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2009年7月の24件の記事

ご近所グルメ 浅草《いさりび》握りは1貫づつ

《いさりび》で、ほっとひと息。勘定を心配することもない。

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青柳(アオヤギ 北海道産)。赤ピンク系の色合いもよい。

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赤貝(大分産)。なかなか歯ごたえがよい。

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新子(シンコ 熊本産)。六匹付け。小さな小さなコハダだ。

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鯵(アジ 沼津産)。さすがに静岡・沼津は大ぶりで濃厚な味。

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刺身は、炙り〆サバ(松輪産)と時鮭(北海道根室産)。サケはとくにうまい。

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池袋パルコのディスプレイ《KLMと天野タケルのコラボ》

 ユニークなパルコのディスプレイだが、最近は「EDIFICE」(お店)のもので、なんと航空会社のKLM航空が就航している世界の都市の中から選ばれた「都市」を、人気デザイナーの天野タケルさんデザインのものを紹介している。

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EDIFICEの紹介から)

旅をキーワードに“CITY OF LOVE!”と題し、人気アーティスト天野タケル氏・KLMオランダ航空・North,East,South,West,ラインとのトリプルコラボレーションがスタート。KLM航空の就航都市の中から、EDIFICEが独自の視点で選んだ世界の様々な都市をPICK UPしたスーベニールTシャツを製作しました。EDIFICE15周年・KLM90周年のこの時期限定のスペシャルな1枚をぜひ。

 なんだか、「ブルーマン」かと思ったらTシャツの宣伝。なかなか面白い。

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エディフィスのHP(ここにTシャツの詳細が紹介されています)

http://style-cruise.jp/feature/090710/

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《グッドラック カレー バーガー》東武特急スペーシア車内限定弁当

 浅草と東武日光、鬼怒川温泉間を走る東武鉄道の特急スペーシアでしか、食べられないお弁当がある。弁当といっていいのか、ピタパン、ライスバンズに様々な惣菜をはさんで食べるものだ。味はともかく、とっても楽しくなるものだ。

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 具材は、湯波コロッケ、ベーコン、かんぴょうタルタルソース、プチトマト、サーモン、れんこん・きゅうり・みょうが、おからメンチカツ、レタス、鶏照焼、ブルーチーズ豆腐、とうもろこし。運気をあげるために、自分で好きなように具材を選んで、パンにはさむ。仕上げに日光金谷ホテル特製の「百年カレー」ソースをかける。880円。

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 八角形の包装を開くと、中は鮮やかな黄色。幸運の色だ。広げると、かなりの大きさになり、車内では実に食べにくい。若い人には、ボリューム不足かもしれない。特別においしいものではないけれど、話題性は十分。ライスバンズは、時間が経過すると硬くて歯が立たないので、お年寄りにはきびしいが、内容的には、栃木の地産地消で、湯波

(日光のゆばは「湯葉」ではなく、「湯波」)、かんぴょう、鶏など「こだわり」が見える。

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 販売列車は、限られているが、10月1日まで販売中だ。正式には、『口運(こうふく)バーガー GOOD LUCK CURRY BURGER』。運気が上昇するかどうかは、あなた次第だが、話のタネにお試しあれ。楽しくなることは、間違いない。

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ご近所グルメ 浅草《喜多方ラーメン 坂内》の「和風冷しラーメン」

 チャーシューと独特の平打ち麺、あっさりしょう油味の《喜多方ラーメン 坂内》。夏場は「和風冷しラーメン」がおすすめである。茹でた麺は、ささっと流水にさらす。スープも冷してあるが、鶏がら魚介系の本物を冷してある。

 どんぶりに氷を浮かべてある。スープもうまい。具材は意外にシンプルで、メンマと刻み長ネギのみ。チャーシューは、別盛だ。真夏の時期には、こんな「冷し」もいいものだ。680円。

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ご近所グルメ 浅草《いさりび》シンコの握り登場

 7月はじめから出始めた「シンコ」(新子)が、ようやく落ち着いて、市場に出回るようになった。そこで、《いさりび》の大将に、握っていただく。シンコは、5㎝程度のコハダ(小肌)の幼魚。成長するにつれ、シンコ→コハダ→ナカズミ→コノシロと名を変える出世魚だそうだ。

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シンコ(熊本産)。小さいので五尾(5匹)づけ。脂もなく、コハダとは、まったく別の味わいだ。しかし、うまい。1貫400円。あっさりしている。

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新サンマ(北海道厚岸産)。鮮やかな光沢だ。うまい。

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〆サバとホタテ。鯖は、松輪産のゴマサバである。ホタテは三陸産。旨みたっぷりだ。

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シコシコと歯ごたえのある石ガレイ(常磐産)。

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なお、つまみに「生タコ」(北海道産)の刺身。もみじおろしとポン酢とかぼす・塩で食す。やわらかい一方でコリコリだ。美味。

 

 

