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《安政四年伊勢参宮道中記》を読む【その4】

1221日 金谷(静岡県島田市)→黒田(静岡県周智郡森町)約31km

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■この間に夜なき石があり、さよの中山(小夜中山)、あめの餅が名物である。

■日坂(静岡県掛川市)より一里九町。■馬喰村(同)。

■懸川(静岡県掛川市)より三里。ねぢがねや治郎右衛門にて昼食、100文。

宿場のはずれに秋葉山の鳥居がある。それより(道は)右に入り、細い道、切り通しが多い。それより一ツ川を四拾八瀬で渡る。橋代は三箇所で30文。

■森町(静岡県周智郡森町)より二里。ここはよい所である。

 

1221日、黒田(静岡県周智郡森町)より十五町、旅籠・坂井や八左衛門にて宿泊。宿泊代200文。

 

1222日 黒田(静岡県周智郡森町)→戸倉(静岡県浜松市天竜区龍山町戸倉)約37km

 

■み倉(静岡県周智郡森町)より二里。■小なら安(小奈良安、静岡県浜松市天竜区)より一里。この間に木田川があり船で渡る。一人12文。■いぬい(静岡県浜松市天竜区犬居町)より十四町。油屋兵右衛門にて昼食、72文。■坂下(静岡県浜松市天竜区)より五十町。

 

秋葉山(秋葉神社、静岡県浜松市春野町領家841)より五十町。のぼり50町、金属の鳥居、四つ灯籠も数が多い。金仏がある。右に経堂がある。秋葉山は南向きである。札買所(拝観券売場)より西に行くと鳳来寺へ行く道である。

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(秋葉神社社殿)

 秋葉山にお参りする「秋葉講」が、盛んになったのは江戸時代である。しばしば大火事がおこり、民は大きな損害を受けていた。そこで防火の神として、秋葉神社を信仰した。浜松市天竜区春野町に位置する秋葉神社は、正式名称を「秋葉山本宮秋葉神社」といい、全国に約400社を数える秋葉神社の総本宮である。火を司る火之迦具土大神(ひのかぐつちのおおかみ)を祭神とする。秋葉山に鎮座しており、山頂に上社、山麓に下社がある。とくに消防や火力発電などといった火を扱う仕事の関係者が、現在でも全国各地から秋葉山へと参拝に訪れる。(浜松情報BOOKより)

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1222日、戸倉(静岡県浜松市天竜区龍山町)より二十町。旅籠・柳屋銀介にて宿泊。宿泊代200文。

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