昭和の中華料理店《生駒軒》浅草雷門「タンメン」再考
《生駒軒》浅草雷門である。(東京都台東区雷門1-12-1、TEL:03- 3844-6853)
タンメンは、漢字では湯麺と書く。スープ麺の意味である。英語では、Vegetable Noodle Soupとなる。
生駒軒の「タンメン」は、前にも書いたが白菜は使わず、キャベツを使う。キャベツの方が年間を通して入荷が安定しているかららしい。このほか、野菜はもやし、ニラ、にんじん、長ネギなどだ。豚肉も入る。これらをささっと炒めて、鶏ガラベースのスープに合わせる。630円。
この塩味がよい。いかにもやさしい味だ。ラーメンではものたりない。野菜を採りたい。そんな時はタンメンに限る。
タンメンの歴史は諸説あるようだが、東京か横浜が発祥地とされているそうである。
また戦後満州から引き揚げてきた料理人が、現地の家庭料理の味を再現したのが、日本でのタンメンの始まりとも言われている。すでに日本の中華料理といえる。
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