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《星野くんの二塁打》を読む③【原文】

 郡内少年野球選手権大会の日どりは、さしせまっていた。だから、星野たちのチームは、自分の地区からの出場権をかくとくした試合のあくる日も、練習を休まなかった。選手たちは、定められた午後一時に、町のグラウンドに集まって、やけつくような太陽の下で、かたならしのキャッチボールをはじめた。

 そこへ、監督の別府さんがすがたをあらわした。選手たちは、別府さんのまわりに集まって、めいめい、ぼうしをぬいで、あいさつをした。

 キャプテンの喜多は、いつものとおりに、打撃の練習をはきめるものと思って、バットを取りにいった。別府さんは、喜多からバットを受け取ると、

「みんな、きょうは、少し話があるんだ。こっちへきてくれないか。」

といって、大きなカシの木かげにいって、あぐらをかいた。

 選手たちは、別府さんのほうを向き、半円をえがいて、あぐらをかいた。

「みんな、きのうは、よくやってくれたね。おかげで、Rクラブは待望の選手権大会に出場できることになった。おたがいに喜んでいいと思う。ところで、きのうのみんなの善戦にたいして、心からの祝辞をのべたいのだが、どうも、それができないのだ。」

 補欠も入れて十五人の選手たちの目は、じっと別府さんの顔を見つめている。別府さんの、おもおもしい口調のそこに、何かよういならないものがあることを、だれもがはっきり感じたからである。

 別府さんは、ひざの上に横たえたバットを、両手でゆっくりまわしていたが、それをとめて、静かにことばを続けた。

「ぼくが、監督に就任するとくに、きみたちに話したことばを、みんなはおぼえてくれているだろうな。ぼくは、きみたちがぼくを監督としてむかえることに賛成なら、就任してもいい。町長からたのまれたというだけのことでは、いやだ。そうだったろう、喜多くん。」

 喜多は別府さんの顔をみて、強くうなずいた。

「そのとき、きみたちは、喜んで、ぼくをむかえてくれるといった。そこで、ぼくは、きみたちとそうだんして、チームの規則をきめたのだ。いったん、きめたいじょうは、それを守るのが当然だと思う。また、試合のときなどに、チームの作戦としてきめたことには、ぜったいに服従してもらわなければならない、という話もした。きみたちは、これにもこころよく賛成してくれた。それで、ぼくも気持ちよくきみたちと練習を続けてきたのだ。おかげで、ぼくらのチームも、かなり力がついてきたと思っている。だが、きのう、ぼくはおもしろくない経験をしたのだ。」

 ここまで聞いたとき、「これは自分のことかな。」と、星野はかるい疑問をいだいた。けれども、自分が、しかられるわけはないと、思いかえさないではいられなかった。

 -----なるほど、ぼくは、きのう、バントを命じられたのに、かってに、打撃に出た。それはチームの統制をやぶったことになるかもしれない。しかし、その結果、ぼくらのチームが勝利を得たのではないか・・・・・・。

 そのとき、別府さんは、ひざの上のバットをコツンと地面においた。そして、ななめ右まえにすわっている星野の顔を、正面から見た。

「まわりくどいいい方はよそう。ぼくは、きのう星野くんの二塁打が気にいらないのだ。バントで岩田くんを二塁へ送る。これがあのとき、チームできめた作戦だった。星野くんは不服らしかったが、とにかく、それをしょうちしたのだ。いったん、しょうちしておきながら、かってに打撃に出た。小さくいえば、ぼくとのやくそくをやぶり、大きくいえば、チームの統制をみだしたことになる。」

「だけど、二塁打を打って、Rクラブをすくったんですから。」

と、岩田がたすけぶねを出した。

「いや、いくら結果がよかったといって、統制をやぶったことに変わりはないのだ。

・・・・・・いいか、野球は、ただ、勝てばいいのじゃないんだよ。健康なからだをつくると同時に、団体競技として、協同の精神をやしなうためのものなのだ。ぎせいの精神のわからない人間は、社会へ出たって、社会を益することはできない。」

 別府さんの口調が熱してきて、そのほおが赤くなるにつれて、星野仁一の顔からは、血の気がひいていった。選手たちは、みんな、顔を深くたれてしまった。

「星野くんはいい投手だ。おしいと思う。しかし、だからといって、ぼくはチームの統制をみだした者を、そのままにしておくわけにはいかない。」

 そこまで聞くと、思わず一同は顔をあげて、別府さんを見た。星野だけが、じっとうつむいたまま、石のように動かなかった。

「ぼくは、こんどの大会に星野くんの出場を禁じたいと思う。とうぶん、きんしんしてもらいたいのだ。そのために、ぼくらは大会で負けるかもしれない。しかし、それはやむをえないことと、あきらめてもらうよりはしかたがない。」

