エビ、イカ、ナス

170円:カツ(豚)、ホタテ、マグロ・ネギ、とり

時価:牛ヒレ、稚アユ、魚肉ソーセージ、カニもどき、プチトマト、豚トロなど

 それにしても、なぎらさんは、アドマチックなどテレビでみるのと同じで気さくな人だ。店が混んで来ると「立ち飲みは、詰めてななめにダークダックスの立ち方で」などと面白いことをいう。静かに生ビールを飲みながら、店のオーナーの小林さんと話していた。フォーク歌手、俳優、作家、カメラマン、コメンテーターなど実に多彩な人だが、決して偉ぶるそぶりもない。店を出ると、このなぎらさんが祝いに贈った生花が店先に飾ってあった。それにしても忙しいのに、わざわざ足を運んでくるのは、立派だ。

        串あげ 光家

        東京都台東区花川戸1-6-5(浅草駅すぐ)

        TEL:03(5830)0263

■ 営業時間/平日 16:00~22:00

       土日祝日 13:00~20:00(たぶん水曜定休)

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ご近所散歩 浅草《伝法院通りの地口行灯》【その1】

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 浅草の《伝法院(でんぼういん)通り》は、江戸時代の雰囲気を再現したショッピング人気ストリートである。着物や和風小物、江戸細工、骨董品、古本屋、駄菓子屋、うどん屋、居酒屋と結構、楽しくなる一画だ。日が暮れたら、この商店街を歩きながら上を眺めてほしい。ユニークな《地口行灯(じぐち・あんどん)》がある。

 《地口》とは、江戸時代の中頃から流行した「言葉遊び」、「駄洒落(だじゃれ)」のことだ。ことわざや芝居の有名なセリフ、格言などの語呂合せで似た音の言葉で表現したものである。祭礼のときなど、行灯に滑稽な絵を描き、この「地口」を書いた。遊び心の最たるものだが、これを《伝法院通り》では、再現している。全部で行灯が12あり、裏表に絵が描かれているので24面ある。

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    はねがはたきの世の中じゃ〔金が敵(かたき)の世の中じゃ〕マルミ用品店

お金はこわい。時には敵(かたき仇)になって身を滅ばす。羽根つきのはねをはたきにしても役にたちそうにない。お金は魔物だが、必要なもの。まっとうに働いて「金がかたぎの世渡りじゃ」(たろべえ)というのはいかが?

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    虎の絵をかく狐とは〔虎の威を借る狐とは(とらのいをかるきつねとは)〕マルミ用品店

元は、弱いキツネが、虎の権威を借りて、威張っている姿。実は、キツネを襲おうとしていた獣たちが、キツネのすぐうしろにいるトラに気づき、逃げて行ったのを見て、キツネが偉そうにしていた様子らしい。そのうちにボロが出る。

「虎の胃を出るきつねそば」(たろべえ)なんてどうかな。

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    ゑびすだいこくう〔恵比寿大黒〕大黒家

恵比寿様は、漁の神様として人々に恵みをもたらす。福を招き、商売繁盛、商いの神。大黒様は、豊作の象徴として、幸運・財宝・健康をもたらす神。

恵比寿様が大根をむさぼり喰っている。それなら、これはプレスリーが大食いでなんでも食べたことから「エルビスたらこ食う」(たろべえ)なんていいかもしれない。

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    大かぶ小かぶ山から子僧がぬいてきた〔大寒小寒山から小僧が泣いて来た〕大黒家

大きなカブや小さなカブも子僧(小僧)が、抜いてきました。寒い中、夜の暗闇に慣れてきた小象で、「大寒小寒闇から小象が慣れてきた」(たろべえ)とか・・・。(※写真の無断転用はお断りします)

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花盛り、春爛漫の浅草《隅田川》満開の桜です

 4月になってようやく春の気候です。浅草神社の桜も満開です、もちろん隅田川の桜もきれいです。まさに春爛漫です。

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浅草神社の境内の桜。(平成21年4月6日撮影)

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隅田公園の桜、もちろん満開です。(平成21年4月6日撮影)

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《グランドの花見》地元の少年サッカーチームで

 日曜日は、地元のサッカーチームの練習。満開の桜に囲まれた、近くの団地の中にあるサッカー専用グランドです。上級生はリーグ戦で不在でしたが、ちびっ子ががんばります。練習後、シャワーを浴びてビールを飲んで昼寝をするのが、ストレス解消です。

