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《セルジオ越後》さんに出会った!!

先日、観光庁や旅行会社、スポーツ関係者が集まる「スポーツツーリズム」の会合に出席した。偶然だが、サッカー解説者のセルジオ越後さんの隣の席であった。テレビで見るままの穏やかな方だった。

セルジオさんは、ブラジルに移民した日本人の両親のもとに生まれた。サンパウロPhoto で日系二世初のプロサッカー選手として、ブラジル一部リーグで活躍。その後。1972年日本へ。Jリーグ発足前のJFLリーグでは、藤和不動産(湘南ベルマーレの前身)、永大産業の選手、指導者を経てサッカー解説者になった。なかなか辛口だが、心のあたたかいコメントで知られる。

セルジオさんは、ブラジルと日本のスポーツ事情について興味深い話をされた。国の違い、文化の違いかもしれないが、日本のスポーツは学校の中でおこなわれている。教える環境で先生は存在するが、コーチはいない。しかも日本のスポーツは「種目スポーツ」である。社会人になっても企業スポーツといって「門の中」のスポーツだ。楽しむスポーツとはいえない。学校でも企業でも試合のない日は、練習をするしかない。ブラジルならスポーツ選手であっても、その地域で一般の市民と同じように複数の種目を楽しんでいる。本来、スポーツは選手のためにだけあるのではなく、人とのふれあいであり、楽しめればよい。

たとえば、回転寿司に入れば、お客さんは皆、黙って右を向いてお皿を待つ。カウンターのある昔からの寿司屋では、新鮮なネタを見ながら大将のおすすめを握ってもらう。カウンターのほかの客との会話もはずむ。要するに回転寿司には会話がないが、寿司屋には人とのふれあいがある。スポーツも同様に、本来は人とのふれあいの場であるはずだ。なるほど、セルジオさんの意見にも一理あると思った。

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またセルジオ越後さんは、2006年から「日光アイスバックス」のシニア・ディレクターを務めている。アイスホッケーは企業スポーツとして一時は隆盛を誇っていたが、このところ不景気の波に押され、各企業チームは撤退していった。現在、アジアリーグとなり、日本・韓国・台湾・ロシアの計7チームで細々とリーグ戦がおこなわれている。「なぜサッカー界のセルジオさんが、門外漢のアイスホッケーなのか」、就任当時から質問攻めだそうだ。「プロ意識を植え付けること」、「(日光という)地域密着型のスポーツ文化を継承させること」が、その理由だという。慢性的に資金不足のアイスバックスにあって、広告塔として、駆け回るセルジオさんだが、最近では日光市内に移住し、毎試合ベンチに入り、選手を激励するそうだ。ちょっといい話ではないだろうか。

(写真:日本スポーツコミッション提供、東武電車車内広告より)

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