 星野は、じっと、なみだをこらえていた。

 ----別府さんのことばは、ひとつひとつ、もっともだ。自分は、いままでいい気になっていたのだ。

 かれは、しみじみと、そう思わないではいられなかった。

「星野くん、異存があったら、いってくれたまえ。」

 別府さんのことばに、星野は、なみだで光った目をあげて、はっきりと答えた。

「異存ありません。」

 別府さんを中心とした少年選手たちの半円は、しばらく、そのまま、動かなかった。

 ぎらぎらする太陽の光線が、人かげのないグラウンドに、白くはねかえっていた。

 *****************************************************************************※吉田甲子太郎(よしだ・きねたろう)作、『星野くんの二塁打』大日本図書より

 チームの「統制」を破った星野くんは、ペナルティーとして選手権大会への出場は禁止された。「団体」の中で「統制」を乱す者は許されない。「団体・チーム」のために、個人は「犠牲」になることもある。このあたりが、ポイントだろうか。

著者の吉田甲子太郎(よしだ・きねたろう)氏は、明治生まれの、一時代前の児童文学作家、英文学者である。(1894~1957)中学教師から明治大学の教授になった。

内容が「戦争」の時代を思い起こすような部分も多分にあるように思う。はたして、いまの時代に「どうなのか」とも思う。

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《星野くんの二塁打》を読む②【原文】

 Tクラブの投手は、なかなか投げない。バッテリー間のサインは、しんちょうをきわめた。

 やっと、サインがきまって、投手がプレートをふんだ。

 ランナーの岩田は足の早い選手ではなかった。だから、なるべく塁からはなれて、走塁に有利な態勢をとろうとした。

 投手は、ランナーのほうにも、じゅうぶん、注意をはらっている。

 ランナーは、じりじりと、塁をはなれはじめた。

 あっ、少し出すぎた・・・・・・。バッターボックスにいる星野がそう思うのと同時に、投手は一塁へ矢のような球を送った。あぶない。岩田は、すなけむりをあげて、塁へすべりこんだ。

 塁しんは、手のひらを下にして、両手をひろげている。セ-フ!あぶなく助かったのだった。一塁のコーチャーが、大声でランナーに何かいっている。

 岩田のはりきった動作を見ているうちに、星野の打ちたい気持ちが、また、むくむくと頭をもたげてきた。

 --------打てる。

 きっと打てる。

 確実にヒットが打てさえすれば、むりにバントをするにはおよばない。

 かれは、しせいを少しかえた。心もち、またを大きく開いて、左足を、ちょっとまえへ出した。とたんに、投手が第一球を投げこんできた。予想どおりのつりだま。しかし、星野のもっともすきな近めの高い直球・・・・・・。

 星野は、大きくふった。

 当たった・・・・・・。バットのまん中に当たったボールは、ぐうんとのびて、二塁と遊撃の間をぬくあざやかなヒットになった。中堅手が転てんするボールを追って、やっと、とらえた。そのまに、ランナーは、二塁、三塁。

 ヒット!ヒット!二塁打だ。

 R町の応援団は総だちになった。ぼうしを投げあげる気の早い者もある。

 ボールは、やっと、投手のグローブにかえった。

 星野は、二塁の上に直立して、両手をこしに当てて、場内を見まわした。だが、このとき、星野は、別府さんがにがい顔をして、ベンチからかれのほうを見ていることには、気がつかなかった。

 星野の一撃は、Rクラブの勝利を決定的にした。九番打者の氏原が、右翼に大飛球をあげ、それがぎせい打になって、岩田がホームインしたからである。

 Rクラブの郡内野球選手権大会出場は確定し、星野仁一は、この試合の英雄となった。

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*****************************************************************************※吉田甲子太郎(よしだ・きねたろう)作、『星野くんの二塁打』大日本図書より

 原文をたどってみると、自分が小学生の頃、教科書で読んだ「星野くん」の話が、実はかなり綿密に場面描写をしていることを知った。監督の指示に従わず、センターの頭を抜くツー・ベース・ヒットだ。そうか、星野くんは、ピッチャーだったのか、しかしバッティングは得意だったのか。次の打者が、ライトに犠牲フライを打って、岩田選手がホーム・インしたわけだ。

 何よりも「星野くん」は、星野仁一というフルネームだったのだ。

 さて、試合には勝ったが・・・、この話のクライマックスは、どう展開していくか。

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《星野くんの二塁打》を読む①【原文】

 当たりそこないの飛球が、ふらふらと遊撃手の頭上をこえていった。左翼手が、もうれつないきおいでつっこんできた。だが、球は、その一メートルばかりまえにポトリと落ちた。

 R町の応援団は、「わあっ。」と、わきたった。

 まったく、ひろいもののヒットである。

 R町の少年野球団、Rクラブは、一回に一点、二回に一点を入れて、二点の勝ちこしのまま、相手の、T市少年野球団、Tクラブを六回まで無得点におさえてきた。ところが、七回の表に、いっきょ、その二点を取りかえされ、同点に追いこまれてしまった。こうなると、Rクラブの選手たちは、追われる者の心ぼそさを感じないわけにはいかない。延長戦に持ちこまれそうな不安をいだきはじめていた。

