カテゴリー「日記・コラム・つぶやき」の106件の記事

いつまで続く 旅館の《日本式宴会》

 日本が高度成長を続けていた頃、旅行業界は「団体旅行」をおもな収入源としていた。首都圏から近い温泉地には、多くの大型温泉旅館が建ち並んだ。週末ともなると、観光バスが何台も列をなしてたくさんの職場旅行(慰安旅行)や招待旅行のお客様を運んでいた。Gh

夕方、宿へ入ると団体のお客たちは、我先にと大浴場へ行く。大風呂の入口にはスリッパが無造作に脱ぎ捨てられ、脱衣所や洗い場は行列になった。ひと風呂浴びると、ぞろぞろと宴会場へ集合し、銘々がお膳にすわる。団体旅行のメインである大宴会が始まる。きちんと序列のある団体であれば、幹事があらかじめ席順を決め、上座には誰々が、入口近くには幹事が・・・などど、大忙しである。

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しばらくのざわざわの後、宴会が始まる。あいさつと乾杯の音頭。それでは酔わないうちにと、幹事が明日の朝食の時間と場所を案内し、出発時間を告げる。気のきいた団体なら、二次会の案内を入れる。さらに、部屋の冷蔵庫は個人会計になるので、明日出発前に必ず部屋ごとに清算を済ませるよう説明する。その後は趣向があれば、様々な出し物や隠し芸、ゲームなどに興ずることになるが、昨今の宴会は退屈なカラオケ大会へと変貌していく。無礼講とか、酒の上での話といいながら、人々は失敗することを恐れて、とりあえずは上役や上位の先生方の上座に、お酌の行列をつくる・・・。

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先日、鬼怒川温泉での会議で、『現代観光とホスピタチティ』や『現代観光総論』の著者であり、日本観光研究学会の会長も務めた、立教大学名誉教授の前田勇先生とご一緒した。先生はツーリズムも専門だが、長い間日本の観光産業の現場を見ながらサービスや問題点などを指摘し、多くの提言をおこなっている。

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前田先生のお話によれば、旅館に来て、温泉に入り、ゆったりした気持で宴会になれば、日本人ならやはりすわって食事をしたい。しかし宴会の畳に座布団を敷き、あぐらをかいてすわる形式だと何種類もの料理を配膳するのには、大変な労力が必要で、まさに農村の田植えと同等の疲れだそうだ。したがって宿の仲居さんたちは、高齢化すると腰や膝を痛めるのが常である。宴席前の準備から、温かいものを次から次へ提供する彼女たちの努力によって支えられているため、「日本式宴会」は続けられているのかもしれない。なるほど、うだうだしないで、さっと宴会は2時間で締めよう。片付けも田植えと同じ重労働なのだから。(写真:鬼怒川グランドホテル)

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《桃栗三年柿八年》

 「もも くり 3年、かき8年」は、くだものが実るまでの年数をいったもの。ご存知の《桃栗三年柿八年》に続き、「柚子(ゆず)は九年でなり下がる。そのあとは、なんと「梅はスイスイ十三年、梨の大バカ十八年、蜜柑(みかん)のバカも十八年、林檎(りんご)はニコニコ二十年・・・」と続くらしい。

 どうして梨や蜜柑が「バカ」なのかわからない。しかしいろいろと説があるようで、

梅は酸い酸い(すいすい)十三年、梨は大バカ十八年、りんごニコニコ十五年、

女房の不作は六十年、亭主の不作はこれまた一生・・・なんていうのもあるようだ。

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ご近所散歩 ちょいと浅草《リキシャマンスニーカー》と《獅子頭》

 浅草を歩いていると、なんだかおもしろい品物を売っている店もある。

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 人力車の「時代屋」さんの店先で発見。「足袋型シューズ リキシャマン・スニーカー」。4,500円。お祭りのときなどに履くものだ。それなら地下足袋(じかたび)でもいいと思うだが、たぶん動きやすいのだろう。4,500円が高いのか安いのかわからない。

■時代屋

東京都台東区雷門2-3-4

 TEL03(3843)0890

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 浅草寺、宝蔵門近く弁天山の「中屋」さんで発見。お祭り用品の販売店だ。獅子舞でつかう「獅子頭(ししがしら)」で、一尺の大きさ、35,000円。日常生活では置物にしかならないが、お神楽など郷土芸能には必要なものかもしれない。これもまた、高いのか安いのかわかならない。

■中屋

東京都台東区浅草2-2-12

 TEL03(3841)7877

 お祭りに縁のある浅草には、歴史と伝統を誇る《宮本卯之助(みやもと・うのすけ)商店》がある。御輿(みこし)、太鼓(たいこ)などを製造・販売するお店である。こちらにも獅子頭があるそうだ。機会があれば紹介したい。

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《お正月は列車でふるさとへ》JR東日本のあったかいCM

 最近、都内のJRの駅で見かけるポスターが好きだ。「お正月は列車でふるさとへ」と題したもので、上越新幹線(とき、たにがわ)バージョンと秋田新幹線(こまち)バージョンがある。なぜか心あたたまる雪の風景である。

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 実はラジオで、JR東日本が「お正月は列車でふるさとへ」のCMを流している。3種類あるようだ。これがまた、泣かせるストーリーなのだ。

1        お父さんの白い車編(東京で学生生活を送る娘の帰省)

私の実家は駅からそんなに遠くない。だから学校が休みに入って帰省するときは、

「駅に着いたら電話するね」っていってある。それなのにホームへ入る列車の窓からは、いつもお父さんの白い車が見える。暖房を効かせて30分も前から待っているって、お母さんが教えてくれた。そういえば、子どものころもいつも待っててくれたよね。