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ご近所グルメ 浅草《いさりび》春4月の旬を食す

 浅草・隅田川では満開の花見である。桜見物の帰りには《いさりび》で春の旬をいただく。ます、お通しには、「ホタルイカ」(富山産)を定番の酢味噌で。

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生のホタルイカ、甘みも歯ごたえも抜群。生姜醤油もいいけど、やっぱり酢味噌。

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「〆さば」は、島根産。これもうまい。

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「鯵(あじ)」は鹿児島産。生姜をのせた煮切醤油で。

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旬の走りの「初鰹(はつがつお)」だ。赤身が美しい。秋の戻り鰹と比べると、脂ののりはないが、ねっとした食感がよい。これからどんどんうまくなる。千葉・勝浦産。女房を質に入れても食べるほど高くはない。

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 刺身の盛合せもよいが、旬の握りを、お任せで5貫。左からトロ、金目鯛(千葉銚子)、小肌(佐賀)ツブ貝(根室)、ヅケ鮪(大西洋)。これはうまい。満足である。

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ご近所散歩ちょいと浅草《隅田川》花見 夜桜見物

 ようやく満開近い《隅田川》(隅田公園)の桜、今宵は夜桜見物に行ってみました。さすがに週末、宴会で盛り上がっておりました。一年に一度くらい大騒ぎするのもよいものです。ちなみに、私も缶ビール片手に歩いてきました。

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※通行人の方々の肖像権に配慮して、顔の識別が不可能にするため、画像処理をおこなっております。

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ご近所散歩 ちょいと浅草《花やしき》下町上等遊園地

 地下鉄(東京メトロ銀座線)の浅草駅には、《花やしき》のディープな宣伝電飾ポスターがある。キャッチフレーズがにくい。

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Let’s Go !! HANAYASHIKI”と(時代遅れの英語で)呼びかける漫画チックなものである。遊び心満点で大好きだ。この絵の中心で「ゴオォォォ・・・」と劇画風にごう音を立てて動く「ローラーコースター」は、昭和28年(1953)初の国産、日本に現存する最古のジェットコースターだという。いまでも狭い敷地内や隣接するマンションや店舗の軒先をかすめて走っている。本当にゴォーと聞こえる。

 そしてこの遊園地のシンボルが、地上45mの「Beeタワー」だ。浅草でも遠くからよく見える。タテに赤い文字で“花 や し き”と書いて自己主張する塔である。(この塔も昭和25年にできたそうだから、60年近い)

《花やしき》はThe Oldest Amusement Park in JAPAN.(日本最古の遊園地)である。しかもSince 1853(1853年開業)だから、江戸時代末期の嘉永六年。なんとアメリカ海軍ペリー提督が黒船で浦賀に来訪して、日本に開国を迫った時代だ。もちろん江戸時代には、「遊園地」ではなく、江戸市民に四季の花々を見せる植物園(庭園)であったそうだ。風流な俳人や茶人たちにも愛されていた。江戸から明治にかけては、活き人形や曲芸などの見世物小屋をかけ、人気を博していたそうだ。その後、明治から大正期には、トラやライオンなどの動物園も開業した。紆余曲折があり、戦後、下町上等遊園地となり、経営母体は変わりながらも、営業を続けるまじめな遊園地である。

 ところで今なら、デパートの屋上で見かける「パンダカー」、つまりこどもに人気?のパンダの大きなぬいぐるみカーで、100円を入れるとゆっくり動く乗物だが、浅草の《花やしき》が発祥の地。でもなんで浅草にパンダなのだろうか。(パンダは上野?)〔※イラスト:浅草花やしきさん提供〕

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《隅田川》花見に行こう!!

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 浅草・隅田川・隅田公園。今年は、桜の開花宣言(東京3月24日)から1週間以上、随分待ちましたが、ようやく満開に近づいてきました。4月に入り気温が平年並みに近くなったせいで、八分咲きといったところ。今週末から来週、水曜日頃までが見頃です。

 すでに平日の昼間からブルーシートで陣地をつくって、飲み始めているグループや夜に備えて場所とりの方々の姿もあります。日あたりのよい所の桜は、もう一歩で満開になりそうです。人出が多くなりました。(平成21年4月2日撮影)