 そこへ、七回のうら、Rクラブの最後の攻撃で、最初の打者、岩田が、安打で一塁に出たのだ。応援団が色めきたったのもむりはない。

 よし、ここで一点。その一点で、勝敗がきまるのだ。Rクラブの選手たちの顔は、急に明るくなった。郡内少年野球の選手権大会の、出場チームになることができるかもしれない。

 八番打者、投手の星野が、先のほうを四分の一ほど黒くぬった愛用のバットをさげて、バッターボックスへはいろうとした。だが、そのとき、伝令がきて、かれはベンチへよばれた。

 一塁では、ランナーの岩田が足をそろえて、ぴょん、ぴょんと、はねている。足ならしをして、走塁の準備をしているのだ。

 星野は、それをちらっと見て、ベンチへ行った。キャプテンの喜多と、監督をしている大学生の別府さんが、かれを待っていた。

「星野、岩田をバントで二塁へ送ってくれ。氏原に打たせて、どうしても確実に一点かせがなければならないから。」

 別府さんは、正面から星野の目を見て、はっきりといった。

 別府さんがそういうのもむりはなかった。きょうの星野は、投手としてはかなりできがよかったけれども、打者としては、ふるわなかった。投手ゴロひとつ、三振ひとつ、という不景気な成績だ。だが、星野は元来、よわい打者ではなかった。当たれば、そうとう大ものをかっ飛ばすほうだった。だから、かれは、この三回めの打撃で、名誉を回復しようと、ひそかにはりきっていたのだ。こんどは、きっと当たる。なんとなく、そういう予感を持っていた。それだけに、かれは、別府さんのことばにたいして、「はい。」と、すなおな返事がしにくかった。

 「打たしてください。こんどは、打てそうな気がするんです。」

「『打てそうな気がする』くらいのことで、作戦を立てるわけにはいかないよ。ノーダンなんだから、ここは、正攻法でいくべきだ。わかったな。さあ、みんなが待っている。しっかり、やってくれ。」

 ぐずぐずしているわけにはいかなかった。

「はあ。」

 あいまいな返事をして、星野がひきかすうしろから、キャプテン喜多のひくい声が、追っかけてきた。

「たのんだぞ。星野。」

 星野は、明るい、すなおな少年だった。人の意見にさからって、あらそうようなことは、このまなかった。しかし、きょうのバントの命令にだけは、どうしても服しにくかった。安打が出そうな気がしてならないのだ。バントのぎせい打でアウトになるのは、もったいない気がする。

 だが、野球の試合で、監督の命令にそむくことはできない。星野は、別府さんの作戦どおり、バントで岩田を二塁へ送るつもりでバッターボックスにはいった。

*****************************************************************************※吉田甲子太郎(よしだ・きねたろう)作、『星野くんの二塁打』大日本図書より

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ご近所グルメ 浅草《いさりび》一周年

 浅草の小さなお寿司屋さん《いさりび》が、21年7月17日で開店一周年。18日夜には、有志によるパーティーが開かれ、参加した。常連のみなさんから、「寿司」ではなく、普段この店で食べられないものを大将につくっていただいた。

 枝豆、きんぴらごぼう、ポテトのめんたいこ・チーズ焼き、鴨ロースト。

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きんぴらは、甘辛味でなかなかのもの。

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鴨ローストもうまい。ポテトをチーズで焼いたものは、完全に洋食居酒屋のつまみ。

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締めは、和風ラーメン。鶏がらや野菜で丹念にとったスープに、昆布・鰹節にサカナのアラでとっただし。あっさりしょう油味でうまかった。とりチャーシュー。

このほか、チャーハンもいただいだが、プロの味だった。(おいしくて写真なし)

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中高年のための 日光《戦場ガ原》ハイキング諸注意

 2時間半の戦場ガ原ハイキングといっても、なめてはならない。竜頭の滝や赤沼からスタートすると、最後にアップダウンのきついコースとなる。だから中高年の方々なら必ず、湯滝レストハウスから出発すべきだ。

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 また湯元から湯の湖、湖畔から歩き出すグループを見かけるが、この湯の湖から湯滝への40分から1時間の道は、無駄である。林の中ばかりで眺めも悪いし、悪路ばかり。疲れるだけである。

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 ハイヒールにスカートで戦場ガ原の木道を歩いている女性を見かける。とんでもないことだ。いつ足を滑らすかわからない。ヒールの靴やサンダルの女性は、ほぼ90%の確立で足をねんざする。ハイキング・コースといっても決してなめてはならない。戦場ガ原の中に入ると、携帯電話の電波も通じないから、何かあっても助けを呼ぶことはできないのだ。

