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【江戸時代 寺社めぐり旅】村尾嘉陵《江戸近郊道しるべ》を歩く

  江戸時代、徳川御三家に次ぐ「御三卿 田安家・一橋家・清水家」に属する将軍家ファミリーの清水徳川家の武士・村尾嘉陵(むらお・かりょう)が、書き残した旅日記が残されている。

 作者の村尾嘉陵(宝暦10年1760~天保12年1841)は、在職中の48歳から75歳までの間に、江戸近郊の寺社や名所などを、日帰りで旅し、その記録をまとめていた。もちろん車や鉄道のない時代、旅は徒歩である。いまの皇居近く北の丸公園あたりにあった清水家の屋敷内の住まいやその後の日本橋浜町の社宅、そして麹町三番町に与えられた住居を出発する。

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 《江戸近郊道しるべ》(平凡社、『東洋文庫448』)によれば、目的地は「西の郊外」が現在の新宿・渋谷・豊島・杉並・世田谷・練馬に東京都下多摩地区。そのほか北、東、南の郊外地区で、都内に限らず埼玉県、千葉県、神奈川県川崎も含まれている。ほとんどが当時の観光スポットとして、庶民に人気の寺社めぐりや季節の草花をめでる旅である。

 村尾が旅した江戸近郊は、200年を経過して町並みや風景はかわっても、人々に大切に守られてきた寺社は、その地に残されていることが多い。もちろん火災や震災、空襲によって江戸当時の御堂や社は焼失した例も多い。そして敷地内の松やケヤキの大木も長い歳月の中では、枯れて代替わりをしているはずだ。そこで、おもに文化・文政そして天保年間(1807から1834年)の間に彼が、旅した寺や神社を中心に、実際に歩いてみようと思う。

・・・・・・・・・・と、いったことで、不定期になってしまいますが、『江戸時代 寺社めぐりの旅』を紹介していきます。

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コメント

たろべえさん 楽しみにしています。出来れば 歩くとどの位の距離なのか 教えて頂くと有難いですね。

投稿: 通りすがりの旅人 | 2010年5月12日 (水) 08時50分

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