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《愛のままで・・・》花岡優平さん、本人歌唱のCD発売

 浅草のレコード屋さんの前を通りかかったら、どこか聞き覚えのある曲が流れていた。《愛のままで・・・》を歌う花岡優平さんの声だ。店先のポスターを見て納得。

 大注目!! 大ヒット中!!秋元順子の「愛のままで」の男性バージョンです。

 男性キーなので声の低い女性も男性も唄えます。

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 思わず店に飛び込み、このCDを買ってしまった。(KICM30199 KING RECORDS、2009.3.25発売)お店のお姉さんが親切で、音量を上げて店中に曲をかけてくれた。

もちろん作詞・作曲は、花岡優平さんだ。さらっと歌っているが、心にしみてくる。

 秋元順子の原曲は、Am(エーマイナー)だが、花岡優平さんは少し下げてE♭m(イーフラットマイナー)のキーだ。これなら最高音階でもEとかF♭なので、なんとか男性でも声を張り上げれば歌える。

 やはりこの曲は、サビの部分の歌詞がよい。

ああ この世に生まれ 巡り逢う奇跡

すべての偶然が あなたへとつづく

そう 生きてる限り ときめきをなげかけて

愛が愛のままで 終わるように・・・

 実際には、「愛は愛のままで」終わることはない。男と女の愛の終着駅は、ほんのささいな心のすれ違いで生まれる悲しみや憎しみの別れが多い。この歌は、花岡優平さんの実体験だそうだ。離婚を経験し、その後、好きになった人に捧げたという。もちろん歌詞だけでなく、切なくやさしいメロディーもハートに響く名曲である。

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《ムール貝とフレンチ・フライ》添乗員のタマゴたち【その2】

Photo_2   翌日の朝、タマゴのA男、B助、C夫の3人が、朝食レストランの入口にスタンバイしていた。彼らは手づくりの「今宵 パリのディナーをあなたと・・・」などという案内文を参加者に配っている。なるほど、オペラ座界隈の名の知れたシーフード・レストランである。よくもまあ、短時間で見つけ、交渉したものだと感心する。

 しかし驚いたのは、夕方決められた時間にレストランに赴(おもむ)いてからだ。

確かに店の2階が「貸し切り」だ。メニューは、なんと各自にバケツ盛りの「ムール貝のワイン蒸し」とボールに山盛りの「フレンチ・フライ(フライド・ポテト)」、そしてパンである。そしてデザートには、やや小さめのティラミスが用意されていた。

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 フランスの「ムール貝のワイン蒸し」は、一人前で直径15㎝ほどのバケツ的などんぶりに入っている。かなりの量だ、ムール貝をまずバターとオリーブオイル、香草類のニンニクやエシャロットで炒め、白ワインで蒸したものだ。『ムール・マリニエール』と呼ばれるフランスやベルギーの郷土料理といえる。つけ合せは、これまた大量のフレンチ・フライ(つまりフライド・ポテト)である。フランスではフリット(Frite)という。いわばこのポテトのフライが、ごはんやパン代わりだ。

 しかし、通常のツアーでは、格式ばったフランス料理は用意しないまでも、「前菜」として、まずスープかサラダ。「メイン」が肉か魚、続いて「デザート」の皿という、3ディッシュが一般的だ。それに「ムール貝のワイン蒸し」は、庶民的なカフェや居酒屋風ビストロで出される料理だ。これを夕食のメインに据えた添乗員のタマゴたちには、脱帽である。ボリュームも申し分ない。ムールの山とポテトの山で、間違いなく満腹。

 タマゴ君たちに、どこで調べてこのレストランに決め、ムール貝料理にしたのかを尋ねてみた。すると彼らは、昼間のパリ市内観光研修中にバスで立寄った、オペラ通りの日本人経営の免税店に再訪し、日本人マネジャーに話をつけ、このレストランを手配してもらったそうだ。もちろん下見に行き、安い予算の範囲内で交渉してメニューを決めたそうだ。レストランの支配人によれば、フランス名物「モンサンミッシェル産のムール貝」だそうだ。確かに郷土料理のようなものだ。

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 いや、待てよ。ムール貝の旬は夏場の7、8月のはずだ。冬場の12月から4月頃が産卵期でムールの身はやせ細り、この旅行を実施した3月には、出荷されないはずなのだ。なるほど、冷凍の「ムール貝」だ。だから安くできたのかもしれない。だが、決してまずくはなかった。質より量の「添乗員のタマゴたち」。

(写真はすべてイメージ:ムール貝ワイン蒸し、フレンチ・フライ、モンサンミッシェル)

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