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 ペットボトル(500ml)も最低、2本は必要だ。食料もエネルギー補給のため、おにぎりのほかに、バナナやチョコレートなどのお菓子類も持っていくべきだ。何があるかわからない。

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中高年のための 日光《戦場ガ原》ハイキングのすすめ

 久々に日光《戦場ガ原》を実踏してみた。そういえば若い頃は、小学校や中学校の林間学校の添乗員として、数十回も歩いたコースだ。自分が中高年の域に入り、どんなものかと思ったが、湯滝から赤沼への4.6㎞を2時間半ほどかけて歩いたが、別に無理のないコースだ。

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戦場ガ原コース)

 湯滝レストハウス12:00発→(1.5㎞30分)小田代橋→(0.5㎞10分)泉門池〔いずみやどいけ〕12:40~13:10お弁当→青木橋→(2.4㎞50分)→道標〔左・赤沼、右・龍頭滝・小田代〕→0.2㎞10分)→赤沼14:10着

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 湯滝を出てしばらく上りやアップダウンがあるが、一気に泉門池まで歩いた方が楽だ。昼食休憩は、30分ほど。できれば「おにぎり」がよい。後半は、ほとんど平坦なコースで、しかもこれぞ戦場ガ原といった景色のよい「自然研究路」なので、途中1、2回の休憩(3~5分程度)をとれば十分。分岐点の道標で、右に行くと石楠花橋〔しゃくなでばし〕があり、そのまま行けば龍頭の滝へ出られる。

 参考:道標→0.5㎞10分)石楠花橋→(1.2㎞25分)龍頭の滝

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 トイレは、このコースの出発地・湯滝レストハウス駐車場と赤沼にしかない。歩き出す前に必ず、用を足しておこう。参考にあげた龍頭の滝終着コースは、車道を横断するので、あまり趣きがない。赤沼まで歩いて、バスに乗ってもよいし、車道を10分下れば、龍頭の滝も近い。

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 整備された木道が設置されているが、足元はしっかり準備しよう。登山靴までは不要だが、トレッキング・シューズやスニーカーは必要。滑りやすい道もある。リュックで両手を開けておこう。

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 今回、事前にお弁当を手配しておいた。東武日光駅の「東武商事アクセス日光売店」で受け取れる。(予約0288-54-1440)「栃木こしひかり米 日光名物 山椒入り おむすび道中」500円。おむすびが3個と唐揚げ、タマゴ焼き、ウインナー、たくあんなど。お米が意外においしかった。(おむすびは梅干・鮭・山椒)

        おむすび道中(おむすび500)

        調整元:株式会社 油源

        栃木県日光市上鉢石町1028 TEL:0288(54)1627

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話題の《レモン牛乳》を飲みました

 栃木県へ出張。駅の売店で《レモン牛乳》を見つけ、さっそく購入。栃木弁の漫才師「U字工事」のネタで知った飲物である。なぜか栃木の人々には、なつかしいそうだ。2

 黄色と緑の紙パックで200ml入りの牛乳といった感じだ。130円。やたらと甘い。パッケージ横の表示で、よく成分を見るとまったく「レモン」は入っていない。無脂肪牛乳と生乳(50%未満)、砂糖。ぶどう糖、着色料、香料である。最近、成分表示もうるさくなってきているので、牛乳100%のものでないと「牛乳」ではないそうで、《レモン牛乳》とは表示できないようだ。だから「関東・栃木 レモン」と書かれている乳飲料。別にレモンの味はしない。なんだかパッケージの2個のレモンが、人間の顔のように思え、しかも笑っている。ほのぼのとしてくるから不思議だ。

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 元々は宇都宮市泉町のメーカー「関東牛乳」が、終戦後間もなく開発し、地元・栃木のロングセラー商品だったそうだ。2004年、関東牛乳が廃業後、「栃木乳業」が製造を引き継ぎ、「関東・栃木レモン牛乳」として復活。2002年の雪印乳業事件以後、表示を「関東・栃木 レモン」と変えて、栃木県内だけで発売をしているという。

        栃木乳業株式会社

        栃木県下都賀郡大平町川連432

        TEL:0282(24)8831

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またまたやられた《プールで、やく》としまえん

 昨年、夏の「としまえん」(東京都練馬区の遊園地)のプールの広告に感動した。

もりたたろべえ: 《冷し 温水》この夏一番癒されたポスター

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なんと今年もすばらしい。《プールで、やく》は、プ-ルサイドで日光浴をする、漫画家のやくみつるさんの姿。ここまでシャレがきくとなんだか楽しくなる。

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 流れるプールの元祖として、としまえんは有名だが、驚くべきことに昭和4年(1929)には、大プールと小プールが完成し、営業していたそうだ。実に80年の歴史だ。

 関東地方も本日、梅雨明けだそうで、これから水が恋しくなる季節。夏休みも、もう少しである。(写真:西武池袋線池袋駅ホームでポスターから撮影)

