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《日光街道》宿場を歩く【古河宿】その2

Photo_13  古河宿を歩く。どうやら町中にはうなぎ屋さんや鮒の甘露煮を売る店が目立つ。おそらく川や沼などの恩恵を受け、江戸の昔から続くこの地方の食文化に違いない。

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川魚料理・鰻の「武蔵屋本店」。日光街道の横山町にあるが、天保の時代には遊郭だったそうだ。風情ある建物は明治20年の建築。訪れたときには、改築中だった。(写真は改築前、提供:茨城県観光物産協会)蒲焼のタレは95年以上使っているそうだ。

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鮒の甘露煮の老舗、田村屋。良質の鮒(ふな)を醤油・酒・砂糖・水あめ等でじっくり炊きあげてあるそうだ。渡良瀬川をはじめ、中小河川や沼、池が多いこの地域では、多くの川魚が生息し、ここでとれる鮒を煮つけ、旅人にもてなしたのが始まりだという。

 さて古河宿では、とくに日光街道の「よこまち柳通り」に、風情のある商家の家並みが残っている。

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うなぎの武蔵屋(古河市横山町1-2-15)。店舗をリニューアル中だった。

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古橋タバコ店(横山町1-14-15)。

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小澤糀(こうじ)店(横山町2-4-6)。天然醸造手づくり味噌の店だ。

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野村邸(横山町2-4-7)。

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小料理?ひとみ(横山町3-2-1)。

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横山町2丁目の民家。

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大和屋薬局(横山2-5-8)

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民家(横山町2-17-9)。

 ここ古河宿にも由緒ある寺がある。古い町並みと歴史ある寺社を見ることが、街道歩きの楽しみでことは間違いない。いずれも立派な寺々で驚く。

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■長谷観音(古河市長谷町5-1)真言宗豊山派。明観山観音院長谷寺。

古河城の鬼門除けとして、明応2年(1493年)、古河公方足利成氏が鎌倉の長谷寺より勧請した。歴代の古河城主の祈願所。背丈2メートルあまりの十一面観世音菩薩立像が安置されている。日本三大長谷のひとつ。写真撮影に失敗。(写真:古河市観光協会こがナビ)

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■神宮寺(古河市横山町1-1-11)真言宗豊山派。真龍山。

本尊は不動明王。宝徳元年(1449)、良宥上人が鎌倉で開いた寺で、古河公方足利成氏に伴って古河に移った。室町時代の作である十一面観音座像がある。

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■正麟寺(しょうりんじ 古河市横山町3-6-49)曹洞宗。麟翁山。格式を感じる立派なお寺だ。古河城主・小笠原氏の開基。「新訳和蘭国全図」を著した鷹見泉石の墓がある。本尊は釈迦牟尼仏である。小笠原家は、天正18年、信濃松本から古河に移り、小笠原右近太夫貞慶が、古河領主となり、父、大膳太夫長時を菩提のために建立された。

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■本成寺(古河市横山町3-10-43)日蓮宗。長久山。

日光街道からいきなり山門になる。古河城主土井利益の生母(法清院殿)の墓がある。

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※日光街道、古河宿を歩いていて残念なのは、「古河宿日光道中道標」が、道路の拡張工事等の理由で撤去されていたことだ。また、脇本陣の太田旅館も最近、取り壊され広い駐車場にかわってしまった。年々、歴史のある宿場町が失われていくのはさびしい限りだ。

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