お正月は列車でふるさとへ。あなたの帰省を応援します、JR東日本。

2        おしゃべりな母さん編(東京で働く息子の帰省)

なぜか俺が田舎に帰ると、近所の人たちが冷やかしにやってくる。

「元気にやってるか」とか「仕事はどうだ」とか「彼女は連れてこないのか」とか。

どうやら母さんは、近所の人たちに息子のことをよく話しているらしい。だから久しぶりの帰省もかなり喜んでいたそうだ。いろいろしてやりたいけど、これがいまの俺にできる精一杯の親孝行だから。

お正月は列車でふるさとへ。あなたの帰省を応援します、JR東日本。

3        小さな布団編(東京へ嫁いだ娘が孫娘を連れての帰省)

娘を連れてはじめて帰省した去年の年末。娘のために敷かれた布団を見て驚いた。

それは私が小さいころ、寝ていたものだった。あんな昔のものがまだあるなんて思ってもいなかった。いつか孫にも寝てもらう日を楽しみにお母さんが大切にしまっていたみたい。底冷えがする夜なのに、ちょっとだけ、あったかくなったよ。

お正月は列車でふるさとへ。あなたの帰省を応援します、JR東日本。 

 

子をもつ親になってみると、はじめて親の気持がわかる。顔を見せてくれるだけで、とくに母親はうれしいものなのだ。だから母親はいつでも帰る所だと思う。そして母は、いつだって無条件にすべてを受け入れてくれる存在。たとえ世界中が敵であっても。

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ご近所散歩 浅草《錦秋の浅草寺》

 浅草寺の境内では、いちょう(銀杏)が黄色く色づいています。急がなくちゃ、散ってしまいます。

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 伝法院通り。

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 浅草寺、久米平内(くめのへいない)から二尊仏を見る

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 浅草寺、宝蔵門を見る

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紅葉の《鬼怒川温泉》

 栃木県鬼怒川温泉で会議があり出張。見事な紅葉である。

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鬼怒川温泉駅から。赤、黄、茶、緑と秋色の共演だ。

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上:金谷ホテル方面

中:駅を背に右側のダイヤルバスとタクシー乗り場方面

下:藤原文化会館方面

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焼酎《晴耕雨読》のラベル

 焼酎のブランド物《晴耕雨読》を飲む機会があった。季節柄、お湯割り。1杯600円。すっきりしていて甘みを感じる。芋焼酎はなんとなく苦手なのだが、こいつはいける。おそらく米麹のせいかと思う。そして瓶のラベルの漢詩が洒落ている。

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人生中年過 人生なかばを過ぎ

戴仕事重責 戴(いただ)く仕事の重責益々重く

一時忘浮世 一時のゆとりを求めたし

人生最高楽 人生最高の楽しみは

非栄達贅沢 贅沢(ぜいたく)栄達(えいたつ)に非(あたは)ず

齧煎豆罵倒 煎り豆を齧(かじ)り

歴天下英雄 歴史の英雄豪傑を罵倒する

呑晴耕雨読 酒と楽しむ読書にこそあれ

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(私の勝手な解釈は以下)

人生も中年を過ぎ 背負うべき仕事の重い責任に 

一時(いっとき)でも この浮世を忘れたくなることがある

人生最高の楽しみは 栄達(出世)や贅沢ではない

つまみにほんの少しの煎り豆を齧(かじ)りながら 

歴史上の英雄や豪傑をも罵倒するくらいの たいしたことはないなどと

自信をもって (本格芋焼酎「晴耕雨読」を呑む)

晴れた日には田畑を耕し 雨の日には家の中で書を読み

仕事のあとには酒を楽しむ

そんな悠々自適な 心のゆとりがもてる晩年を送りたいものである

Seikouudoku

有限会社 佐多宗二商店

891-0704

鹿児島県南九州市頴娃町別府4910番地

TEL/0993*38*1121 FAX/0993*38*0098

世の流れなんかには左右されない・・・

そんなあなたの生き方が似合う 佐多宗二商店のベーシック商品です。

●原材料/さつま芋、米麹(白麹)、米

●アルコール分25%

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ご近所散歩 ちょいと浅草《仲見世》の「紅葉」?

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 浅草の仲見世は、さすがに紅葉しません。イミテーションの赤や黄色のもみじでアーケードを飾っています。外国人や修学旅行生、お年寄りの参拝客など、いつもながらの人出です。

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《山手線》命名百周年記念ラッピング車両

 《山手線》と命名されたのは、明治42年(1909)10月12日だそうだ。これを記念してJR東日本では、当時の車両の色を復刻した車両、つまりチョコレート・カラ-の1編成を走らせている。期間限定で2009年9月7日から12月4日までだ。

 毎日のように《山手線》に乗っているが、偶然にもこれに乗り合わせることができた。スポンサーは明治製菓(明治チョコレート)だ。

 確かにこどもの頃、山手線は茶色だった。床が木製でドア付近の車内には、金属の柱(ポール)があったと記憶している。しかも「網棚(あみだな)」は、文字どおり太い糸で編んだものだった。この車両は「72系」といい、当時も国鉄の通勤車両のスタンダード型であったそうだ。

 「100年の歴史に乗りませんか」のコピーがあるポスターも興味深いが、駅のホームのチョコレートの横版ポスターも目を引く。こんな風な“遊び心”は、大歓迎である。

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《神谷バー》車内広告「夫婦喧嘩のルール」

 なかなかほのぼのとして大好きな《神谷バー》車内広告。最新作は、夫婦喧嘩(けんか)のルールについて、である。

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 なるほどと妙に納得してしまうのは、自分だけだろうか。

「いい人がいて、いい酒がある」神谷バーは、浅草駅前にある。

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