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ご近所散歩 ちょいと浅草《浅草寺》本堂大営繕

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 浅草寺の本堂が、ただいま大規模修理中である。今年21年2月からおよそ二年間、屋根瓦を中心に大規模な化粧直しだ。だからせっかく来たおまいりの方々には、ちょっぴり残念だが、観音様のご慈悲はかわらない。

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 本堂大営繕ご寄進受付。一口壱萬円。すばらしい記念品が付くそうだ。

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 宝蔵門。梅雨の合間の人出。

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 東京は最高32℃。しかし仲見世は屋根をオープンしているので、風が通る。

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ご近所グルメ 浅草《いさりび》新さんまと江戸前穴子

 浅草の小さなお寿司屋さんで、今年の初入荷「新さんま」をいただく。平成21年7月9日の朝、北海道根室から空輸され築地に入ったもの。さんまは、元々低水温を好む回遊魚で、この時期は千島近海、すなわち北海道で獲れる。8月から9月になると、南下して来るが、脂ものってきてどんどんおいしくなるそうだ。

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 新さんまの刺身。ほろ苦い「はらわた」を裏ごしした、肝しょう油につけると一味違う。コリコリ感もあり、職人の一手間がうれしい。(7月10日撮影)

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 新さんまの握り(根室産)。肝ものせてある。やっぱり刺身もいいけど握りもうまい。まだまだ貴重品だから、遠慮して握りは1貫。

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 江戸前穴子(羽田沖)の白焼き。塩とわさびでいただく。小振りだが身が締まっている。甘みもある。小骨はほとんど気にならない。職人の技。

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ご近所散歩 ちょいと浅草《ほおずき市》に行ってきました

 浅草の観音様では『四万六千日(しまんろくせんにち)』と呼ばれるのが、7月9日と10日。この日に参拝すると、その功徳が46,000日(約126年)分も得られるそうだ。つまり1日のおまいりで、大変なご利益(りやく)がある。なんでこの日が、《ほおずき市》なのか、諸説あって定かではない。芝の愛宕神社発祥説や「ほおずき」の薬効説、赤とうもろこしの「赤」に由来する雷除け説などだ。(興味のある方は、金龍山浅草寺のHPでどうぞ)

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浅草寺の本堂屋根が、大規模改修中なのが残念。四万六千日の横断幕。

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雲行きが少しあやしい。

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五重塔がみえる。浅草寺境内。

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風鈴がついて、1鉢2,500円。公定価格の「ほおずき」。

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粋なお姉さんが売り子なら、思わず買ってしまう?

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こちらは親子三代、少し粋なお姉さん?

 マスコミ発表では、各社で屋台の数と人出の数が違う。

《ほおずき市》の屋台は180190200250軒。人出は40万人と60万人。(産経新聞、毎日新聞)でも、確かに混み合ってはいるけれど、そんなにお客さんはいない。たぶん空模様がはっきりしないせいだろうか。

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ご近所グルメ 浅草《老上海》人気の酢辛味麺

 浅草は言問橋近くの、中国厨房《老上海(ろうしゃんはいOLD SHANGHAI)》へ行く。ちょっと入りにくいが店内は、シックな高級中国料理店の様相だ。赤坂の有名店で修業したオーナーが、下町に開店して、足掛け10年だそうだ。ランチタイムには、次から次へお客が来る。

 評判の特製「酢辛味麺(すからみめん)」900円を注文。普通でいう酸辣湯麺(サンラータンメン)だ。甘くてすっぱくて辛い。ドロッとしたとろみがついているので、なかなか冷めない。もとは四川料理だ。しいたけ・キクラゲ・たけのこなどの具材のスープに塩・しょう油・ショウガで調味し、酢や唐辛子(ラー油)を加え、片栗粉でとろみをつけ、仕上げに溶き卵を流し込む。甘酢がかなり効いている。豚挽肉と刻み長ネギもよい。中細麺が、やわらかすぎるが味はよい。

 このほか、ランチタイムにはつぎのようなメニューだ。特製担担麺900円、五目そば1,000円、五目焼そば1,000円、海老そば1,000円、チャーシュー麺900円、野菜湯麺800円、五目チャーハン1,000円、ニンニクチャーハン900円、レタスチャーハン800円、マーボー丼1,000円、餃子、ワンタン、シューマイなどもある。定食は週替わりで小海老のチリソーソ1,000円、豚の角煮900円、五目玉子炒め800円など。

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        中国厨房 老上海 OLD SHANGHAI

        東京都台東区花川戸2-16-1(浅草駅から徒歩10分)

        TEL:03(3843)1132

        営業時間/11:30~14:00 17:30~21:30 火曜日定休

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ご近所B級グルメ 浅草《日進》ひさご通りのつぶれない中華料理店

 浅草六区近くの「ひさご通り」にこの店はある。平日の昼間は、店が閉まっていることが多い。店構えも古く、いまにもつぶれそうなのだが、つぶれない。夜、近くまで行ったついでに思い切って入ってみた。

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 店には店長さんが一人、テレビをみていた。えっ?夜7時なのにほかのお客はいないし、店員さんもいないようだ。テーブルのメニューを見て驚く。休止というか、中止のメニューが実に多い。もやしソバ、かたい焼ソバ、やわらかい焼ソバ、うまにそば、かに玉そばなどが、二本線で消してある。(やる気がないのか、売れないのか、それならできるメニューだけ、書き直せばいいのに)

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 これまた思い切って「ラーメン」500円を頼む。なんだかモタモタしていて、随分時間がかかる。見た目にも濃い目のしょう油味だ。ナルトに、どす黒い焼豚とこげ茶色のメンマ、刻みネギがのっている。平打ちの中太麺は、「手打ち麺」らしいが、コシがない。おそらく麺を打ってからかなりの時間がたっている。スープもしょっぱい。

 しかしこの店はつぶれない。JRAの場外馬券売場に近いから土日は、満員になるのだ。別にもやしそばや焼ソバがなくても、競馬好きのおじさんたちは、酒があればよい。汚い店でも構わない。昭和の中華料理には間違いない。

        日進

        東京都台東区浅草2-15-3

        TEL:03(3841)6436

        営業時間・定休日:未調査(閉まっていることが多い)

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ご近所グルメ 浅草《利平》やっぱり「つけ麺」なら

 1年ぶりに「つけ麺」が食べたくなって、《利平》へ行く。(以前の記事)

ご近所グルメ 浅草《つけ麺屋 利平》その2「看板のつけ麺食べました」

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 辛味つけ麺の中盛(330g)を注文。ここは普通・中盛・大盛が、すべて同じ720円である。麺がうまくて、つけ汁もうまい。浅草でつけ麺を食べるなら、やっぱり《利平》しかない。

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しめは、おちょこのスープをもらって、濃厚なつけ汁に入れて飲み干す。満腹。

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ご近所グルメ 浅草《いさりび》幻の「小柴のシャコ」を握りで

 10年ぶりぐらいだろうか、神奈川は横浜「小柴のシャコ」に出会った。最盛期の20㎝級のものではないが、ややこぶりで5、6㎝のシャコ(蝦蛄)を握りで食べた。

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 シャコは腹にタマゴを抱えたメスが美味だが、今回はオス。横浜市金沢区の柴漁港で水揚げされたブランド・シャコである。1貫300円。ツメ(煮ツメ)を塗っていただく。

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その証拠に大将が、シャコのネタが10枚ほどのっていたプラスチックのカゴ(トレイ)を見せてくれた。ヨコ12、3㎝・タテ18㎝ほどのカゴだが、「小柴」とはっきり刻印されている。鮮度が命なので、獲れたらすぐ、塩で浜ゆでされたネタである。

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 そのほか、鯖は「ごまサバ」。腹のところにゴマをまいたように黒い斑点がきれいだ。通常は「真サバ」を使うが、ごまサバも脂がのっていた。もちろん〆鯖の握り。ごまサバは、細くて脂の乗りがもう一つの場合が多く、なかなか商品価値が低いようだ。東京湾近くの松輪産。

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 しめは、「かんぴょう巻き」だが、わさびをきかしていただく。甘辛に煮たかんぴょうにわさびが合う。これもおすすめである。

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ご近所散歩 ちょいと浅草《浅草寺 五重塔》の謎(その後)

 慶安元年(1648)、三代将軍・徳川家光によって再建された「五重塔」は、元禄五年(1692)・享保四年(1719)・明治十九年(1886)の修復を経て、明治四十四年(1911)に国宝の指定を受けていた。しかし残念なことに太平洋戦争の戦火により、昭和20年(1945310日の東京大空襲で、他の本堂・仁王門などの伽藍とともに惜しくも焼失してしまった。(浅草寺史より)

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 焼失した「旧国宝五重塔」は、それまでの本堂の東南の場所(本堂に向かって右側)ではなく、対称的な西南(本堂に向かって左側)の場所に、昭和四十八年(1973)、11月再建された。鉄筋コンクリート製で高さも以前より高くなった。なぜ、これまでとは反対側に五重塔が再建されたのか、このブログでも取り上げてきた。

 最近、地元の方からコメントの送信もあり、さらに浅草周辺で聞き込みをおこなってみた。結論からいえば、やはり昭和203月の大空襲で住む家を失った戦災者や浮浪者たちが、広大な敷地であった浅草寺境内に入り込み、バラックを建てて住みついてしまったため、浅草寺側もなかなか強硬手段に出ることができず、結果として、本堂に向かって右側には「不法占拠」のバラックがあり、立ち退かなかったため、再建場所を移動したようだ。仕方がないことだったかもしれない。

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 昭和史を撮ってきた写真家・石川光陽氏(19041989)の作品にも『浅草寺境内のバラック』(昭和23年)がある。文章が添えられ、「焼け出されて家族も行き場もなくした人々が、浅草寺の境内にまであちこちにバラックを建てて暮らしていた」とある。

(写真は昭和館蔵)

 浅草の昔を知る古老にきくと、昭和50年頃まで、浅草寺のまわりの公園にも勝手にバラックを建てて生活している人もいたそうだ。中には境内で靴屋や中古衣類を売る古着屋の仮設店舗をつくり、商売をやっていた人もいたそうだ。さらに、旧五重塔の敷地付近は、○○という右翼系の方が住みつき、居住権をタテに居座っていたそうだ。戦後の混乱は、たったいまから30年から35年前まで存在していたということである。

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《朝(あした)に道を聞けば》

 朝(あした)に道を聞けば、夕べに死すとも可なり(論語)

朝に人の生きるべき正しい道を、師匠から教えられ真理を悟ることができれば、たとえ心ならずも夕方に死ぬことがあっても後悔はしない。「道」とは、君子は君子たるべく、臣は臣たるべく、父は父たるべく、子は子たるべく、という人間が存在する真理のことだろう。

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 江戸時代の思想家・画家で有名な渡辺崋山(寛政五年1793~天保十二年1841)が、獄中から弟子の椿椿山に宛てた書簡(天保10年8月)の中に、『論語』のこの一節が引用されていた。崋山は幕府の蘭学や開国派を弾圧する目的の「蛮社の獄」で捕らえられ獄中にあり、その後赦免され国許に蟄居される。そして藩主に責めが及ぶことを憂慮しついには自害してしまう。

 弾圧の中で自分を失わず、自分は本来、海防の職(家老職)にあり、諸外国からの攻撃に備え、敵を知るために外国の文化や歴史、軍備などの知識を仕入れていたにすぎない。四方を海に囲まれた日本にとっては、いつまでも鎖国政策を推し進めていることは、当時の世界情勢に照らせば時代遅れとなることは間違いない。欧米諸国、ロシアは、日本よりはるかに先を進んでいる。そんな危機感をもつ崋山が、幕府を批判したとされ罰せられたようだ。しかし歴史の評価を待てば、崋山の思想はおよそ10年ほど先に進んでいただけのことだったから、悲しい。もう少し生きていてくれれば、幕末から開国の日本の流れも変わっていたのかもしれない。

 また渡辺崋山は、この弟子宛ての書簡に自作の歌も記している。獄につながれているときも蟄居幽閉の身にあったときも、実は老いた母親の身を心配していた。人間・崋山の心情を読み取ることができる。

 あさ縄にかかるうき身は 数ならず 親のなげきを とくよしもがな

(お縄にかかったわが身など、とるに足らないものだが、母親の嘆きを解く・取り除く手がかりもない)

(引用は『日本の名著 渡辺崋山 高野長英』中央公論社による)Kazan333_2

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ご近所グルメ 浅草《いさりび》で7月の旬を食す

 まだまだ東京では、梅雨が明けない。どんよりした空模様で、時おり小雨が降る。本当にうっとうしい。気分までめいってしまうが、そんな時は、行きつけの浅草《いさりび》へ。7月の旬を味わう。

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 刺身3点盛り。左から小肌(佐賀産)、赤貝(大分産)、マコガレイ(常盤産)。

マコガレイ(真子鰈)は、白身でシコシコしていて、脂ものっている。「冬の平目に夏鰈(カレイ)」と、いうそうだ。カレイは産卵を控え、脂を身にためる。夏が旬の魚でこれからどんどんうまくなるそうだ。

 赤貝はヒモの部分がうまいと思う。

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 《いさりび》特製の握りだが、「ウニ・イクラ」の軍艦巻きである。職人の技とアイデアがつくる。

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ご近所グルメ 浅草《喜楽》でキンキの煮付けに舌づつみ

 夕方、商談があり、浅草駅北口の小料理屋《喜楽(きらく)》へ。ここは昼食ではよく利用するが、夜は静かでよい。夏でも「おでん」が人気だが、やっぱり魚類の料理もなかなかのものだ。

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 おすすめの「キンキの煮付け」をいただく。甘辛に煮詰めてある。20㎝級だから3年ものかもしれない。キンキは深海に生息するカサゴ系の魚だ。脂ものっていて、身がやわらかい。背びれが多く、食べにくいのが難点だが、定番は煮付けの高級魚だ。

これで1,000円。満足の味だ。

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 このほか、おでんは、大根130円、厚揚100円。どちらも味がしみ込んでいる。コンビニ価格で「おでん」が楽しめるのも魅力だ。

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 なぜか、一口ピザ。うまかった。

(再録)

        お食事処 喜楽 (居酒屋)

        東京都台東区花川戸1-8-13

        TEL:03(3841)3447

        毎週日曜定休

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